おもらしをよくするから しっこさん─ でも、一緒にすごすうち、心がだんだん見えてきて…。
【一宮図書館 早川さん】 おしっこをもらしてばかりいる「きくちさん」は、「しっこさん」と呼ばれている。なんとなくキライな「しっこさん」でしたが、小さな事件をいくつか乗り越えるうちに少しずつ仲良くなります。 小さなイジメやケンカは子どものまわりにたくさんあります。でも仲良しのきっかけもたくさんあると思える一冊です。
子どもって、あの子が嫌いとかあの子が好きとか
たいした理由もなしに決めつけたりしますよね。
だからこそ、なんでもないひょんなことから
嫌いだと思ってた子と友達になれたりもするし、
知らないうちにその友情がどんどん深くなったりもする。
大人の知らないところで、子どもの心は成長していく。
そんな子ども目線のステキなお話です。
みんなみんないいところあるんだよ!
友達はすぐ隣にいるよ!
この本を通して、子どもたちにそう語りかけてあげたいです。 (YUKKEさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子3歳)
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