世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

もうなかないよ、クリズラ（冨山房）

はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳　男の子25歳

自己紹介: 中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

好きなもの: 絵本・読書
映画鑑賞
子供の寝顔
甘いもの
絵本ナビ

はなしんさんの声

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総ての親子に読んでもらいたいな　

投稿日：2003/02/20

さっちゃんのまほうのて
	作・絵: たばたせいいち出版社: 偕成社

　生まれつき右手の指がない女の子のお話し。
　とても子供にわかりやすく、生まれつきの障害について描かれていて、障害を持つ、持たないに関わらず、総ての親子に読んでもらいたい作品です。
　さっちゃんが、母親にどうして自分はみんなと違うのかと問う場面があります。
「おかあさんのお腹の中で怪我をしてしまって、指だけどうしてもできなかったの」
という説明になるほどと、関心するとともに、胸を打たれました。
　そして、さっちゃんのお父さんが、
「さちことてをつないで歩いていると、とっても不思議な力がさちこの手からやってきて、おとうさんのからだいっぱいになるんだ。さちこの手はまるで魔法の手だね。」
と励ます言葉に、胸がいっぱいになりました。
　世の中には、自分とは違ういろいろな人間がいて、みんな頑張って生きているんだということを我が家の子供達にもわかってもらいたくて読みましたが、なんだかすごく自分の栄養にもなったようです。

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わんぱくロッタちゃん大好き　

投稿日：2003/02/20

ロッタちゃんとじてんしゃ
	作: アストリッド・リンドグレーン絵: ヴィークランド訳: 山室静出版社: 偕成社

何でもお兄ちゃんと、お姉ちゃんと同じじゃないと気がすまないロッタちゃん。三輪車ではなく、自転車に乗りたくてしかたありません。でも、５歳のお誕生日プレゼントに自転車はありませんでした。そこでお隣のおばさんの家の物置から自転車を勝手に持ち出して乗ってしまいます・・・。
　ロッタちゃんの住む家も、ロッタちゃんのはちゃめちゃなお部屋も、いつも一緒にいるママ手作りのブタなのになぜかくまのぬいぐるみも、はらはらと花びらの散るかわいいお庭もみんな素敵です。
　そして、とんでもなく行動的で負けん気が強く、ちょっと悪い子だったりするロッタちゃんが大好き！これが自分の子だったらかなり大変だと思うけど、絵本の中に住むロッタちゃんは、たまらなくかわいいんです。
　作者のリンドグレーンは、子供の心理状態を実に見事に、生き生きと描いていて、私まで童心にかえってしまいます。　わんぱくロッタちゃんの魅力に子供も大人も夢中になること間違いなしです。

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冒険にワクワク、ドキドキ　

投稿日：2003/02/18

おしいれのぼうけん
	作: ふるたたるひたばたせいいち出版社: 童心社

子供の時、私も大好きだった本です。自分の子供にも早く読んであげたくて・・・でも長いので読める日を楽しみに待っていたのです。満を侍して読んだものの、最後まで聞いてくれるか不安でしたが、話の面白さに３歳の息子さえ静かに、そして時には、少し怖がりつつ最後まで夢中になって聞いていました。
　押入れの世界が、現実なのか、それとも夢なのか、どんどん広がっていきます。怪しいねずみばあさんが出てきたり、おもちゃのミニカーやデゴイチが本物になって運転できたり・・・たまらなく子供の心をつかんでしまう展開です。
　日常よくある出来事から、不思議な冒険の世界へ入り込む展開がすごく好きです。大人も子供も楽しめます。

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不思議なうさぎの友達　

投稿日：2003/02/18

ぐりとぐらとくるりくら
	作: 中川李枝子絵: 山脇百合子出版社: 福音館書店

大好きなぐりとぐらにお友達ができました。名前は、「くるりくら」という不思議な名前のうさぎです。手がするすると伸びたり、ちじんだりするので驚いてしまいました。
　そして、いつものようにおいしそうなぐりとぐらのお料理が登場して目を楽しませてくれます。一度でいいからぐりとぐらの手料理が食べたいなー。
　楽しい友達ができて益々楽しくなりました。

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定番絵本　

投稿日：2003/02/18

三びきのやぎのがらがらどん
	作: （ノルウェーの昔話）絵: マーシャ・ブラウン訳: 瀬田貞二出版社: 福音館書店

子供の頃から何度となく読んできた子供の絵本の定番ともいえる本です。読み手によっても面白さが変わってくる絵本なのでこの本に関しては、感情を込めて読むのがお勧めです。

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掛け声がいい　

投稿日：2003/02/18

おおきなかぶロシアの昔話
	再話: A・トルストイ訳: 内田莉莎子画: 佐藤忠良出版社: 福音館書店

正直言うと、私はそれ程面白いと思わないのです。絵も、色彩が、ちょっと暗いし、でも、子供たちは、何度聞いても飽きないみたいです。特に、掛け声がいいようで、「うんとこしょ、どっこいしょ」と、一緒に声を出して楽しんでいます。単調な繰り返しが、子供にはわかりやすいのでしょう。

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暗くなったら帰りたくなる。　

投稿日：2003/02/13

山んばあさんとむじな
	作・絵: いとうじゅんいち出版社: 徳間書店

暗くなっても帰らない悪がきに、読んであげたくなります。山んばあさんの言いつけも無視して暗くなっても遊んでいた悪がき４人組。それがいつのまにかむじなが混じって５人に・・・。それでも懲りずに、また遊んでいると、今度は沢山の妖怪が出てきて、怖い目にあう。読んでいる子供も「きゃー、きゃー」怖がる。妖怪や、山んばあさんの怪しさが個人的には好きです。妖怪好きにはいいかも・・・。最後に意外な結末がまっています。

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とてもほのぼのした幼稚園　

投稿日：2003/02/12

あいうえおひさまようちえん
	作: 山花郁子絵: とりごえまり出版社: 佼成出版社

文章にリズムがあって読みやすい。「あいうえお」から「ん」まで楽しい幼稚園生活に合わせて進んでいく。絵もとても明るく、かわいらしいにで、まさに幼稚園生向けの本。

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大好きなメイシーちゃん　

投稿日：2003/02/12

メイシーちゃんのプール
	作・絵: ルーシー・カズンズ訳: なぎ・ともこ出版社: 偕成社

メイシーちゃんとタルーラが暑くてプールに入ることに・・・そこへ象の友達がやってくる。英語と日本語が書いてあるので、子供にも勉強になります。簡単な英語なので、助かります。色彩の豊かなところが大好きです。親子でメイシー好きです。

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かっこよすぎるよ、オオカミくん　

投稿日：2003/02/12

あしたもともだち
	作: 内田麟太郎絵: 降矢なな出版社: 偕成社

　「ともだちや」の続編。　
　キツネの仲良しのオオカミは、いつもクマのからかい歌ばかり歌っていた。だけどある日、クマが倒れていると、人知れず助けて、毎日かいがいしく看病までしてしまう。そう、実はすごーく優しいのだ。それなのに・・・「自分は優しいことなどしないオオカミだ」などと、変に狼キャラにこだわるばかりに、親友のキツネにまで隠しているところが、なんとも面白おかしい。キツネは、付き合いが悪くなったオオカミに「他にもいい友達ができたの」と気が気ではありません・・・。
　二人の友情は、健在です。それどころか、キツネは、益々優しいオオカミが大好きになったのではないでしょうか。読んでいて、私も愛しくなりました。
　友達の有難さ、大切さが、子供にもメッセージとして伝わる作品。こんな友達、子供にも作って欲しいな。

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