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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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kimiegangi

せんせい・60代・香川県

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kimiegangiさんの声

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自信を持っておすすめしたい 「る」からはじまるしりとり名人!  投稿日:2021/11/17
る 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: PHP研究所
「しりとりをしたことがある人」と聞かれたら、10人が10人「はい」と答えるでしょう。そして「る」の付く言葉が見つからず、頭の中で「る」がぐるぐる回った経験があると思います。
この絵本には「る」の付く言葉がたくさん出てきます。是非声に出して読んでみてください。さいとうしのぶさんの絵本は声に出して読むと何倍も楽しくなります。
絵の中にはヒントがいっぱい。細部まで舐めるように見ると「る」がいっぱい隠れています。私は「る」で始まり「ん」で終わるものを見つけました。絶対アレだと思いますが、続きは読んでからのお楽しみです。
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自信を持っておすすめしたい 進化した「ねこすけくん」シリーズ第2弾。今こそ「ネル」のだ!  投稿日:2021/05/07
ねこすけくんがねているあいだに...
ねこすけくんがねているあいだに... 編著: 木田 哲生 伊東 桃代
監修: 西野 精治
絵: さいとう しのぶ

出版社: リーブル
寝ることの大切さを説いた絵本ですが、ちっとも説教臭くないのは何故でしょう?
「ねこすけくん」とひつじの「ネルくん」との関西弁の軽妙なやり取りは、声に出して読むと漫才さながらの面白さです。
それに、何と言っても、さういとうさんのかわいらしく、隅々まで描きこまれた絵の力が素晴らしい!!
睡眠の効用を、あたまのなかの「こひつじ」たちの働きに例えて、子どもたちにも視覚的に理解できるようにしているところが、お見事です!!
コロナ禍で免疫力アップが最重要課題の今こそ、寝る前にぜひ親子で読み聞かせたい絵本です!!
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自信を持っておすすめしたい ねこの目線はこども目線  投稿日:2021/04/19
なぁなぁ、あそぼ〜!
なぁなぁ、あそぼ〜! 作: さいとう しのぶ
出版社: 岩崎書店
「みち〜」で、こどものいる世界を垣間見せてくれた「さいとうしのぶ」さん。
今回は「ねこの目線」からお話が広がる感動作です。
きっと、子どもたちにとって「あそぼ〜!」と、語りかけているのは、自分自身ではないでしょうか?
動物愛護の視点もさりげなく取り入れ、驚きの展開が!!
隅々まで丹念に描きこまれた絵は「さいとうワールド」の真骨頂です。
楽しい発見がいっぱい詰まっていて、ずっと見ていても飽きません。
何とも可愛い表情としぐさに、猫を飼いたくなってきました。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの世界が見える絵本  投稿日:2021/02/19
みち
みち 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: ひさかたチャイルド
公園で見かける小さな子どもたちは、何やらブツブツつぶやいたり、キャッキャッはしゃいだりしながら遊具で遊んでいるかと思えば、いきなり違う方向に走り出します。大人から見ると単なるごっこ遊びも、子どもはすっかりその気で、ママの声に呼び戻されるまでその世界の中にいるのですね。あとがきで「地面にかいた『みち』のわきに作者自身が絵を描いて姪と遊んだ実話からできた」ということを知り、なるほどと納得しました。どんどんのびていく「みち」の先に何があるのか、わくわくする楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 物と名前が出会う本  投稿日:2020/05/22
ちっちゃなつぶやき なぞなぞちゃん
ちっちゃなつぶやき なぞなぞちゃん 作: さいとう しのぶ
出版社: ポプラ社
子どもが言葉話し始めたら、ぜひこの本を読んであげましょう。きっと、ボロボロになるまで、繰り返し「読んで!」とせがまれることでしょう。
大人の手のひらに収まってしまうくらいの小さな絵本です。けれども、厚さは2cmほどもあります。
50個のなぞなぞと答えの絵が、1枚1枚丁寧に描かれているのですから、この分厚さは納得です。一体1枚にどれだけの労力を費やしているのでしょう?本物の特徴が手に取るようによく分かります。
ページをめくりながら「ああ、こうやって物の名前や特徴が、子どもの中で一つになっていくんだなぁ。」と感じました。
外出自粛が解除になり自由にお出かけできるようになる頃には、ここに出てくるものを見つけては指さして、名前や特徴を自慢げに話す子どもの姿に出会うようになりそうです。
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自信を持っておすすめしたい 次に入るのはだあれ?ワクワク  投稿日:2020/01/19
紙芝居 おはいんなさい!
紙芝居 おはいんなさい! 脚本・絵: さいとう しのぶ
出版社: 童心社
さいとうしのぶさん、初の紙芝居です。
おおなわとびに入って一緒にぴょんと跳ぶと、何かに変身しちゃいます。
紙芝居のセリフには「誰かさん、おはいんなさい」と、1回だけ書いていますが、一気に抜かずに一人入るごとに「誰かさん、おはいんなさい」を繰り返しながら少しずつ抜いていくと、ワクワク感がどんどん高まります。
魔法電機の冷蔵庫や電子レンジは、絵本を開くのと扉を開ける動作が同じになっていました。
大縄跳びには、紙芝居だからできる「少しずつ抜く」というのがぴったりです。さすがです。
最後に「めしあがれ」とそばに持って行くと、子どもたちは思いっきりぱくっと食べる真似をしました。
「美味しかった!!」という言葉に、口の中には本当に美味しい味が広がったのだと感じました。
大縄跳びに入るのがちょっと怖い子も「おはいんなさい」というと、楽しい気持ちで練習できるかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 昆虫語の和訳がステキ!  投稿日:2019/08/16
なずず このっぺ?
なずず このっぺ? 作: カーソン・エリス
訳: アーサー・ビナード

出版社: フレーベル館
ひらがなで書かれてはいるけれど、日本語が一つも出てきません。
でも、犬も英語で鳴くときは”Bow-wow“、日本語では「ワンワン」ですよね。
いったいこの絵本が、英語でどのように書かれているかは一度見てみたいものですが、英語の昆虫語なのでしょう。それが日本語の語感で見事に訳されています。
意味をなさない文字の羅列でありながら、声を出して読んだ時の音の響きで虫たちの会話や表情が生き生きと伝わってきます。
精緻で美しい絵を見るだけでストーリーがだいたい分かりますが、この昆虫語があるからこそ虫たちの世界を感じることができるのだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 白鳥になれるのは「みにくいアヒルの子」  投稿日:2019/08/13
ショッキングピンク・ショック!
ショッキングピンク・ショック! 文: キョウ・マクレア
絵: ジュリー・モースタッド
訳: 八木 恭子

出版社: フレーベル館
美しい花を見て「自分も美しくなりたい」と、鼻や口に種を詰め込んでしまうなんて、誰が思いつくでしょう?
エルザの種は、エルザ自身の中にあったのです。でも、「ショッキングピンク」の大輪の花をさかせることができたのは、その種が、どんなに抑え込もうとしても溢れ出る、強い才能の種だったからでしょう。
特別な花の種を内に持っている子どもは、大人の常識からはみ出す「みにくい子」なのでしょう。
そんな種を持つ子どもが、常識という枠に押しつぶされることなく花を咲かせることができるよう、子どもと一緒に多くの大人に読んで欲しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 子育ての必読書。ぜひシリーズ化を!  投稿日:2018/04/02
ねこすけくん なんじにねたん?
ねこすけくん なんじにねたん? 編著: 木田 哲生 伊東 桃代
絵: さいとう しのぶ
監修: 三池 輝久

出版社: リーブル
「ねこすけくん」と「うさちゃん」の漫才みたいなやり取りがとっても可愛いお話です。言葉や絵も大変分かりやすくて、小さい子どもたちにもしっかり「眠育」の大切さが伝わります。もちろん、読み聞かせる大人にも!
それだけでなく、心配してくれる友達、何でも話せる友達の大切さもほんわかと伝わってきます。うさちゃんのような友達が一人もいなければ、ねこすけくんは、登園できなくなっていたことでしょう。
先輩ママからのアドバイスで、私の息子たちは9時に必ず布団に入れて絵本を読み聞かせていました。子どもたちの成長に大切なことは、「寝る子は育つ」のように、子育ての先輩から受け継がれてきたのですね。
そういう文化が薄れつつある今、親子一緒に楽しく学べる絵本が欲しいと思っていましたが「ねこすけくんなんじにねたん?」は、まさにそのものズバリです。
これからも「にこにこえん」のみんなが次々と主役になって、子育ての不安を解消する「にこにこシリーズ」になるといいなと、勝手に夢をふくらませています。
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自信を持っておすすめしたい 「かくれんぼ」の替え歌で  投稿日:2018/04/02
どっきりかぞえうた ちょっぴりこわいぞ
どっきりかぞえうた ちょっぴりこわいぞ うた: 高木 あきこ
絵: さいとう しのぶ

出版社: リーブル
お話会で、お話とお話の間に歌うのにちょうどいい絵本です。
「ひとつ ひぐれの かくれんぼ」なので、「かくれんぼ するもの よっといで」のメロディーに乗せて歌ってみました。ぴったりです。やってみてください。
「ぶわっくしょん」のところは、思いっきりくしゃみしましょう。子どもたちが大喜びです。「おかえりは こちら〜」は、フェードアウトするように。
ページをめくるたび「あっ、あそこにおる!」「目が三つある!」と、子どもたちは小さな絵本に遠くから目を凝らします。
さいとうさんの絵本は、細かいところまでしっかり描かれているので、手にとってしっかり読みたくなるものばかりです。
帰りには、借りた本をしっかり抱えた子どもの姿がありました。きっと隅から隅まで見るんだろうな。借りられず、羨ましそうな子もいました。
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