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いちりんのはな

ママ・40代・静岡県、男の子17歳 女の子15歳 男の子9歳

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いちりんのはなさんの声

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自信を持っておすすめしたい お散歩コースのお地蔵様  投稿日:2012/12/12
かさじぞう
かさじぞう 文: 令丈 ヒロ子
絵: 野村 たかあき

出版社: 講談社
息子のお散歩コースにはちょうどこの六地蔵のような
お地蔵様が並んでいます。
息子が23歳の頃にはよく覚えたての「なーむー」と手を合わせて
ご近所さんを笑わせていました。
でも5歳にもなるとお散歩もめったにしないし素通りです。

ただこの絵本を読んだ瞬間、私も息子も思い浮かんだのは
あのお散歩コースのお地蔵様でした。

そういえばお地蔵様がメインに出てくる絵本って
かさこじぞう以外は知りませんし、普段の会話に
お地蔵様の話題が出てくることもないし・・・。
でも読み終わったら二人してあのお地蔵様に
会いたくなってうずうずしてきました。

息子が「ママ〜またあのお地蔵様になーむーしたい!!
そしたら夜におもちゃ持ってきてくれるんでしょ!?」


・・・息子よ、サンタさんと勘違いしてないかい?

おじいさんの善行、というお話の真意が伝わるには
まだまだ先ですが、息子にも見返りを求めない善意を
自然に出せる、そんな大人になってもらいたいものです。
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なかなかよいと思う つんぶら、つんぶら  投稿日:2012/12/12
ももたろう
ももたろう 文: 石崎 洋司
絵: 武田 美穂

出版社: 講談社
言わずと知れた「ももたろう」。
わたしは桃太郎といえば桃が流れてくる様子は
「どんぶらこ、どんぶらこ」なのですが・・・
ある日小1の姪っ子にこの絵本を読んであげた後
夜布団の中で「ももたろうのお話して〜!」
と頼まれ「どんぶらこー」と語って聞かせたら
「違うよ!ももはつんぶら、つんぶらって流れてくるんだよ!」と。
???そうだっけ?とおもいもう一回絵本を見返したら
たしかに「つんぶら、つんぶら」。
うーん、恐るべし小1の記憶力。

ちなみに桃太郎が鬼が島に向かう様子は「どんぶり、どんぶり」
でなんだか笑ってしまった。
鬼たちの憎めない顔!!桃太郎は筆の感じそのままにまっすぐな
少年で、お供もみんなかわいらしくて、私のイメージの
桃太郎とはまた一味違ったけれどとても良かったです。

姪っ子はこの桃太郎と「つんぶらつんぶら」で育つのか〜
それもまたいいな〜と思えた桃太郎でした。
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なかなかよいと思う 知らなかった竜宮城  投稿日:2012/12/12
うらしまたろう
うらしまたろう 文: 令丈 ヒロ子
絵: たなか鮎子

出版社: 講談社
浦島太郎について知らない人はいないくらい
有名な昔話ですが・・・。
私が知っている「うらしまたろう」は実は
童謡の歌詞での内容でした。
だから今回竜宮城の四季の間の描写はびっくりでした。
春、夏、秋と幻想的で美しい景色を堪能した浦島太郎。
でも荒々しい冬の海こそ太郎の故郷であり母を
思い出させる・・・。

どんな夢のような景色もかなわない、故郷のビジョン。
それを見てしまったことは浦島太郎にとって
良かったのか悪かったのかわかりませんが・・。
有名な昔話なのに、新たな発見のある、とても心に残る
絵本となりました。
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自信を持っておすすめしたい おふだが三枚あったら・・・。  投稿日:2012/12/12
さんまいのおふだ
さんまいのおふだ 文: 石崎 洋司
絵: 大島 妙子

出版社: 講談社
 5歳の息子が幼稚園で読んでもらって気に入ったらしく
家でも何回も読んで読んでとせがまれました。

私が子供の頃読んでもらった時は、やまんばがこわくてこわくて
和尚さんののんびりした態度にドキドキしたものですが
息子は全く怖くないらしく、スピーディーな展開が気持ちよいのか
ところどころ(やまんばが追いかけてくるところや豆になるところ)
笑ったりして。

なので試しに聞いてみました。
「〇〇だったら、三枚のお札、どうする?」

「ん〜山姥をおしっこにする!」
「次はうんちにする!」

どうもトイレネタが気に入った模様・・・。

「三枚目は?」

「仮面ライダーを呼ぶ!!!」

なんとも現代っ子な回答が返ってきましたが
5歳児は昔話の世界も違和感なくすっと入れて
良いなあとおもいました。

「しょんべんてなあに〜」とは聞かれましたが。
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自信を持っておすすめしたい まさにこの挿絵!!  投稿日:2012/12/07
つるのおんがえし
つるのおんがえし 文: 石崎 洋司
絵: 水口 理恵子

出版社: 講談社
 有名で誰でも知っている昔話といえば「桃太郎」や「一寸法師」。
勧善懲悪のわかりやすさと物語りの躍動感が誰にでも親しまれ、
語り継がれていると思うのですが、一方でこの「つるのおんがえし」のような
物悲しくて静かなお話も長い長い間皆に愛されているのだから、
日本人っていいな〜と思います。

 私はつるのおんがえしは30年前に幼稚園の劇でやりました。
だからなのか、昔話の中でもひときわ愛着があります。
子供心にも、つるの一生懸命、自分を犠牲にして相手に尽くす姿
は悲しい反面美しかったし、最後につるが飛び立っていってしまう
姿は胸がぎゅっとなる感じでした。

 ちなみにその時は台本だったし、親からの読み聞かせも口頭だったと思うので
特に挿絵に関する思い出やイメージはありませんでした。
でもこの絵本の水口さんの挿絵を見た途端、30年間漠然としていた
イメージがぱあ〜っと極彩色の情景となり現れました!
子どものときにこの絵を見ていても特になにも感じなかったかも
しれませんが、大人になってあちこち旅行をしたり日本の良さを
感じ取ったりしたあとに見たことで、「まさにつるのおんがえしの世界はこんな感じ!!」
と思えるようになっていました。
まさに自分のもつ「つるのおんがえし」の繊細で物悲しくて
相手を思いあう気持ちが表現されていてとてもうれしかったです。

これからこの絵本で「つるのおんがえし」を覚える子供たちには
「とんとんからり とんからり」という文章とともにこの挿絵を
ずっとずっと心にとどめていてほしいなあと思います。
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自信を持っておすすめしたい 食わず嫌い!?  投稿日:2012/06/27
よろしく ともだち
よろしく ともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
図書館でこのともだちシリーズをどっさり借りて
いざ子供たちに読もうとしたら・・・断固拒否!!!

「やだ!!オオカミの絵がこわいんだもん!!」

幼稚園で「オオカミと七匹のこやぎ」の劇で大号泣した息子、
その話を聞いて「おーかみさん、こわい」が口癖になった娘。
そんな二人にとっていまや、オオカミは天敵そのもの。

しかたなく私だけで読んでいると・・・あらあら
うちの子たちはこだぬきくんだったのか(笑)

外見だけで決めつけちゃオオカミ君がかわいそう!!
それにこんなに面白い絵本を読まないなんてもったいない!

そこで「オオカミ好き好き大作戦」開始。

「あっはっは!このおおかみくんの顔ったら!!」
「おっ!やさしーな〜おおかみさん!」
「きつねくん、おおかみくんが大好きなんだな〜」
「あ!!これおいしそー」

・・なぜか「おいしそー」で寄ってくる子供たち・・・。
結局気づけば3人で読破していました。
といっても子供たちにはお話の内容はまだ早かったかな?
主に絵を楽しんでいました。

でもいつか気づいてくれるかな?
絵本でもともだちでも「食わず嫌い」や先入観はもったいない!!

あななたちは今やたっくさんの絵本を自由に読むことができるし、
これから出会うすべての人と友達になれる可能性がある。
そしてたくさんの友達から「真の友達」となることも。

まだ子供たちにとってこの絵本は「一番大好きで一番大切」な絵本では
ないでしょうが、成長して「友達」関係に悩んだとき、つまづいたとき、
友達が大好きになった時に自由に開いて読めるように本棚に入れておいて
あげたいです。
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自信を持っておすすめしたい ともだちづくり、第一歩!  投稿日:2012/06/27
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
「ともだち いちじかん ひゃくえん」
「ともだち にじかん にひゃくえん」

ともだちやは寂しがりやのキツネ。
呼んだのはこれまたきっと寂しがりやのオオカミ。

ともだちになるには、どちらかが勇気をだして
「おれたちはともだちだ!!」と宣言しなければ。

キツネが「ともだちや」を開業するのだってたぶん
勇気が要ったハズ。

二人が出会えて本当に良かった。

この本で友達になった二人、続くシリーズでは
二人の友情が毎回試され深まるような内容で
二人がどんどん成長していきます。

子供たちもこうやって友達を作っていくのかな♪
その過程が楽しみです。

目下、4歳の息子は、「僕もキツネくんみたいな
浮き輪がほしい〜」とか「クマさんのいちご、
おいしそう!たべちゃおう!あむー」
とか言ってますが。
残念、くまさんとうちの息子なら、良い友達になれたかも。
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自信を持っておすすめしたい 海の思い出  投稿日:2012/06/27
ありがとうともだち
ありがとうともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
「ありがとうともだち」はともだちシリーズには珍しく
他の友達が出てきません。
キツネとオオカミの二人だけ。
二人きりだからふたりの友情を脅かすものが何もないかと
おもいきや・・・今回はオオカミさんの「意地とプライド」が
邪魔をします。
でも「ともだちや」のころから比べてなんと成長した二人!!
特にキツネくん。
もうおずおずと「あしたも きて いいの」
と訊いていたキツネくんではありません。
激高していたオオカミさんを一気に感動させてしまいます。

お話同様、絵のスケールも大きくて、森とは違った海の解放感も
味わえて、私の中でシリーズ一大好きなお話です。

あと実はこのお話が大好きなもう一つの理由、それは
私と主人の馴れ初めによく似たお話だから(笑)
海なし県で生まれ育った私が、海のすぐそばで生まれ育った
主人と「友達」だったころ、「釣りをしたことがない」というと
「釣りなんて簡単だよ!」と夜釣りに連れて行ってくれました。
しかし何時間ねばってもまったく釣れず・・・。
がっかりする「友達」にわたしは、それこそキツネくんのように
詩的で壮大な言葉は出てきませんでしたが、釣果はどうでもよくて
、海に来られてふたりで楽しい時間を過ごせたこと自体がうれしいのだ
というようなことを伝えました。
今の主人がそのことを覚えてるかどうかは定かではありませんが
「ありがとうともだち」を読むと私はあの時の海の様子が
はっきりと思い浮かびます。

「ありがとうともだち」で二人の友情がより強固なものとなった
オオカミとキツネ。今後のシリーズも楽しみです。
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自信を持っておすすめしたい まちぼうけ  投稿日:2012/06/27
ともだちくるかな
ともだちくるかな 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
来ないともだちを待ち続けるうちに
なんと大切な「こころ」を捨ててしまうオオカミ。

まちぼうけってつらいですよね。
でも最近、まちぼうけってないなあ、とふと気づきました。
たぶん携帯電話のせいかな?

友達同士の待ち合わせはもちろん、実況中継のように
今ともだちがどこでなにをしてるかもわかってしまう現代。

でも昔より、捨ててしまいたいくらいの「さびしいこころ」
をもっている人は多いんじゃないかな?
つながってるようでつながってない。
ともだちのようでともだちじゃない。

キツネとオオカミのように、出会えた時に抱き合って
泣いて喜べるような「ともだち」が子供たちにも
見つかりますように・・・。
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自信を持っておすすめしたい 「ともだち」の試練  投稿日:2012/06/27
あしたもともだち
あしたもともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
ともだちシリーズはシリーズが進むにつれて
「ともだちとはなんぞや」というテーマがどんどん
掘り下げられていっている気がします。

いや友情も愛情もひっくるめての人と人との付き合い方、かな?

だからともだちシリーズを読むと、みんな誰しも自分の人生に
「あるある」なことが出てきていろいろ考えることがありそうです。

なので、実は絵本もさることながらみんなのレビューが
とってもおもしろい!!
みんな「ともだち」でいろんな経験をしてるのね〜。

一筋縄でいかないのが「ともだち」

時には誤解をしたり、隠し事をしてしまったり、
うたぐったり、ごまかしたり。
良かれと思っても裏目にでたり・・・。

今回はオオカミがキツネに内緒でクマの看病をすることで
ひと波乱ありますが、読者からはオオカミの気持ちも
キツネの気持ちもよくわかっちゃうだけに切ない切ない!!

時にこういう試練が友情には降りかかります。
でもそれを乗り越えたとき二人の友情はより強固なものに!

息子や娘たちが「ともだちとは・・・」ってなやみ始めたら
是非このシリーズとともに「みんなのレビュー」も
読ませてあげたいなと思っています。
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