おさるのジョージは好奇心旺盛で、ひとまねが大好きです。ある日、黄色い帽子をかぶったおじさんがやってきて、帽子をそっと地面に置きました。ジョージはおじさんのまねがしたくて、その帽子をかぶってみます。何にも見えなくなり、その間にジョージはおじさんにつかまってしまいます。 おじさんはジョージがかわいくて、街の動物園に連れて行くことに。アフリカから船に乗って遠い国へとつれられていくジョージは、見るものすべてが珍しくて、次々と騒動を起こします。
全国劇場公開も決定した映画「おさるのジョージ」。原作となっているのがお馴染みベストセラー「ひとまねこざる」シリーズ。その中でもこの「ひとまねこざるときいろいぼうし」のお話がベースになっている様です。シリーズ第一作のこのお話、ジョージときいろいぼうしのおじさんとの出会いやなぜ動物園に連れてこられたのかが分かり、ちょっとすっきりします。突然環境がジャングルから都会に移り、好奇心旺盛なジョージのいたずら心はもう誰にも止められません。改めて読んでみるとジョージの無邪気な暴れっぷりが誰かさんに似てたりして(笑)、親子代々愛され続ける理由が解る気がします。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ジャングルに住んでいたこざるのジョージは,ある日,黄色いぼうしのおじさんといっしょに船に乗って,アメリカに来ました.何もかも初めてのことばかりで,ジョージは好奇心でいっぱいです.
私がこれを最初に読んだのは、小学生のとき。父親に連れて行ってもらった図書館で読みました。それからずーっと好きです。お話もこどものように無邪気で、何をしでかすかわからないはらはらどきどきの連続です。また、挿絵も温かくて大好きな絵本です。
もう、20年以上も大好きな本を自分の子供に読み聞かすことができて、とっても幸せに思っています。
聞いている子供の楽しそうな顔を見ると、私もこんな顔をしていたのかなぁと思ってしまいます。
この本を、娘が大きくなって、娘の子供に読んであげた時、またきっとその子も同じ顔をして笑うのでしょうね・・・。それって、とっても素敵なこと!!
この本は、みんなに幸せをくださる本だ!と、私は思っています。 (元気の素さん 30代・ママ 女の子6歳、男の子3歳)
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