ADHD(注意欠陥多動性障害)とよばれる子どもの本人の視点から、分かっていてもコントロールできない本人の気持ち、認められほめられて落ち着けることなどを伝える絵本。
いのちのえほんシリーズ。このシリーズには、いろいろな命のあり方を考えさせてくれる絵本が、たくさん出版されています。
第14作目である子の絵本は、最近いろいろと話題になっている「ADHD」(注意欠陥多動性障害)の子どもこうたが、主人公。
「ADHD」(注意欠陥多動性障害)の子どもの目から見た、心の揺れ動きがとても丁寧に描かれている絵本でした。
それもそのはず、作者は養護学校の先生でした。
こういう絵本を少しでも多くの人に読んでもらいたいな。
蛇足ですが、このさとうとしなお氏とイラストのみやもとただお氏がペアを組んでいる別の作品「たっちゃん ぼくがきらいなの」(たっちゃんはじへいしょう)も、いのちのえほんシリーズから出ていて、お勧めです。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子4歳)
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