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”不思議”が心に残る本
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投稿日:2018/07/20 |
初めて読んだのは小学生の頃でした。
独特な絵と言葉の響き、世界観、すべてが不思議で、どこか不気味でもあり、忘れられなくなりました。
初めて表紙を見た時は奇妙なカガカガという生物が怖くて好きになれず、それでも気になり読んでしまいました。
物語の内容もまた奇妙で、恐ろしい気さえしました。しかし、きれい事や可愛いばかりの絵本とは異なるその本がそれ以来忘れられなくなりました。
生き物やそのあり方など、固定観念に縛られることない世界観に、他者の言葉や一般論に引っ張られそうになる自分の概念を柔軟に見なおすきっかけにもなるかもしれない一冊です。
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頑張って自分なりに楽しく生きていくこと
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投稿日:2018/07/19 |
0歳児にはまだ少し早いかもしれませんが、象とネズミの優しい表情と可愛らしい動きを感じさせる姿だけでも見せてあげたいと思い読みました。
色味は全体的に少し暗めのトーンでまとめてあるので、赤ちゃんの好みに向かないかな?とも思いましたが、うちの子はじっと絵を眺めながら聞いていてくれました。
とにかく象とネズミが可愛いです。
大きなまちで生きにくいだろうに、純粋に頑張って生きていることが感じられます。
頑張ってといっても無理してではなく、自分なりの人生の楽しみを見つけながら自分のペースで1日1日進んでいく姿は、読み終えた後に絵本の続きを想像させてくれます。
1歳、2歳と育っていく過程で何度も読んであげたいと思います。
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自分のこころに向き合う絵本
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投稿日:2018/07/19 |
子供に読むよりまず自身に読みたい絵本です。
文字数は多くないのですが、ひとつずつ言葉がしっかり意味を持っていて、
ずっしりと心に残ります。
愛おしいということを、綺麗な言葉で理解するのではなく、
多方面からの経験を思い起こして実感することのできる
すてきな絵本です。
そして何より色彩鮮やかで、かわいらしくも綺麗な絵が魅力的です。
現在0歳の娘にも読んであげると、大人しくじっと見つめていました。
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可愛い!死神くん
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投稿日:2011/05/20 |
死神くんがとても可愛いです!
優しい心を持っているのにそうとは思われない死神くんはいつも寂しそう。
ある日、明るくていい子のエルスウィーズをお迎えに行きます。
彼女の死神くんに接する態度に、死神くんは驚きながらも嬉しくて、幸せを感じます。
しかし死神くんは死にゆく人を迎えに行くのがお仕事です。
エルスウィーズは居なくなってしまうのです。
軽い流れはこうですが、あとは皆さま本をご覧になってみて下さい!
死神くんの年齢は設定されているのかは不明ですが、イメージ的に小学生ぐらいの子供に思えます。
「本当はこうしたいのに」「ああしたかったのに…」
うまくいかないことばかり、でも言葉で説明も上手にできない…
そんな子供の状況に似ているようにも感じました。
死神くんは最終的に自分の思った結果に近付く為の改善案を得ます。
また、はじめての友達も出来ます。
1人でいること、友達がいてくれること、とても大きな違いだと感じることができます。
子供への読み聞かせはとても良いと思います♪
絵も可愛くて飽きませんし、話もわかり易くて面白いです。
勿論大人用でも読み甲斐あります!
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心の隙間を持つ大人の絵本
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投稿日:2011/05/20 |
絵本の流れは淡々と流れる日常です。
その中で登場する2人の主要人物の心境の変化や街の様子、何もかもが素晴らしく鮮明に描かれています。
絵は鮮やかな色遣いで、とても奇麗です。
字がないのですが、それがまたこの絵本の雰囲気をより一層深めています。
内容的には、哀愁めいた雰囲気が強いのですが、読み終えた後は心に小さな灯がともったような、ホッとするような気持ちになります。
初めて読んだとき私は、絵本でこれほど人を感動させられるものだったのか、と驚愕しました。
絵が美しい上に字がないので幼い子供に与えるのも勿論良いと思いますが、
「いつも通りの今日」をお過ごしの大人の方は特に、是非この本を読んでみて下さい。
気を張り詰めてる時は肩の力を抜いてくれ、寂しい時にはホッとさせてくれる絵本です!
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ひきこまれる!!
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投稿日:2011/05/20 |
この本は14、5年程前に私自身が読みました。
当時の感動は細かく思い出せませんが、
ただ、感動と言うよりも衝撃といった方が正しかった気がします。
ストーリーは子供も入り込み易い、ゲームを基盤とした世界観なので、堅苦しい本が苦手な子供でも読み易いかと思います。
どう考えてもフィクションだとわかるのに、次の展開の結果を知るのが怖くて、ハラハラして、でも知りたくて。
個性豊かな登場人物達の必死に突き進む姿が、格好良くもあり、切なくもありました。
最終的にはたった一人残された少女はある決断をしなくてはなりません。
そこまで来るともうなんだか悲しいような怖いような気持ちでいっぱいでした。
読み終えた後はどっと脱力しました。
その後、何カ月間もずっとその本のことばかり考えていた気がします。
「小説の後、登場人物達はどうしたのだろう」
「もしあの瞬間、あの行動をとらなければ、いったいどういう未来になっていたのだろう」
「自分ならどんな決断をするのだろう」
などとばかり思考していました。
また、登場人物達は強い絆で結ばれているのですが、友情というよりも仲間といった感じでした。
自分の安穏とした日常と比較したりしながら多くのことを子供ながらに考えることができ、最高の本でした!!
私は今でも大好きで読み返しています。
大人の方も是非、手に取って見て下さい。
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3人
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