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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ビッケビッケ

ママ・40代・宮城県、男3歳

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ビッケビッケさんの声

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自信を持っておすすめしたい わかってるくせに!  投稿日:2005/12/25
ママ、わすれてるじゃない
ママ、わすれてるじゃない 作: エイミー・へスト
絵: アニタ・ジェラーム

出版社: 評論社
さむ〜い嵐の夜です。外は風がビュービュー、雨がザーザー、そんなときに小さい白い家の中でクマのぼうやをママが寝かしつけます。ぼうやは、「あれ、わすれてるじゃない」となかなか寝付けません。

状況だけで、もう、うっとり。外の天気が悪ければ悪いほど、あったかい家でぬくぬくしたくなりますよね。

子供は繰り返しが大好きです。「あれ、わすれてるじゃない!」うちの子も、ぼうやのクマと一緒にうれしそうに何度も言ってました。

「あれ」を本当にママは忘れちゃったのかしら?わかってるくせに忘れたふりしてるだけ?

こんなやりとりが毎日繰り返されてるんでしょうね。毎日忘れて、毎日キスして・・。そんなのってステキじゃないですか!

「あれ、わすれてるじゃない!」って子供に言ってほしいから、いつまでも忘れてようかな〜・・心に、そんな余裕を持てれば、子育てくらい楽しいことってないと思います。
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自信を持っておすすめしたい かいじゅうの王、かいじゅうおどり!  投稿日:2005/12/25
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
子供向きに、変にこびていないところが大好きです。いたずらして、ママにゆうご飯ぬきにされちゃったマックスの部屋に、どんどん木が生えてきて・・かいじゅうの王になるのです!

月夜の晩、本文がないたっぷり三見開き分(^_^;)マックスはかいじゅうと一緒にかいじゅう踊り。この間、本をゆらして適当にリズムをつけてあげると、うちの子は大喜びで勝手な歌を作って一緒に踊っていました。やっぱり「よっほっほ!」的な歌になるんですね。こっちが面白かったです。

親に怒られたりすると、どこか自分が気持ちよくすごせる想像上のところに行ってしまいたいと思ったこと、とても記憶にあります。怒られている間も、「私の友達がただじゃおかないから!」なんて内心反抗してたり。マックスも、これから度々かいじゅうの王になることでしょう。それって大事なことかも。・・ってことは、親が怒って「ゆうごはんぬき!」って部屋に放り込むことも大事なのかもね。

部屋に戻ってきたとき、ちゃんとほかほかのゆうごはんがおいてあります。私は、夢から覚めた(想像の世界から戻ってきた)一瞬の話とうけとめたのですが、うちの子は「見て!」と部屋の窓の外に描かれているお月様を指差しました。なんと!かいじゅうの王になった当初は、三日月だったのに、部屋に戻ってきたら満月になっているのです。これは夢から覚めたのじゃなくて、本当に「1ねんと1にちこうかいすると、かいじゅうたちのいるところ」に行ってきて、かいじゅうの王になっていたのかもしれません。すごいぞ!マックス!
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自信を持っておすすめしたい 爆笑!寝る前には不向きかも・・・  投稿日:2005/12/17
うんちしたのはだれよ!
うんちしたのはだれよ! 作: ヴェルナー・ホルツヴァルト
絵: ヴォルフ・エールブルッフ
訳: 関口 裕昭

出版社: 偕成社
どことなくおじさん風のモグラ君が、頭にうんちを乗っけたまま「うんちしたのはだれよ!」と真面目に犯人探し。子供はなぜかウンチ、おしっこネタが好きですよね。子供にはウケルだろうなと思いつつ、ただ下ネタウケになってしまったら嫌だなと心配だったのですが、ここまで豪快だととてもおおらかで自然。ボトンボトン!ラッタッタッタ!ゴロンゴロン!ピュルッ!色んな声色で読んであげてください。子供が笑い転げることまちがいなし。読んでいる大人も、本当は誰のうんちなんだ?とそろそろ不安になったところで登場する「にくやまにくえもん」(笑)。その「ほねかわすじえもん」的なベタなネーミングに思わずにんまり。作者は雑誌記者、広告関係の人らしく、実はとてもセンスのよいおしゃれ(?)な本なのです。
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自信を持っておすすめしたい 憧れの2段ベッド、憧れのお兄ちゃん  投稿日:2005/12/17
きかせてたのしいこと ねんねのまえに
きかせてたのしいこと ねんねのまえに 作: ジョイス・タンバー
絵: デビ・グリオリ
訳: 山口 文生

出版社: 評論社
眠れない妹、ウィラのためにおにいちゃんのウィロビーが、やがて来る朝のために、色んなものが色んなことを「まってる」と教えてあげます。暗い部屋でスタンドのスイッチを入れてあげながら。窓を開けて夜の世界を眺めながら。
絵をデビ・グリオリという人が描いています。この人が書いた「ねむれないしろくまくん」という本も読んだことがあって、偶然どちらも眠れない子供のことを書いた本でした。共通して、眠れない子供にだけ広がる独自の世界があって、それはとても透明な、大人が忘れかけていたもののような気がします。本文を書く部分が絵の中の一部分のようにレイアウトしてあって、1ページ1ページがおとぎばなしです。
この兄弟は2段ベッドに寝ています。上がお兄ちゃん、下が妹。私は3人兄弟の真ん中だったのですが、いつも2段ベッドにあこがれていました。そしてお兄ちゃんにも。姉と妹は何か近すぎて、兄と妹という、近すぎない遠すぎない関係にあこがれていました。いないからそう思っちゃうんでしょうけどね。本の中のウィロビーはウィラの好きなものを何でも知っていて、ウィラは何回も「それってとってもうれしいな」と言うのです。ちらっと絵の中に姿をあらわすお母さんは、そんな二人の姿を見て、幸せを感じたことでしょう。読んでいる私にもそんな幸せがうつったのか、いつもは次のページ、次のページと先を急ぐ私の息子も、じーっと黙って最後まで聞いていて、最後の「おしま〜い」でほぉ〜っとため息をついてにっこりしたのでした。
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