アウリーぼうやは、たいへんなしりたがりや。お星さまの数、お空の高さ、海の深さ。かあさんは「たしかめてごらん」。そして数えられないほど限りないものがあることを知ったぼうやは…。ふくろうのおやこの、深くやさしい愛にみちたお話。
知りたがりのふくろうの坊や。お星さまの数はどれくらい?お空の高さは?海の波の数は?海の深さは? 聞かれるたびに、数えてごらん、見てきてごらんと答えるお母さん。そして・・・坊やは数え切れないくらいたくさんで限りないものがあることを知ります。
保育園にあったのを見つけ、5歳の娘と一緒に読んだのですが、すぐに「欲しい。今度買って!」と言われてしまいました。こうゆう愛情たっぷりの作品は娘の大のお気に入りです。
最初タイトルに「しりたがりの」とあったので、つい《おさるのジョージ》を思い浮かべてしまったのですが、お話しの流れはまったく違います。
きれいな挿絵と、純粋な坊やの心と、優しいお母さん。すべてが素敵な作品でした。 (モペットさん 20代・ママ 女の子5歳、男の子3歳)
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