『いただきバス』『いもほりバス』に続くバスシリーズの3作目です。 今度のバスくんとねずみくんは星空で大活躍。おりひめさまの願いを叶えるために、 力を合わせて奮闘します。おなじみのバスくんのだじゃれも満載です。 「絵本をまるごと楽しんでもらいたい」、作者の藤本ともひこ先生が絵本を作るうえで いつも大切にしていることです。ダイナミックな画面展開に加えて、ストーリーの要所要所に 子どもたちが参加できる遊びをたくさん入れています。カウントダウンをしたり、腕をぐるぐる まわしたり、よいしょよいしょとすいかを引っ張りあげたりと、聞くだけでなく全身を使って 楽しめる絵本になっています。ロマンチックな七夕伝説とは一味違った『たなばたバス』で 楽しい七夕を過ごしてください。
【著作者プロフィール】 ■藤本ともひこ(ふじもと・ともひこ)/東京生まれ。1991年講談社絵本新人賞を受賞。 毎週保育園では「造形あそび」「園外保育」をサポート。 絵本に『いただきバス』『となりのオジー』(鈴木出版)『すっぽんぽん』『しーらんぺったん』 (文/中川ひろたか・世界文化社)、ほかに『おひるねどうぶつえん』『おさんぽあそびハンド ブック』(鈴木出版)などがある。
これは楽しいたなばたの絵本ですねぇ〜。
藤本先生のバスくん”シリーズ3作目ですね。
七夕当日、今夜の天気予報は大雨。
空から織姫様の書いた短冊が降って来て、バスくんとねずみたちは織姫様を助けに出発です。
もう〜、バスくんの出発のダイナミックさ最高です。
ここは絵本を縦にしなくちゃね。
雨雲いっぱいの上空で奮闘するバスくんとねずみたちの様子に、読んでいておもわず力が入ります。
そして、ついには、あのねずみたちの作戦です。
おしりつんつんではなく、今回はおはなこちょこちょです。
この後の見開きの迫力にビ〜〜〜ックリ!そして爆笑しました。
これなら雲もふとっんじゃうでしょうね。
次の見開きは、かささぎの橋の上の彦星(牽牛)と織姫(織女)が会えたシーン。
よかった〜♪
でも、ここで終わらないのが、藤本先生なのです。
天の川で冷やしてあるものを、お礼にといただくんですが、ここからまた可愛い読者さんたちが大喜びのもうひと展開。
各見開きいっぱいの動きと迫力のある絵が、お話に惹きこんでくれます。
大型絵本もあるのかな?
あったらいいなぁ〜〜〜 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子16歳)
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