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ぼく、お月さまをぱくっとかじってみたい。きっと、おいしいだろうな? そこでクマくんは、お月さまにいくためにロケットをつくりはじめた。夏から秋とつくりつづけ、冬のある日、やっとかんせい。クマくんは、さっそくロケットにのりこんだが…。
登場人物は、クマくんとコトリさん。
お月さまをかじってみたいと思ったクマくんは
ロケットをつくりました。
ちょうど冬眠の時期に、絶妙のタイミングで!
クマくんはお月さまに行って(?)月を食べて(?)きました。
ちゃんと月からの生還を果たしてコトリさんにご報告。
『お月さま、おいしかった!』
薄い本で文字も少ないのに、この絵と雰囲気で、
宇宙の広さや時の流れを深く感じさせてくれる…。
クマくんのおとぼけが、
実はこのお話に重要なポイントだったのです。
感動しました。
自然なのに、狂いのない時間配分に、
アッシュの職人技を見せてもらいました。
ほんとにすごいと思いました。
クマくんは幸せ者です。 (かがやきさん 40代・ママ 男の子10歳、男の子7歳)
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