内容紹介元気でかわいくて、おしゃまな女の子モモちゃんには、子ねこのプーやコウちゃんという友だちがいます。モモちゃんは、夢の中でライオンと遊んだり、電車に乗って空を飛んだり、水ぼうそうになって、ママを心配させたりします。誕生から3歳になるまでのモモちゃんの日常生活を軽妙にスケッチした成長童話の名作。
著者紹介 ■松谷みよ子(まつたにみよこ)東京に生まれる。1951年、『貝になった子供』で日本児童文学者協会の第1回児童文学新人賞を受け、以来、『龍の子太郎』(1960年、第1回講談社児童文学新人賞、1962年、国際アンデルセン賞優良賞)、『ちいさいモモちゃん』(1964年、第2回野間児童文芸賞)、『モモちゃんとアカネちゃん』(1975年、第5回赤い鳥文学賞)と数々の賞を受けている。全集に『松谷みよ子の本』全10巻(講談社)がある。
画家紹介 ■菊池貞雄(きくちさだお)1936年、青森に生まれる。武蔵野美術大学西洋画科卒業。児童出版美術家連盟会員。作品に『ちいさいモモちゃん』『モモちゃんとプー』『モモちゃんとアカネちゃん』『ちいさいアカネちゃん』(講談社)『るすばん先生』(ポプラ社)等のさし絵や、絵本『ジャックと豆の木』(小学館)他がある。1982年没。
私が子供の頃から持っている本です。年齢とともに本から受けるメッセージは変わりますね。 子供の頃は、自分よりもっと小さいももちゃんのお話を読んで「かわいいなぁ」と思っただけだったのですが、大人になってからは松谷みよ子さん独特の世界(影を食べる鬼とか)に興味を持つようになって、そして、子供を授かった今は、ママやパパがとても身近に思えます。ももちゃんの成長もとても嬉しいです。
大人にとって、子供の頃に見た世界が思い出せる、貴重な本だと思います。
そうそう、それに、ももちゃんのママってワーキングマザーなのですよね。 我が家も共働きなので、とっても励まされます! (ケンとハンさん 30代・ママ 男の子1歳)
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