星とキラキラ

ママ・40代・福岡県、男の子15歳 男の子10歳

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星とキラキラさんの声

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自信を持っておすすめしたい 蓄音機の犬、抱き締めたくなりました。  投稿日:2020/05/26
NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)
NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス) 作: 石浦 克
出版社: JVCネットワークス
あのレコード会社のロゴマークは、ニッパーのことだったんだ!
こころがじんわり温まりました。
蓄音機に耳を傾けている犬、というユーモラスなマークが、元は名画だったこと、蓄音機から聴いていたのは音楽ではなかったこと、悲しい別れがあったこと。そんな背景を知ると、なんて愛すべき犬、ニッパー!と抱き締めたくなりました。

ニッパーのひたむきなご主人への思いが、家族の幸せの時間を取り戻せたのでしょうね。
無心で一途な思いは、ちゃんと届いて、自分もみんなも幸せにすることもあるのだと思いました。

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なかなかよいと思う 宇宙人いるよ、と言いたい  投稿日:2019/12/01
うちゅうじんは いない!?
うちゅうじんは いない!? 作・絵: ジョン・エイジー
訳: 久保 陽子

出版社: フレーベル館
宇宙人がいるのかいないのか、大人でも、いない、なんて断言できません。サンタクロースと同じように、いるに違いないよ、と子供には答えています。

まさに、こういうことなんだよ、と言えるうってつけの絵本です。

子供は、宇宙人、ほらここにいる!ほらほら、いるのに!と『ぼく』に教えながらわくわく読み進めていきます。
自分の目で見えてなかったら、本当にはいない、と思ってしまいますね。
でも見えなくってもいたんだ!と、ひょんなことで宇宙人やっぱりいたの??と思わせるオチが楽しい絵本でした。

私としては宇宙人て、小さな箱を元通りにできるなんて器用ね〜と変なところで感心しましたが、子供も大人も十分楽しめること、請け合いです。
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なかなかよいと思う 面倒くさがりの息子がカエルくんに見えてきます  投稿日:2019/08/08
オレ、おおきくなるのいや
オレ、おおきくなるのいや 著: デヴ・ペティ
イラスト: マイク・ボルト
訳: 小林 賢太郎

出版社: マイクロマガジン社
暑い夏。
宿題の漢字やりたくない!好きじゃないごはんはいらない!脱いだ服片付けたくない!
 
男の子はどうしてあれもこれも嫌なんだろう、特に夏休みはこちらが参ってしまいます。

言うことを聞いてくれない息子に、えっ、どうして?の連続です。

カエルくんの、大きくならなくていいや、もそんな子供目線で読めば、なるほど、と思いながら楽しめました。

大人はいいなぁと思うことが少ないのでしょうか。カエルくんのように、大人もはしゃいで楽しそう、と思えば、大きくなることに向かって頑張ってくれるかな、なんて思いました。

現在面倒くさがりの9歳は、4歳の弟相手に競争するときだけすばやくなります。
だらだらの好きな息子、忙しい親を見て、こうなりたいと思ってくれるようにならないと!

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自信を持っておすすめしたい 大人もぐっとくる、子供と読みたい本です。  投稿日:2018/10/03
いっしょにのぼろう
いっしょにのぼろう 作: マリアンヌ・デュブク
訳: 坂田雪子

出版社: TAC出版
まだ山登りをしたことのない小さな息子たちと読みました。

山のてっぺんてどんな感じだろう、山登りは、最後がしんどくて、険しい山道を越えてのてっぺんの感動を子供たちはまだ知りません。


山登りと言えば、苦労の末の感動、と一言で言ってしまいそうですが、子猫のルルは、あなぐまのおばあさんから他にもたくさんのことを学びます。


困っている人(本では鳥)を助けたり、森の仲間に挨拶したり、一本道ではない山道の進みかたを考えたり…

山登りには、小さなルルが、これから学んでいくことが、盛りだくさんでした。これからの人生で大事なことをおばあさんは教えてくれているんだ、と大人の私が感動しました。

そして、おばあさんが、年をとって、山登りに行けなくなっても、なんの切ないこともなく、ルルが1人で山登りをし、新しい発見をおばあさんと分かち合います。


だれの心にも幸せな感動で沁みると思いました。
また、山道の絵も心癒されます。
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自信を持っておすすめしたい とにかく水玉のゾウがかわいくて、あったまるお話です。  投稿日:2018/08/15
ちいさなエリオット おおきなまちで
ちいさなエリオット おおきなまちで 作: マイク・クラトウ
訳: 福本 友美子

出版社: マイクロマガジン社
エリオットは、小さなゾウで、その小ささがもとで、不便を感じながら暮らしています。
この、小さなゾウは、子供だろうか、と思って読んでいると、私の小さな息子が、そう言えば、私がないない、と探しているものを、すばしっこく見付けてくれたことがあったなぁ、と思い出しました。

そんなとき、私が喜ぶのを見て、息子は自信にあふれた満足げな顔をします。
小さいからこそ、その目線で見つけられることはあります。

エリオットも、小さいからこそ、困っているネズミが目に入り、ネズミを助けてあげました。
新しい友達ができた喜びだけでなく、小さくたって、自分も誰かを助けられるし、またネズミにも助けてもらえた、という、幸せをかんじられるお話でした。
とにかくエリオットがかわいかったです。
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自信を持っておすすめしたい 子供っていとおしい、と思いました。  投稿日:2018/05/21
ちいさなあなたへ
ちいさなあなたへ 作: アリスン・マギー
絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 主婦の友社
 長男を出産したときの、主人からのプレゼントでした。

 子供を、毎日見ていると、その日々の成長に気付くことなく、いつの間にか大きくなっています。

 ある時、長男がついこの間まで好きだったものを指差して、ほらみて、と示してみたら、子供は、そうだね、とだけ言って、大して喜ばなくなっていました。

 また、長男はパンが好きで、両手に別のパンを持って、かぶりついていたのに、いつの間にか、一つだけを持ってゆっくり食べるように、なりました。

 いつの間に?
 
 そんな時にはいつもこの本を思い出してきました。

 子供が成長するのは、うれしいことなのに、母親にはどうして、こんなに切ないのだろうと涙します。
でもこれが、ありがたいことなんだ、子供が成長していき、親から離れ、母の方もそれを喜んで迎え入れる、そう思いたいと思いました。

 この本のおかげで、赤ちゃんの頃から毎日育ててこられて幸せにだったですし、これからもまだ、子育てを楽しめることに嬉しく思いました。
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自信を持っておすすめしたい 美味しそう、私も!と言ってしまいます。  投稿日:2018/01/05
おふくさんのおふくわけ
おふくさんのおふくわけ 作: 服部 美法
出版社: 大日本図書
おふくわけ、ということばは、あまり使わないけれど、いい言葉だなぁと思っていたので、題名をみて、ぜひ読みたい、と思いました。

子供と読んでみたら、思ったより面白くて、美味しい食べ物だけでなく、こんなに心が暖まる本を子供と読み合えたことがおふくわけのようだ、と思いました。

ほくほくにこにこのおふくさんたちに対し、赤鬼の登場はとても怖そうなのに、美味しいもの食べたさに、おふくさんたちにのせられて、料理する赤鬼がなんとも可愛らしくて面白いです。

鬼が鬼まんじゅう?と笑えますが、鬼まんじゅうの様子が鬼のかなぼうみたいだから、というところは、なるほど、とすっきりしました。

作者の方のコメントのとおり、みんなで分けあうと、おいしいねが、2倍、3倍にふえるのですね。美味しいものを一人占めしようとする次男に教えてあげなくては!
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なかなかよいと思う 次々ページをめくりたくなってしまいます  投稿日:2018/01/04
ぱかっ
ぱかっ 作: 森 あさ子
出版社: ポプラ社
卵から出てきたのはひよこさん。

でもページをめくっていくと、当たり前ではない、あれあれ、と次々出てきます。
思いがけないものなのに、子供が好きなものなので、違和感なく、次になにが出てくるかな…と楽しめます。

最後に、かわいい小鳥がワニに食べられたのではなかったのがわかり、あっとりさんいた、と親子で喜んで楽しかったです。
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自信を持っておすすめしたい 微笑ましいカエル、カエルで良かった!  投稿日:2017/12/16
オレ、カエルやめるや
オレ、カエルやめるや 文: デヴ・ペティ
絵: マイク・ボルト
訳: 小林 賢太郎

出版社: マイクロマガジン社
しょっぱなから、オレ、ネコになる、なんて小さなカエルが言うのが可笑しくて、息子は大笑いしました。

子供は、なりたいものが具体的なので、人間なら仮面ライダーになる、という気持ちなのでしょう。大人になっても、他人様をみて、ああなりたいとか、あの人だったらいいなぁ、なんて思ったりします。

だから、小さなカエルがじゃあ、ウサギ、ブタ…となりたいものが出てくるのはよくわかります。
小さなカエルに、カエルはカエルにしかなれないよ、とお父さんは教えますが、思いがけない動物に、迫力を持ってカエルで良かったところを教わる場面は印象的で、カエルのみならず読み手も、あぁ、この子、カエルでよかった!と思えてきます。

自分の良さを気づいてね、自分を大事にしてね、と教えるよりも、わかりやすく、楽しく、この絵本が教えてくれました。


ものすごく大事なメッセージが込められた絵本なのに、コミカルな絵や手書きの切れのあるセリフが和ませてくれます。
中でも、カエルの親子がほおばる、虫のサンドイッチパンの縁から、虫の脚などが出ているのが笑えます。

見開きの始めと終わりの挿し絵で、カエルの心が変わっていたのも面白いです。カエルで良かった、と納得したカエルは、変わらず幸せそうなネコやウサギたちと一緒に跳び跳ねようと笑っていたのが心に残りました。

良い読後感でした。
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自信を持っておすすめしたい のらねこぐんだん、かわいくて夢いっぱいです。  投稿日:2017/11/28
ノラネコぐんだん パンこうじょう
ノラネコぐんだん パンこうじょう 作: 工藤 ノリコ
出版社: 白泉社
のらのこぐんだんシリーズを初めて読みました。
8歳と2歳に読み聞かせました。

1人で読むのも楽しいですが、読み聞かせが楽しかったです。読みどころポイントがいくつもあって、私も子供たちも大喜びで楽しい気分になりました。

子供の好きな要素が、ふんだんに盛り込まれていて、とりわけ、のらねこたちが、自分たちの好きなパンを好きなように作ってみて、信じられないぐらい大きなパンができたところは、やっぱりみんなの憧れで、子供たちの目が輝きます。

のらねこたちが、夜中にほうっかむりをして工場に忍び込んだり、牛乳を使って、こぼしっぱなしだったり、パン工場が大変なことになりそう、と危険を察知して逃げ出したりなどは、文章だけでは伝わらない、絵本ならではの面白さを味わえました。
悪いことをしでかしたのに、怒られた時の態度はきちんしているのも、なかなかかわいいところが出ていて面白かったです。

3人ともすっかりファンになってしまい、のらねこぐんだんが次にしでかすことが楽しみです。

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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