たいへんだ! 犬のろくべえが深い穴の中に落ちてしまった。早く助け出さないと死んでしまうかもしれない。どうしよう! 子どもたちは救出大作戦に……。
【一宮図書館 早川さん】 犬のろくべえが穴におちた!早く助けてあげなくちゃ! 子どもたちの救出劇です。子どものやさしさや、友情が伝わる一冊です。 せりふの端々に、関西ことばが感じられるのも楽しいです。
パパが子どもたちに読んでくれました。
私も夫も、灰谷健次郎さんが大好き♪(私が先生になりたいと思ったきっかけは、彼の小説「兎の眼」に感動したからです。でも、結局挫折しちゃったけど・・・。)
深い穴に落ちてしまった、犬のろくべえを救うために、5人の1年生が、頭が痛くなるほど考えます。
ろくべえの心細い気持ちや、子どもたちの何とか救い出してやりたい気持ち、それに比べて大人たちの無関心さ・・・灰谷さんの文章(関西弁が好きです♪)と長さんの絵が絶妙にマッチして、見ごたえのある絵本になっています。
それにしても、長男のきつ〜いひとこと、「母ちゃんたちって、すぐあきらめちゃうんだよなあ!」というのが、ひっかかります。
今年は、夢をあきらめずに、実現させたいです。
(ぼのさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳)
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