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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ちひろ。

ママ・40代・愛知県、女の子14歳 女の子12歳

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ちひろ。さんの声

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自信を持っておすすめしたい まあるい気持ちになれる  投稿日:2012/07/05
おっぱい
おっぱい 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
ぞうさんのおっぱい
たくさんのんで おおきくなぁれ
ねずみさんのおっぱい
たくさんのんで やさしいこになぁれ…

おっぱいと子どもたちを、優しく描く。
繰り返される「おっぱい」の響きに、まあるくあたたかい気持ちになれる。
子どもにも大人にも、読み聞かせにもおうち用にもオススメの良作。

年少から。
下の子が産まれるお兄ちゃん・お姉ちゃんにも。
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ふつうだと思う 自分から読みたいと言うまでは・・・  投稿日:2012/07/05
チリンのすず
チリンのすず 作: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
ある夜のこと、オオカミのウォーにひつじのまきばが襲われた。
こひつじのチリンのおかあさんは、チリンを庇って死んでしまう。
チリンは強いけものになるため、ウォーに弟子入りするが…。
『あんぱんまん』のやなせたかしによる絵本。


可愛らしい表紙とは裏腹のシリアスな復讐憚。
母も父も無くし、ひつじでもオオカミでもない「ものすごいけもの」になったチリンの姿は壮絶。
見返しのチリンがとても可愛らしいだけに、その落差がひどく刺さる。
恨みと復讐のやるせなさをひしひしと感じた。

文を見なくとも絵だけで話の流れがわかる構成はさすが。
しかし、果たしてこれを子どもに渡したものかどうか。
こういう話に引き付けられる子もいるとは思うが、自ら持ってきた場合以外はあまりオススメできない。
大人向けの絵本としたい。
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自信を持っておすすめしたい 兄弟(姉妹)を描いた良作  投稿日:2012/07/05
あさえとちいさいいもうと
あさえとちいさいいもうと 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
小さいいもうとと留守番をすることになったあさえ。
でも少し遊びに夢中になった隙に、いもうとがいなくなってしまい…。

『はじめてのおつかい』のコンビによる兄弟(姉妹)絵本の名作。

あさえの焦りの描写がすごい。
いもうとを見失った不安と緊張がひしひしと伝わってくる。
また、トラックや知らない男の人を子ども目線で見ると、こんなにも大きくて怖いのだなぁと改めて気づかされた。

1979年の発表以来、版を重ねて愛されている作品。

2歳の子に読んだが、あまりしっくり来ていない様子。
『はじめてのおつかい』は大好きで繰り返し読んでいるのだが、こちらはまだ早かったか。
もう少し大きくなったらまた読んでみたい。
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あまりおすすめしない 幼稚園が大好きな子だけになら  投稿日:2012/07/05
ようちえんいやや
ようちえんいやや 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 童心社
「ようちえんいくの いややー」
たけしくんが泣いている。
まなちゃんが泣いている。
みんなみんな泣いている。
なんで嫌なのかな?
いろいろな理由を持ち出して幼稚園に行くのを抵抗する子どもたちの本音を描いた絵本。

誰を対象とした作品なのかなー、と疑問に思う。
「ようちえんがいや」な理由は理解できるし、そんなことを言っていても子どもたちが園を楽しんでいるのも最後のページ・裏見返しでわかる。
でも、そこまでの「ようちえんいややー」の繰り返しと泣き顔の印象が強すぎる。

子どもには「幼稚園=嫌」と刷り込まれる恐れがあり、親にとっては幼稚園に行かせることに罪悪感を覚えてしまうのではないか。
未就園・園に通って日の浅い子どもに読むには注意が必要。

未就園の2歳児は読んだあとに「ようちえんいやー」と泣き真似をしていた。
先読みをしないで子どもに読んでしまったことが悔やまれる。
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ふつうだと思う 乗り物好きの子に  投稿日:2012/07/05
ぼくの きしゃ ポッポー
ぼくの きしゃ ポッポー 作: 市川 里美
出版社: BL出版
ぼくのきしゃが、ちゅうおうえきにはいりまーす!
カモにひつじ、おさるさん…とみんなを乗せた汽車は、椅子の鉄橋をくぐって出発進行。
金魚鉢の池ではカモさんを降ろし、絵画のポピー畑ではひつじさんが駆けていき…。
お部屋中を走り回る楽しい汽車の絵本。


優しいがしっかりした色使いで、おもちゃたちを生き生きと描く。
上から、横から、といろいろな目線からの絵で、汽車遊びの楽しさが伝わってくる。
またラストがよく、読後感が嬉しい。
乗り物好きの子にオススメ。


題材はごっこ遊びなのだが、「ぼく」の空想の中なのか、実際に汽車におもちゃを乗せて遊んでいるのか判然としないのが気になる。
どっちにでもとれるので、逆に話に入り込みにくいのが残念なところ。

あまり読み聞かせには向かない文なので、自分でorおひざで読む用に。
年長〜低学年向け。
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自信を持っておすすめしたい いじらしい上の子の気持ち  投稿日:2012/07/05
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 瀧村 有子
絵: 鈴木 永子

出版社: 福音館書店
お姉ちゃんになったなっちゃん。
お買い物のときにママと手をつなごうとしますが、ママはあかちゃんを抱っこしているのでつなげません。
なっちゃんはママのスカートを“ちょっとだけ”つかんで歩きました…。

お兄ちゃん・お姉ちゃんになった上の子の気持ちがテーマの作品。

お兄ちゃん・お姉ちゃんになった誇りと自立心、まだまだ甘えたい気持ち、それを我慢しようとするいじましさを、淡く優しい絵柄で描き出す。

ラストのなっちゃんの安心しきった表情にほっとする。

読んであげるなら3歳、自分で読むなら低学年から。
おうちでゆっくり読む用に。
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ふつうだと思う シュール!  投稿日:2012/07/05
トイレとっきゅう
トイレとっきゅう 作・絵: 織茂 恭子
出版社: 福音館書店
ある晩、おしっこに起きたぼく。
トイレに行くと、「きょうはトイレのえんそくだ」と便器が走って行ってしまった!
トイレを追いかけると電車が停まっていて…。

トイレがテーマのシュールな絵本。

地の文はなく、短い会話で話が進んでいく。
超展開&一見乱雑にも見える絵柄で大人には理解し難く好き嫌いが分かれるが、子どもにはすごくウケる。

トイレもおしっこするしっこ川…遠足はトイレの排泄の日だったのだろうか。

読んであげるなら3歳、自分で読むなら小学校低学年から。
「こどものとも」50周年記念出版作品。

2歳の子に読んだところ、「おしっこ!おしっこ!」と大ウケだった。
ただし、和式便器の絵はトイレと認識していない様子。
そういえば、家でも外出先でも、子どもが接するトイレは全部洋式になってしまっていることに気づいた。
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自信を持っておすすめしたい お料理といただきますのかわいい絵本  投稿日:2012/04/08
ぷくちゃんのいただきまあす
ぷくちゃんのいただきまあす 作・絵: ひろかわ さえこ
出版社: アリス館
ぷくちゃんのうちに、おじいちゃんとおばあちゃんからお野菜が届きました。
ぷくちゃんとお母さんは、一緒に野菜を洗ってスープを作ります…。
お料理といただきますのかわいい絵本。

お手伝いがしたい、色々自分でやってみたいという気持ちをよく汲んだストーリー。
こっそりつまみ食いをしてみたり、スープの完成が待ちきれなくて何度も「まだ?」と聞いてみたり、熱いスープをふうふうしたりと、等身大の子どもの姿がある。

絵柄はイラスト調で親しみやすい。

読み終わったあと、子どもと一緒にお野菜を洗う、ふうふうするなど、実生活にも楽しみが広がりそうな作品。

おはなし会よりもおうちでお膝で読む用に。

2歳の子に読んだところ、気に入ったようで何度も「もういっかい!」とせがむ。
野菜を洗うシーンでは「じゃぶじゃぶ、ごしごし、やりたい!」と自分のおもちゃのキッチンに野菜を洗いに行く。
スープをふうふうするとことでは、一緒にふうふうして「あつぅい」と言う。

自分でやりたい盛りの2歳頃からにおすすめの一冊。
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なかなかよいと思う ぎゅうっとしたくなる  投稿日:2012/04/08
ぎゅうって
ぎゅうって 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: ひさかたチャイルド
「あのね、ママにぎゅうってしてもらったんだ。」はるちゃんがいぬさんにいいました。
ぎゅうってどんなの?

ぎゅうをしてもらって嬉しい子どもの素朴な自慢と、「ぎゅうってこんなの?」と舐めたり飛びついたりする動物たちのやりとりがほほえましい安心の一冊。

読むとぎゅうっとしたく・してほしくなりそう。

最後にママにぎゅうっとしてもらったはるちゃんの喜びがよく伝わってくる。

1歳頃からのおはなし会にも使える作品。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの一日の生活  投稿日:2012/04/08
みんなでね 改訂版
みんなでね 改訂版 作・絵: まつい のりこ
出版社: 偕成社
みんなでね、おきたの。
みんなでね、まんまたべたの…

子どもの一日の生活に即した繰り返しの絵本。
ゾウやネコ、アリ、そして風船と、子どもたちの大好きな生き物(は)と一緒に一日を楽しむ様子が描かれる。

繰り返される「みんなでね」のあったかさが嬉しい。
自分では動けないはずの風船とかたつむりが、どうやってみんなと一緒に行動しているかに注目するのも大人としては楽しい。

小さいサイズの絵本だが、輪郭線がくっきりしていて分かりやすいので赤ちゃん向けおはなし会にも。
「まんま」「泣く」「おふろ」など理解し始めた1歳半頃からの子たちにおすすめ。
最後が「ねんね」なので、お昼寝や夜寝る前の一冊としても使える。
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