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ためしよみ

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと（小学館集英社プロダクション）

『世界一受けたい授業』で紹介！京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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ためしよみ

金のりんご

ママ・40代・神奈川県、女15歳　男12歳　男9歳

自己紹介: 今までたいした挫折も経験せずに生きてきたので、この歳になって、１０代でするような自分探しをしてしまい、自分のいろいろな面を発見して驚いたり、納得したりしています。子育てに一息ついた時、自分に出来ることは何かと考えたら、児童書に係わることだったので、今は、学校や地域で楽しくお話会をしています。
絵本は、子どもだけでなく大人も癒されることが多いので、大人のためのお話会（お茶菓子付き）を開いて、そこで『だいじょうぶ　だいじょうぶ』を読むのが、最近のささやかな夢です。

家族の写真付き年賀状を送ると、全員そっくりと言われる五人家族です。

好きなもの: ●なんといっても「八犬伝」
　　昭和４０年代にＮＨＫで放映していた人形劇『新八犬伝』が大好きでした。
　　そこから八犬伝にはまり、卒業論文も八犬伝でした！
　　歌舞伎の手拭いから犬張子まで、八犬伝関係のものを集めています。
●児童文学
　　一人で読むのも好きですが、声に出して読むのも大好きです。
　　私にとっての別格は　安房直子。
　　いとうひろし、富安陽子、高楼方子、ファージョン、リンドグレーン、あさのあつこ、
　　香月日輪、茂市久美子、森絵都、竹下文子、岡田淳　などなど・・・

ひとこと: あまり根を詰めて投稿していたので、しばらくお休みしたくなってしまい、１ヶ月以上このサイトを開くこともありませんでした。
久しぶりに来てみたら、お気に入りに登録させていただいている方たちが、相変わらず頑張って投稿されていて、なんだか嬉しくなってしまいました。
投稿を休んでいた２ヶ月間は、児童書に限らず様々なジャンルの本を読み漁り、新しい作家にもたくさん出会いました。
絵本にもまた、新たな気持ちで向かっていきたいと思っています。

金のりんごさんの声

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ハブラシとパンツが楽しい　

投稿日：2006/02/01

おばけのいちにち
	作・絵: 長新太出版社: 偕成社

我が家の子ども達は、３人ともこの本が大好きです。古本市の「ご自由にどうぞ」コーナーで手に入れてから１０年近くたちますが、未だに「読んで」と持ってくる回数の多い本です。
我が家で人気があるのは、おばけのハブラシとパンツ。何回見ても何だか可笑しい。おまけにパンツとぼうしは同じ形なので、間違えたりしないのでしょうか。

おばけが買い物に行ったり、洗濯したり、友達とお喋りしたりと、人間と全く同じ。庶民派おばけの楽しい一日です。

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残りものには福がある　

投稿日：2006/02/01

しあわせをもってきたシャベル
	作: 松野正子絵: 太田大八出版社: 福音館書店

親の遺した３本のシャベル。金のシャベルは上の息子が、銀のシャベルは次の息子が、そして鉄のシャベルは末っ子のトムがもらいました。兄さん達のように、シャベルを売ってお金に替えることも出来ないので、トムはシャベルを担いで旅に出ます。
旅先で人の手伝いをする度に、シャベルに祝福を受けます。そして最後に小さな家に住む娘と出会い、幸せをつかむのです。

三人兄弟の末っ子が幸せになるという定番の昔話です。もらったものには一番金銭的な価値はないけれど、自分の気の持ちようでいっぱい幸せは転がっているものですね。
子ども達も熱心に聞いていましたよ。

それにしても、ウホウホと金、銀のシャベルを担いでいった兄さん達にも、幸せはやってきたのでしょうか。どうでしょう。

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部品が合体。完成！自動車。　

投稿日：2006/02/01

てつたくんのじどうしゃ
	作: わたなべしげお絵: ほりうちせいいち出版社: 福音館書店

渡辺茂男さん＋堀内誠一さんというだけで、何だか嬉しくなってしまいます。勿論、内容も大満足。
くるま、棒、板、エンジンと次々に転がってきて、あらら、いつの間か自動車ができちゃった。てつた君がハンドルを持ってきて運転手です。
子ども達は、くるまが次々４つも転がってくるところで、もうワクワク。エンジンが「だっ、だっ、だっ、だっ」とうなりながら道に座っている場面では、「うそ～！」「ありえないよな～！」と言いながら、自動車が完成していくことを期待を込めて見守っています。
てつた君がハンドルを持って自動車に乗ったときには、一同「よかった～！！」という気持ちでいっぱいです。

車好きならもちろん、そうじゃない子にも、車が出来上がっていくのが楽しい絵本です。

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我が家も親子２代で愛読しています　

投稿日：2006/01/31

しょうぼうじどうしゃじぷた
	作: 渡辺茂男絵: 山本忠敬出版社: 福音館書店

作者の渡辺茂男さんと山本忠敬さんには、乗り物関係の絵本が多いですよね。絵からも文章からも「もうっ、消防車大好き！」という感じがにじみ出ていて、読んでいて気持ちがいいですね。

随分前に、私たち三姉妹は「長姉がいちもくさん、次姉がぱんぷくん、私がのっぽくん。」と言いながら読みました。今、我が家の子ども達も「お姉ちゃんがのっぽくん、おにいちゃんがぱんぷくん、末っ子はじぷた（？）」と言いながら読んでいます。でも、主人公なのになぜか「じぷたは嫌だ」と末っ子ものっぽくんかぱんぷくんの座を狙っています。

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私もとても怖かった　

投稿日：2006/01/31

ねないこだれだ
	作・絵: せなけいこ出版社: 福音館書店

私は、ある程度大きくなってから読みましたが、ものすご～く怖かったので、なるべく目に付かないところに置いたものでした。
ただ怖いという気持ちが強烈だったせいか、とても印象深い本となりました。卒業して何年もたつと、人当たりのいい先生のことは忘れてしまうのに、苦手だったクセの強い先生のことは、結構悪い意味でなく思い出すみたいに。

せなけいこさんのこのシリーズは、賛否両論あるようですが、あまりしつけを意識して読まないほうが良いのではないかと思います。話の展開や、結末の意外性などはとても面白いと思うので、そっちに目を向けて読むのがいいと思います。
ただ、この本は、あまり小さいお子さんには「恐怖心」を植えつけることもあるようですので、少し大きくなってからの方がいいかもしれませんね。

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思わず気持ちもほかほかパン♪　

投稿日：2006/01/30

ほかほかパン
	作・絵: スズキコージ出版社: 福音館書店

スズキコージさんの絵本というだけでも、☆４つ獲得です。
はなめんちゃんがおかあさんに頼まれて「ほかほかパン」を買いに出かけるのですが、どこのお店でも売っていません（でもね、行ったのは、靴屋、花屋、本屋なの）。最後にパン屋さんを見つけて、とうとうほかほかパンを買うことが出来ました。
登場人物全員でほかほかパンを食べているのが、なんておいしそうで、楽しそうなこと！次男は、ここが大好きなんだそうです。

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手遊びしながら聞いててね　

投稿日：2006/01/29

ぶるどっぐとぼく
	作・絵: 梶山俊夫出版社: 福音館書店

いぬが怖い「ぼく」に、おとうさんが素敵なおまじないを教えてくれます。片手を開いて親指から「いぬ、い、ね、うし、とら」と指を折っていきグーにすると、４匹の動物で犬がおさえ込まれてしまうから大丈夫というのです。
このおまじないを使って、「ぼく」は犬を怖がらずに出かけることが出来、さらにおまじないを越えて、自分で手をパーにして犬と仲良くなることが出来るのです。
お話の中に「いぬ、い、ね、うし、とら」という言葉が何度も出てくるのですが、その度に子どもも指を折って「いぬ、い、ね、うし、とら」と唱えます。手遊びとお話を上手く融合した心憎い作品です。

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スッキリして楽しく変身　

投稿日：2006/01/29

へんしんトイレ
	作・絵: あきやまただし出版社: 金の星社

前からずっと『へんしんトンネル』を読みたかったのですが、人気があって図書館ではいつも貸し出し中。今日この本を見つけたので、大喜びで借りてきました。
期待通り年長の次男が大喜び。自分でも一生懸命文字を追って読んでいましたが、なかなか上手く変身できないので、２回目は「ママ読んで」と持ってきました。そして予想通り、とんぼの返信ではもう口元に目いっぱい笑いを溜めて、待ち構えていました。
言葉遊びって本当に楽しいですね。おまけにこの本はお楽しみ付きですし、絵もとっても可愛らしい。私は一番最初のまこちゃんが、楽しそうにコマになって転がっていくのがお気に入りです。

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おとうさんが百人！　

投稿日：2006/01/29

ひゃくにんのおとうさん
	作: 譚小勇絵: 譚小勇作: 天野祐吉出版社: 福音館書店

中国の昔話です。
働き者の若い夫婦が拾ったかめ。それは、中に入れた物が百個に増える不思議なかめでした。若い夫婦は村の人たちの為にこのかめを使ったのに、いばりん坊の地主は、自分の欲の為にそのかめを取り上げてしまいます。でも、やっぱり上手くしたもので、なかなか思うようにはいきません。
貧しくて正直な人が持っている不思議な道具を、意地悪な大金持ちが取り上げるという昔話は結構ありますが、この話は最後に増えたものが、なんと地主のおとうさんだったというところが、なんといっても面白い！かめからぞろぞろ出てくるおとうさんたちの姿は圧巻です。
この物語の後、この百人のおとうさんの運命はいかに？

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微笑ましい床屋さん　

投稿日：2006/01/29

バルバルさん
	作: 乾栄里子絵: 西村敏雄出版社: 福音館書店

絵がどことなく、私の大好きな北田卓史さんのものに似ているような気がします。
人間の床屋さんなのに、看板に書かれたいたずら書きのせいで、いつの間にか動物の床屋さんになってしまったバルバルさん。やって来た動物達も、人間と同じできれいになりたいなと思っているところがいじらしく、要望にきちんと応えるバルバルさんとのやりとりも、とても微笑ましく描かれています。
ほのぼの感があって、子ども達も大好きです。

園児から小学校低学年位までの読み聞かせに最適です。

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