人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ためしよみ

どんなにきみがすきだかあててごらん（評論社）

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ＆#9829；

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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳　男の子25歳

自己紹介: 中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

好きなもの: 絵本・読書
映画鑑賞
子供の寝顔
甘いもの
絵本ナビ

はなしんさんの声

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笑えるけど、オチには考えさせられる　

投稿日：2007/02/09

365まいにちペンギン
	作: ジャン・リュック・フロマンタル絵: ジョエル・ジョリヴェ訳: 石津ちひろ出版社: ブロンズ新社

白と黒のコントラストが、なんともかわいらしいペンギン。私も大好きです。
ある日、自分の家にペンギンが一匹贈られてきたら、嬉しくって飛び上がってしまうでしょう。
でも、毎日一匹づつ贈られて来たら？
どんどんどんどん、これでもかっと贈られて来て、家中がペンギンになってしまったらどうなってしまうのでしょうか。
そんな大変なことになってしまった一家の、悪夢の一年間を変幻自在に描いていて、思わず声を上げて笑ってしまいました。
私のお気に入りは、ペンギンピラミットです。
かわいいペンギンをどうぞご堪能あれ。

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西遊記の世界観を見事に描いている　

投稿日：2007/02/01

孫悟空
	絵: 本田庄太郎出版社: 講談社

「新・講談社の絵本シリーズ」の中の一冊。
言わずと知れた西遊記の孫悟空のお話なのだが、こちらは、孫悟空が、三蔵法師に出会うまでのお話である。
本田庄太郎さんの描く世界は、西遊記の世界観を見事に掴んでいて、私の思い描くイメージにぴったりで、見事です。
だから、すんなりとお話の世界に入っていくことができました。
ちょっと私たちには、耳慣れない難しい名前などがいくつも出てくるので、小学生中学年以上向きでしょうか。
この絵本から入って、興味を持った小学生が、読み物のほうの「西遊記」に進むのもいいかも知れません。

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面白い早口言葉に挑戦！　

投稿日：2007/02/01

ころころラッコこラッコだっこ
	作: 石津ちひろ絵: 藤枝リュウジ出版社: ＢＬ出版

石津ちひろさんは、絵本作家であり、翻訳家であり、言葉遊びも天才級である。
面白い早口言葉が、楽しい絵と共に１ページ毎に楽しめます。
特に私のお気に入りが、これ。

しょっちゅうしゅっちょうのしゅしょうとしゃちょう

しまうまがしましまうとしまのないしまうま

他のも力作ぞろいなので、是非一読を・・・。
なかなか手強い早口あり、笑ってしまう早口あり、親子でも、読み聞かせでも、楽しめます。

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価値あるものとは・・・　

投稿日：2007/02/01

バスラの図書館員
	文・絵: ジャネット・ウィンター訳: 長田弘出版社: 晶文社

表紙に、うずもれそうな本の山の中から、正面を見つめてじっとこちらを見ているイスラム風の女性の姿が描かれています。
この姿からも、何が何でも、本を守り抜くのだという彼女の意思の強さを感じました。
そう、あの恐ろしいイラク戦争の中、アリアさんは、黄金の山よりも価値のある本を守るため、気の遠くなるような努力を続けたのです。
毎晩一人で、図書館の本を運び出し、本を非難させたのです。
その数、なんと３万冊！
想像しただけで、クラクラしてしまう数ではありませんか。
戦争という暗い影を持つお話ながら、ジャネット・ウィンターさんの描く色彩豊かな明るい絵にとても救われた気持ちになりました。

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冬を満喫　

投稿日：2007/01/28

カロリーヌのゆきあそび
	作・絵: ピエール・プロブスト訳: 山下明生出版社: ＢＬ出版

カロリーヌとゆかいな仲間達が、雪山へ出掛けて、楽しい冬のバカンスを楽しみます。
スキー、ジャンプ、スケート、ボブスレーと雪だるまコンクール。
これでもかというくらい、本当に冬を満喫していて羨ましいです。
そして、どのページでも、必ず仲間のうちの誰かが何かをやらかしていたりして、私達を笑わせてくれます。
子供たちも、羨ましそうな顔をしながら、
「いいなー。」
とつぶやいていました。

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クスクス笑えます　

投稿日：2007/01/28

ブタヤマさんたらブタヤマさん
	作・絵: 長新太出版社: 文研出版

チョウを捕るのに夢中のブタヤマさん。
どのくらい夢中かといえば、後ろにお化けや、巨大な鳥、セミ、バッタなどが次々にやって来ても、全く気が付かないくらいなのです。
でも、ブタヤマさんが振り返った時に限って、誰も後ろにいないところが、余計に面白さをかきたてます。
次に何が後ろにやってくるのか、ワクワクしてしまう楽しい絵本です。

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戦争についての戒め　

投稿日：2007/01/28

おひさまとおつきさまのけんか
	作・絵: せなけいこ出版社: ポプラ社

始まりは、ほんのささいなこと。でも、素直に謝らなかったり、小さなボタンのかけ違いから、他の者まで巻き込んで、大きなけんかとなり、最後には、月も太陽も滅びてしまうという、よく考えると、とても恐ろしいお話です。
小さな子供向けだけれども、戦争の恐ろしさを暗示しています。
小さな頃から、このような戒めを聞くことは、意義があることだと思いました。
息子がとても面白かったと言って、私に勧めてくれた絵本です。

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ちょっと怖くて、ちょっと可哀想なお話　

投稿日：2007/01/28

ことろのばんば
	作: 長谷川摂子絵: 川上越子出版社: 福音館書店

表紙の絵からして、なんとも恐ろしげなことろのばんばの姿が描かれていて、早くお話を読みたくなる好奇心をそそります。
日が暮れる前に、山から帰らないと、ことろのばんばにさらわれてしまうという子供にとっては、とても怖いお話。
ある日、兄妹で、山で栗拾いしていたところ兄が、なかなか帰ろうとしない。妹が帰ろうというのも聞かずにどんどん山の奥へ入ってしまい、案の定ばんばにさらわれてしまう。
その兄を助けるために、妹が、山の神様の助けをかりながら、ばんばの元へと勇敢にも自ら立ち向かってゆく。
途中、山の生き物達と妹が、会話をしたり、山の神様がお酒を喜んで飲んだり、ちょっと不思議なやりとりが多い。
さらわれた子供たちが、ばんばの持つ壺の中に小さくなって閉じ込められたり、妹が、透明になってしまったり、日本の昔話のはずなのに、ファンタジーのような魅力も感じました。
そして、この恐ろしいはずのばんばなのだが、じっくりと読んでいると、本当は、子供が大好きなのだということが窺える。
なんだか昔に子供を亡くした哀れな女が、悲しみのあまりに恐ろしい妖怪のような姿に変身して、屈折した子供への思いから子供をさらうようになってしまったのではないかと思ったのは、私だけでしょうか。
子供を取り返されたばんばが、悲しく泣いているというところが、何とも言えず可哀想な思いになりました。

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ポコポコ歩く響きが楽しい　

投稿日：2007/01/22

ゆうちゃんとへんてこライオン
	作・絵: 長新太出版社: 小学館

ピンク色の空をバックに、ゆうちゃんという女の子と、ちょっと変わったへんてこなライオンのエピソードが、これでもかと繰り返されます。
さすがの長新太ワールドです。
ゆうちゃんが、ポコポコあるいていたら・・・という言葉の響きがなんとも言えず楽しいです。
リズムがあって、小さい子供でもとても読みやすいです。

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変幻自在のへんてこライオン　

投稿日：2007/01/22

ありがとうへんてこライオン
	作・絵: 長新太出版社: 小学館

ナンセンスなへんてこライオンシリーズの中の一冊。
この絵本には、ゆうちゃんと、しんくんの二人が交互に登場して、へんてこライオンの相手をします。
ゆうちゃんが出てくると、ピンク色の空で、しんくんが出てくると水色の空に変わります。ちょっと不思議な感じがしますね。
へんてこライオンは、いろいろなものに変身します。
まさに変幻自在、でもなぜ変身するのかは、おそらく意味がないものと思われます。
どうぞ、その変身ぶりを親子で堪能しましょう。
私達を楽しませてくれて、ありがとうライオン。
ありがとう、長新太さん。

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