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満月の夜に
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投稿日:2013/11/28 |
満月の夜にぴったりのあまんきみこさんの絵本。
心にじーんと温かいものが残ります。
やまんば、かぜのこ、ここに登場する者たちがみんなが温かいからでしょう。
著者のあまんきみこさんは「おにたのぼうし」でも心のあるおにを描いていますが、
この本でも、普段悪役でしかないやまんばにも優しい心があります。
「どんなに悪い人でもちゃんと善い心を持っている」というあまんさんのメッセージではないかなぁと思います。
そして、この世界全てを包み込む満月はうさぎだけでなく、全ての母のように感じます。
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こんなやさしさがあったでしょうか
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投稿日:2012/05/09 |
クラスでも浮いた存在。だいきらいだったしっこさん。
しかしひょんなことから仲良しに。
読み進むにつれて、しっこさんのもの言わぬやさしさに泣けてきます。
飯野さんの独特の絵のタッチがこのお話をより豊かなものにしてくれているように感じます。
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いつもそこにある幸せ
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投稿日:2012/04/30 |
震災のあとでかかれた荒井さんの絵本なので読んでみました。
題名のとおり、あさになったのでまどをあける。
そんな何気ないことができる幸せ。
いつもと変わらない風景がそこにある幸せ。
震災の被害には遭われたかたはもちろんですが、、
心を痛めたみんなが感じたことだと思います。
物質欲、出世欲、生きているといろんな欲が沸いてくるものですが、
そんな余分な欲というものをそぎ落として
本当に大切なものは何かが分かった1年でした。
自然の風景、街角の風景いろんなかけがえのない風景がでてきます。
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まんだ こいへ
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投稿日:2012/04/29 |
まるで、我が家のひいばあちゃんのことを描いているようで
思わず買ってしまった本です。
北国に住むひいおばあちゃんのおはなし。
人間のの温かさ、たくましさ、命のはかなさがぎゅっとつまった絵本です。
裏表紙に描かれている賑やかなお祭りの様子が、
絵本の中身と対照的でなんだか余計に寂しさを感じます。
「まんだ こいへ」
この柔らかな響き・・・癒されます。
「まんだ こいへ」
は、ひいばあちゃんからおばあちゃん、おかあさん、ユキへと続く
命のバトンのように思えてきます。
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生まれてきた意味
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投稿日:2012/04/04 |
大人が、ぜひ読んでおくべき本ではないでしょうか。
虐待で亡くなった子どもの話なので、読み聞かせには不向きだと思います。
主人公のぼくが「ぼく うまれたんだって」のように客観的に語っているところが
余計に悲しくなります。
”お友達と遊ぶ” ”笑う” ”お母さんに抱っこ”
どこにでもある、こんな普通の事がこのぼくには理解できません。
しゃべったことも、笑ったこともないからです。
ぼくが生まれてきた意味は何だったの?
そう問いかけているように感じます。
最後のページと最初のページはつながっているようにも見えます。
ぼくはまた同じ人生を繰り返すのでしょうか。
いいえ、最後のページは花が一輪描かれています。
生まれ変わったら、楽しいこと全部味わうことができる。そう思えました。
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珠玉の絵本です
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投稿日:2012/03/31 |
読み聞かせのともだちに教えてもらいました。
読んだ後もなんだかゆったりした余韻に浸れる絵本です。
「おそらには、どれくらい おほしさまがあるの?」
「おそらは どれくらい たかいの?」
いつも質問攻めにするふくろうのぼうやに
おかあさんは、いつもにっこりほほえんで答え、
ぼうやになんでも経験させ、答えを導きます。
ねむそうなぼうやの表情もとてもかわいい・・・。
大人におすすめですが、夜寝る前に読み聞かせると
最後のシーンのように、お子さんを抱きしめてあげられます。
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もうすぐ3年生
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投稿日:2012/03/31 |
2年生になったまやちゃんが学校の行き帰りに
みつける草花を紹介する絵本です。
春から夏秋冬と四季折々の風景が楽しめます。
そして、また春がやってきて、まやちゃんは3年生に。
よく見かけるけれど新めて名前を知った草花がたくさんありました。
1年生になる前に親子で通学路を確認される時、
一緒に探してみてはいかがでしょう。
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いじめ、みんなで考えたい
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投稿日:2012/03/24 |
松谷みよ子さんに、いじめで亡くなった妹のことを知ってほしい
とお姉さんがあてた手紙を元にして描かれた絵本。
実話です。実話というだけで説得力があります。
主人公である妹がいじめで学校に行けなくなり、亡くなるという内容の話。
この絵本をクラスで読むときは、
「このクラスにも必ずいじめはあるはずです。」
と前置きしてから読みます。
いじめを自覚している子は、私の顔をまともに見ることが出来ません。
その子にも良心があるからです。
この本は、いじめている側の良心に訴えるために読んでいます。
当事者でない人も、この本を読んでやりきれない気持ちになるでしょう。
読んだ人ががそういう気持ちになることに意味があると思います。
自分より弱いものをいじめる。自分と同じでないものをゆるさない。
そんな差別が戦争へつながっているのではないかと松谷さんは
あとがきで語っています。
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