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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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自信を持っておすすめしたい 幸せな未来のために  投稿日:2012/08/13
絵本 おこりじぞう
絵本 おこりじぞう 作: 山口勇子
絵: 四国 五郎

出版社: 金の星社
今年の夏休みは、8歳の長女にもそろそろ知識を深めてもらおうと戦争に関する絵本を何冊か読んでいます。
『いわたくんちのおばあちゃん』『すみれ島』ときて、三冊目に読んだのがこの『おこりじぞう』でした。
私自身、子供の頃に読んで深く記憶に残ったお話です。

原爆が落とされたその日。
町は炎で真っ赤に染まり、ある人は一瞬にして命を奪われ、ある人は体中にひどい傷を負って辺りをさまよっている――そんな中、一人の少女がいつも笑顔を絶やさなかった『わらいじぞう』の元にやってきます。
全身にひどいやけどを負ったその少女は、お地蔵様に水をねだるのでした。

今まで読んだ二冊とは違って、ここまで原爆の恐ろしさ・悲惨さを描いた絵本を読んだことはなかったので、正直反応が心配でした。
でも娘は、ちゃんと少女の苦しみや悲しみを素直に読み取ってくれたようです。
みずからの意思ではなく戦っていた人がいたこと、一瞬にして家族を奪われ一人ぼっちになってしまった人、そして原爆のせいで苦しみながら亡くなった大勢の人達がいたこと。
本当にむごくて悲しい過去ですが、子供達には目をそむけずにその事実を知っていてほしいと思います。
そして、同じ過ちを犯さない平和な未来を作ってほしいと願わずにはいられません。
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自信を持っておすすめしたい 予想もしなかった誕生日プレゼント  投稿日:2012/08/13
ねこざかなのすいか
ねこざかなのすいか 作・絵: わたなべ ゆういち
出版社: フレーベル館
いくつになっても子供って、しかけ絵本が大好きですよね。
ねこざかなシリーズにはいつもユニークなしかけがあって、8歳の娘にも好評です。

今回は、ねこざかなが海で大きなスイカを見つけます。
でもそれは、カバさんが誕生日の娘のために用意したもの。
浜辺の誕生日パーティーに招かれて、みんなでスイカを食べることになったのですが…?

カバの子供への思いがけない誕生日プレゼントに、読んでいる方も思わずにっこり。
せっかくの誕生日、特別なプレゼントは忘れられない思い出になりそうですね。
スリル満点でちょっとこわそうだけど、私もうらやましくなっちゃいました(笑)

海にスイカ、そして秘密のお友達まで…夏にぴったりのお話です。
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自信を持っておすすめしたい 『普通』に飽きたら  投稿日:2012/08/09
3びきのかわいいオオカミ
3びきのかわいいオオカミ 作: ユージーン・トリビザス
絵: ヘレン・オクセンバリー
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
おなじみ『3びきのこぶた』の逆バージョンのお話です。

3びきのかわいいオオカミ達は優しい気性で、兄弟仲良く力を合わせ強く生きていこうとしますが、母さんの忠告してくれた悪い大ブタはといえば――とにかく悪すぎ!
オオカミ達の家を壊すために、「えっ、そこまでやっちゃうの!?」とびっくりしてしまうほどの凶行に及びます。
ここまでくると、爽快感さえ覚えるほどの悪役っぷりです。

途中の破壊行為が嘘のように最後は丸くおさまり一安心となるわけですが、このお話、低学年よりは高学年の子供の方が受けがいいように思います。
我が家でも12歳のお兄ちゃんの方が、大ブタの悪行を気に入っていましたねー(笑)
あくまで『3びきのこぶた』のお話を知り尽くした上で、楽しめる作品ということでしょうか。

お話との直接の関係はありませんが、オオカミ達に家の建材を提供してくれる通りすがりの動物達もユニークな顔ぶれで面白かったです。

普通の『3びきのこぶた』に飽きたら、一度読んでみてはいかがでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい ペンギンの可愛さがあふれてます☆  投稿日:2012/08/09
なつペンギン
なつペンギン 作: 塩野 米松
絵: 村上 康成

出版社: ひかりのくに
ある暑い夏の日にやってきた一羽のペンギンが、涼しいところを求めて町を歩き回るお話。

表紙にも載っているこのペンギンが、とにかく可愛い!
つぶらな瞳でトコトコと町中を歩き回る姿、傍を飛び回っているトンボとの相性もバッチリです。
村上康成さんの絵はシンプルながらよく特徴をとらえていて、お話に彩りを与えてくれます。

特に印象に残ったのが、お魚屋さんのショーケースの中でいろんな魚に囲まれながら眠る場面。
そうそう!ペンギンって、こうやって首をすくめるようにして眠るんですよね。

ペンギンにとって暑い一日を描いた絵本のはずなのに、読み終わった後は、海やプールから上がった直後のようなすがすがしい涼しさを感じました。
今の時期にぴったりの絵本です。
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なかなかよいと思う 動物不信になっちゃうかも!?  投稿日:2012/08/08
ゆうだち
ゆうだち 作: あき びんご
出版社: 偕成社
南の島での突然の夕立ち。
日本の雨の降り方とは全く違う、スコールのように叩きつける豪雨が頭に浮かびます。
そんな夕立ちにあったずぶぬれのヤギが、オオカミの家で雨宿りさせてもらうお話。

オオカミとヤギの組み合わせというだけで緊張感が漂うのに、外は激しい夕立ち。
家の中に閉じ込められているような、なんだか追いつめられてるような気分になりますよね。

本を読み進めるうち、優しかったヤギの目が険しく鬼気迫るものに、強かったはずのオオカミがおびえた表情に――お互いの力関係がどんどん変化していくところがうまく表現されていて、すごいなあと思いました。
ヤギの歌を聞いたオオカミの慌てふためきぶりと、歌を歌っていくうちヤギの「あれっ、ぼくってこんなだったっけ??」という困惑ぶりが伝わっておかしかったです。

怖い目にあったオオカミが、今後夕立ちの時に他の動物を雨宿りさせてあげるのかどうか、ちょっと心配になってしまいました(笑)
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自信を持っておすすめしたい 命の大切さ  投稿日:2012/08/08
すみれ島
すみれ島 作: 今西 祐行
絵: 松永 禎郎

出版社: 偕成社
戦時中に『特攻隊』として命を散らせていった人達がいたことを子供達に教えたくて、この本を手に取りました。

学校の真上を飛んでは、海のむこうへ飛び去ってゆく飛行機。
子供達はただ無邪気に手を振るけれど、先生達はその悲しい務めを知っていました。
子供達が送ったすみれの花に囲まれて、若者達は故郷の家族や親兄弟に思いをはせたのでしょうか。
本心を押し殺し、「お国のために」と出撃に向かう若者達の心中を思うと、胸が痛くなりました。

特攻花というのは、本当にあったそうです。
出撃の際に桜の花などを飛行機に持ち込み本土へ向かって投げたり、胸に抱いて戦場へ向かったとか。

今ある幸せが、悲しい戦争に命を投じた人達の上に成り立っていることがとてもやるせなく感じられました。
こんな思いをする人が二度と現れないように、子供達には平和の大切さをしっかりと伝えていきたいと思います。
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なかなかよいと思う 頼られるって、誇らしい  投稿日:2012/08/02
きつねのおきゃくさま
きつねのおきゃくさま 作: あまん きみこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: サンリード
二年生の娘の読書感想文用に選びました。

はらぺこのキツネが見つけたひよこ。
「太ってから食べてやろう」と優しく食べさせ、世話してやります。
でもひよこはすっかり安心して、「優しいおにいちゃん」とキツネを信じきってしまいます。
「優しい」なんて初めて言われたキツネは、嬉しくなりました。
その後やってきたアヒルとうさぎも世話するようになり、「親切なおにいちゃん」「神様みたいなおにいちゃん」と信用されるようになりますが、ある日オオカミが襲ってきて…?

人は誰でも変われる、ということでしょうか。
ずるがしこい企みを考えたキツネは、今まで誰からも信用されたり愛されたことがなかったのでしょうね。
娘とは「もしオオカミがやって来なかったなら、その後4人はどうなっていたか」を考えました。
「たぶん4人で、そのまま幸せに暮らしていたと思う」というのが、娘の答え。
キツネが始めのずる賢いキツネのままなら、きっとしっぽを巻いて逃げていたでしょうね。
ひよことアヒルとうさぎの全幅の信頼が、キツネを変えたのだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 家族が大切だからこそ  投稿日:2012/08/02
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
戦時中に本当にあったお話だそうです。

いわたくんのおばあちゃん、ちづこさんがまだ高校生だった頃、広島に原爆が投下されました。
家族の中で生き残ったのは、ちづこさんただひとり。
それまで幸せに暮らしていた毎日が、一回の原爆で根こそぎ奪われてしまった――その悲しみは、戦争を知らない私達には想像しがたいものがあります。
でも今この瞬間に、なんの前触れもなく平和に生きている日常を失うことになったら…?
笑顔あふれる大好きな家族を一瞬で失ってしまったら…?
そう考えると恐ろしくて、他人事とは思えませんでした。

いわたくんのおばあちゃんが家族と一緒に写真を撮らないわけを知って心が痛みましたが、またそれと同時に、今の生活が幸せであることがわかって少しだけ安心しました。

子供二人に読み聞かせたのですが、今年の春に修学旅行で広島を訪れ原爆の話を詳しく聞いてきた12歳の息子は、あらためてその内容を思い出すことができたようです。

戦争はこわい。醜い。むごい。恐ろしい。
その内容から、私達親が子供達に詳細に伝えるには少しためらいもあるかもしれません。
でもだからこそ、絶対に伝えていかなければならないことだと思います。

原爆について描かれた絵本はたくさんありますが、内容がリアルに描かれているため小さいお子さんには恐怖を与えてしまうものもあるでしょう。
でもこの絵本にはそういった凄惨な場面はなく、優しさのこもった絵で読んでいても安心感がありました。
「原爆」に対しての知識を深めるきっかけになる絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 取扱い注意のペット?  投稿日:2012/07/31
アントン・ベリーの ながい たび
アントン・ベリーの ながい たび 作: 天沼春樹
絵: 出久根 育

出版社: 鈴木出版
食いしん坊の竜ドラゴン・プーと、その飼い主アントン・ベリーが食べ物を探して冒険するお話。

家じゅうの食べ物がなくなってしまうほど大食らいのプーもさることながら、個性的な少年アントン・ベリーのおおらかさに脱帽です。
せっかく見つけた食べ物をプーが全部食べてしまっても、すぐに「しかたがないなあ」と気を取り直して前進するところがすごい!
子供達のやらかしたいたずらや失敗にすぐ怒ってしまう私、その前向きさを見習わなければ(笑)
最後はひとまず一安心のハッピーエンドで終わりますが、今後もプーがますます大きくなっていくことを考えると、大丈夫かなぁと心配な一面も…。
それでもアントン・ベリーは、再びその懐の深さでクリアしていけるはずですよね。

お話のはじめにペットショップで売られていた竜の子プー。
あなたなら飼いますか?
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なかなかよいと思う うどんもいろいろあるけれど  投稿日:2012/07/31
うどんドンドコ
うどんドンドコ 作: 山崎 克己
出版社: BL出版
怪しすぎです、うどんかいじん。
でも、作るうどんはどれも本当においしそう。

「うどんドンドコ○○うどんひとつ、たべたい」って誰かが注文すると、すぐに駆けつけて出前を届けてくれます。
うどんを作るのが上手なだけでなく、耳もすこぶるいいんでしょうねー。
ひょんなことからうどんかいじんを手伝うことになった男の子と、のらねこのねこ吉。
お父さんからうどんかいじんのカレーうどんを食べたことがあると聞いていたようですが、もしかするとお父さんもその昔お手伝いをしたことがあるのかも?

私的にはつるさんの一本うどんが気になりました。
12歳の息子は豚さんのとんかつうどんを一目見るなり、「共食いはヤバイんじゃない」と一言。
なるほど…ちょっとマズイかもねと思わず苦笑いしてしまいました。
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