ゆきぽんず

せんせい・50代・愛知県、女の子21歳 男の子17歳

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自己紹介
2011年4月より5年間
図書館ボランティアとして、公共図書館の司書として
乳幼児施設、小学校、適応指導教室などで
絵本を中心に紹介させていただいていました。
2018年4月より
特別支援学校の教師になります。


ひとこと
絵本ナビでみなさまが投稿されている感想、
とても参考になります。

ゆきぽんずさんの声

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自信を持っておすすめしたい おもいっきり裏切ってくれます!  投稿日:2015/05/06
うえきばちです
うえきばちです 作: 川端 誠
出版社: BL出版
この本のいちばんの魅力は、
表紙の絵から連想されるイメージを
ストーリーがおもいっきり裏切ってくれることにあると思います。

表紙に描かれているのは、
どこにでもありそうな、茶色のうえきばちとまるいお花。
ユーモアいっぱいの奇想天外なストーリーが
このあと待っているとはとても思いません。

のっぺらぼうをうえるなんて!?
め(目)がでて、は(歯)がでて、はな(鼻)が咲いて・・・
どうなるの?どうなっちゃうの?
ラストも最高です!!

読み聞かせにかかる時間は、1分ちょっと。

長いおはなしが苦手な子どもたちに、
子どもたちと一緒にいっぱい笑いたいときに、
ちょっと時間が余ってしまったときに、
深いおはなしの後に、

いろいろなシーンに使える
読み聞かせにとってもおすすめの1冊だと思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 大人数の読み聞かせにおすすめ  投稿日:2015/05/06
こんたのおつかい
こんたのおつかい 作・絵: 田中 友佳子
出版社: 徳間書店
小学校低学年の子どもたちに
「どんな本を読んで欲しい?」
と聞くと、まず出てくるのは・・・

「おばけのおはなし!」

ちょっぴりこわくって、
おばけや妖怪がでてくるおはなしは
いつも子どもたちに大人気です。

「こんたのおつかい」は、
表紙の雰囲気がとてもやわらかいので、
おばけが出てくるなんて想像もつかないですが、
出てきます、出てきます。
画面いっぱいに描かれるてんぐ、おに、おばけたち。

もともと本のサイズも大きく、色彩も豊かなので、
教室の一番後ろの子どもたちでもはっきりと見えます。

大人数での読み聞かせにおすすめの1冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい いつか会いに行きたい花  投稿日:2015/05/03
太陽の花
太陽の花 写真・文: 横塚 眞己人
出版社: フレーベル館
太陽の花といったら、
多くの方が「ひまわり」を連想されると思います。
わたしもその一人でしたが、この本を読んで
もうひとつの花が加わりました。

それは、沖縄県西表島で「ゆうな」という愛称で親しまれている
オオハマボウです。
オオハマボウと聞いてもイメージしにくいかと思われますが、
ハイビスカスやムクゲの仲間なんです。

夜明けとともに花をさかせ、
夕日のように花びらをそめていく・・・・・・。

花びらが一日の間に黄色からオレンジ色に変化し、
太陽が沈むころに付け根の部分からポロリと落ちるのです。

色の変化にも大変驚きましたが、それだけではありません。
オオハマボウのもとにやってくる虫たちのドラマも見逃せません。

命あるものは、すべてさまざまなつながりのなかで生きていること、
自然のなかには、無駄なことはひとつもないのかも知れないということを
改めて感じることができました。

いつの日か、「ゆうな」に会いに行きたいなと思いました。

また、余談ですが、秋篠宮家の佳子様の「お印」にゆうながつかわれているそうです。
お印・・・皇族が自分の持ちものを、他の人のものと区別するための
     目印で、名前のかわりにつけるマークようなもの




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自信を持っておすすめしたい あまりの美しさに言葉を忘れるほど  投稿日:2015/05/03
きせきのお花畑
きせきのお花畑 著: 藤原 幸一
出版社: アリス館
表紙を初めてみたとき、
むらさきがかったピンク色の花のあまりの美しさに、
言葉がでないほどの感動を覚えました。

「きせきのお花畑」ってどういうことだろう・・・

舞台は、南アメリカにあるアタカマ砂漠。
400年ものあいだ、一粒の雨も降らないところもあるほど、
とても過酷な自然環境のなか、
一年に一度だけ奇跡が起こります。

「カマンチャカ」とよばれる霧が届けてくれる水滴のおかげで、
1年のうちのたった1週間だけ、
砂漠一面に美しい花が咲き誇ります。

世界にはこんな不思議な素晴らしい場所が
まだまだあります。
子どもたちがおとなになっても、この先ずっとずっと
美しい世界が続いていくことを願って、
子どもたちに紹介したいと思います。

おはなしがやや長めなので、
小学校高学年から中学生を対象にした
ブックトークがおすすめかと思われます。
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自信を持っておすすめしたい 万能タイプの科学絵本  投稿日:2015/05/03
もっと知りたい タンポポ
もっと知りたい タンポポ 作: 赤木 かん子
写真: 藤井 英美

出版社: 新樹社
見開きには、タンポポの花びらを連想させる色鮮やかな黄色、
トビラ(第1ページ)からはじまるおはなしの世界、
大きな字に簡潔な文章、
思わず見入ってしまうほど見事な写真の数々・・・

子どもの本のスペシャリストである
赤木かん子さんならではのスパイスが、
いたるところにちりばめられている感じがしました。

読み聞かせでも、一人読書でも、調べ学習でも
どんな場面にも大活躍する万能タイプの科学絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 平和は当たり前ではない  投稿日:2015/05/02
せかいで いちばん つよい国
せかいで いちばん つよい国 作: デビッド・マッキー
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 光村教育図書
日本に住む子どもたちにとって、
いや大人にとっても、
「平和」とは、空気のような存在だと思っているかも知れません。

でも、みんながごはんを食べているときや、
お友だちと一緒に遊んでいるその瞬間、
戦争によって失われる命があることを感じてほしいと思います。

平和は当たり前ではない。

「どうしたら戦争がなくなるのかな?」

未来を生きる子どもたちに、
この絵本を伝えることで、
自ら平和について考えるきっかけとなってほしいと思います。


絵のタッチはとてもやわらかく、ユーモアにあふれているため、
戦争について書かれていても、思い印象はありません。
小学生1年生から中学生まで対応できる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 子どもたちの歓声と笑いがいっぱい  投稿日:2015/05/02
いちにちぶんぼうぐ
いちにちぶんぼうぐ 作: ふくべ あきひろ
絵: かわしまななえ

出版社: PHP研究所
小学校低学年から中学年の子どもたちに紹介しました。

クリップ、磁石、メジャー、ホッチキス、3色ボールペン・・・
おはなしにでてくる文房具を実際に机に並べると、
リアル感がアップします。

「えー!!」
「きゃー!!」
「いたそう・・・」

ページをめくるごとに、子どもたちの歓声と笑いが広がります。

登場するものが文房具で親しみやすく、
大勢で見るほうが盛り上がるので、
初めて読み聞かせをされる方だったり、
初対面の子どもたちに読み聞かせをされるときに
最適だと思われます。
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自信を持っておすすめしたい そばに置いていたい絵本  投稿日:2015/05/02
泣けないサボテン
泣けないサボテン 文: なす かつら
絵: KINA

出版社: 扶桑社
なす かつらさんのほわっとしたささやきかけるような文章と
KINAさんの透明感あふれる世界に一目惚れしました。

雨であるぼくが、サボテンの女の子に話しかける形で
おはなしは進みます。

やさしさから生まれたトゲ。
がまんから増えつづけ、
気づいたら、トゲだらけになってしまったきみ。

でも、トゲだらけのきみからさく花は、
みんなをやさしい気持ちにしてくれる。
こころをいやしてくれる。

ずっと 
ずっと
ずーっと

ぼくは きみの みかただよ

もし、乗り越えられないような悲しみや苦しみに遭遇しても、
きっとこの絵本はみかたになってくれると思います。

いつもそばに置いておきたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 大人から積極的に届けたい本  投稿日:2015/05/02
とびだせにひきのこぐま
とびだせにひきのこぐま 作・絵: 手島 圭三郎
出版社: 絵本塾出版
小学校低学年の子どもたちに紹介しました。

冬ごもりの穴から出たこぐまたちが、
自由に動けるうれしさ、
初めて目にするものすべてに興味を抱く姿が、
とても美しく描かれています。

子どもたちは、おはなしを聞きながら
こぐまの気持ちになってドキドキわくわくしているようでした。

手島圭三郎さんの絵本は、
言い方がちょっと悪いのですが、
子どもたちが自発的に手にとるタイプの本ではないと
思われます。
しかし、読んでもらうとその魅力に引きこまれていきます。

これからも手島さんの版画の世界、
日本の美を子どもたちに積極的に届けたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい どちらが勝つのか?  投稿日:2015/05/01
6わのからす
6わのからす 作・絵: レオ・レオーニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
小学校低学年から中学年の子どもたちに紹介しました。

麦畑をめぐって、
農夫vsカラスの対決がはじまります。
いったいどちらが勝つのでしょうか?

おはなしを聞いている子どもたちの表情から、
農夫の気持ちになったり、カラスの気持ちになったり、
あるいは中立の立場になったり・・・
さまざまな視点から
どうしたらいちばんよいのか、
考えていることが伝わってきました。

「はなしあいにておくれはないよ」
「ことばにはまほうのちからがある」

ふくろうのことばは、子どもたちの心に深く響いたことと思います。

小学2年生の国語で「スイミー」を学習した後だと、
レオ・レオニさんの絵にいっそう親しみがわくようです。
参考になりました。 0人

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