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待ち遠しくなる満月
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投稿日:2012/09/02 |
子供の頃からよく見上げたお月様。
消え入りそうに細い月も、三日月も、半月も、まぶしいくらいに光り輝く満月もどれも素敵ですが、一番きれいに見えるのはやっぱり秋の月でしょうか。
きつねのコンタもお月様が大好き。
おじいさんぎつねに、『年に一度満月の日にお月様を洗う』という話を聞いて、自分も洗ってみたいと願います。
楽しみにしていたその日、コンタは長い竹竿の先にすすきの穂をつけたほうきを手に、おじいさんと高い山を目指します。
そして、待ちに待ったまんまるなお月様が上って…?
きつね達の絵が、とてもかわいかったです。
みんなでお月様を洗っている場面では、きつね一匹一匹の一生懸命さが伝わってきました。
「ぼく達が洗ったんだぞ」って、お月様を洗う仕事にみんな誇りを持っているのでしょうね。
コンタ達きつねがきれいに洗った満月を、今年も見るのが待ち遠しくなりました。
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ドタバタ痛快レース!
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投稿日:2012/08/30 |
車好きな我が家のお兄ちゃん。
F1などのカーレースも大好きなので、そんな息子のためにこの本を手に取りました。
お話は、終始テレビ局のアナウンサーの実況中継で進んでいきます。
『地球を一周するレース』と聞いてワクワクしながら読み進めると――登場人物はすべて動物で、登場するマシンもなんとバラエティに富んでいることか!
私個人としては、ライオン&猫コンビのマシンがお気に入り。
陰ながら頑張るハムスターくんがいじらしくて、しかもエコだし、もっと数を増やせばいい線いけたんじゃないかな〜なんて不届きなことを考えちゃいました(笑)
その他の動物達もそうそうたる面々で、キャラクターにもマシンにも突っ込みどころが満載です。
しかもレースは、市街地や険しい山道・広大な砂漠など、一筋縄ではいかない難所続き。
棄権者が続出する中、一番にゴールしたのは…?
いいなあ、こういうお祭り騒ぎ。
見ている方も、楽しくなっちゃいますね。
動物達の表情も豊かで、絵の隅々まで堪能させてもらいました。
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月の光に照らされて
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投稿日:2012/08/28 |
日中の暑さは変わらなくても、朝晩が少しずつ涼しくなってきて「ああ、秋が近いんだなあ」と感じるようになると、なぜか読みたくなってくるのがお月様が関係する絵本。
秋=満月のイメージが強いからでしょうか。
このお話は、お月様から不思議な力をもらった一台のバスのお話です。
主人公は古いバスのがたぴしくん。
町のみんなから愛され、毎日一生懸命働いていました。
でもある日とうとうエンジンが壊れてしまい、町の通りがよく見渡せる子供達の遊び場所に置かれることに。
もう一度走りたいと願うがたぴしくんの元に、迷子の子ぎつねが現れて…?
壊れても「もう一度走りたい!」と願う、がたぴしくんのひたむきさにひかれました。
私も乗ったことはありませんが昔懐かしいボンネットバスの形、走る時の「がたぴし ぶるる ぶんたた ぶるる」というエンジン音もかわいかったです。
お客さんが笑顔になってくれることが何よりうれしくて、バスの仕事が大好きながたぴしくん。
ラストのページでは、「よかったね」と心がほっこりあたたかくなりました。
車好きの男の子はもちろん、女の子にもおすすめのお話です。
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料理には欠かせない存在
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投稿日:2012/08/24 |
全ページためしよみで読ませてもらいました。
私が一人でこっそり読んでいたら、いつの間にやら背後には娘とお兄ちゃんものぞきにやってきて、二人とも気に入ってくれましたよ。
料理をするようになって改めてその偉大さを実感するようになった常備野菜、玉ねぎ。
どんな料理にも必ず入っていてうまみをプラスしてくれる、なくてはならない存在です。
我が家は玉ねぎ大好き一家ですが、「玉ねぎ大嫌い!!」っていうお子さんをお持ちのお母さんにはゆゆしき問題ですよね。
確かに玉ねぎは生のままだと辛いし、切ってる時には目がツンツンしてきて涙も出るし…嫌がる理由にも納得できます。
そんなお子さんも、この本を読めば「あれっ、もしかしておいしそうかも…。ちょっと食べてみようかな?」――そんなふうにうまいことだまされて(笑)くれそうなお話です。
お父さんがたまさぶろうさんで、お母さんがたまこさん…というふうにイケてるネーミングだけじゃなく、「たまねぎ たまねぎ たまたまねぎねぎ〜 たまげるぞ〜 たまげるぞ〜」の呪文の後は、思わず食べたくなるような料理に大変身。
おいしそうに料理を食べる子供達をにっこり見守りつつも、「あれあれっ、玉ねぎ親子は食べられて大丈夫なの!?」と少し心配になりましたが、無事なようで安心しました。
玉ねぎが好きな人も嫌いな人も、おすすめです。
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憎めない子ブタ
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投稿日:2012/08/22 |
わがままなのに甘えん坊で、すぐすねちゃうくせにやっぱりかまってほしくて、一人ぼっちがさびしい困ったちゃん――そんな憎めない存在に心当たりはありませんか?
そう、まるで幼かった頃の我が子のような(笑)
このお話はそんなちっちゃな子ブタが主人公のお話です。
ある日小人のマノーの元にやってきた小さな緑色の子ブタ、レーズン。
行くところがないレーズンは、マノーと一緒に暮らすことになります。
でも、居候という立場のわりにはちょっとわがまますぎるかも?
そのわがままぶりは、大体人間の子供の3歳から5歳くらいといったところでしょうか。
レーズンの困ったわがままにも、マノーはいつも落ち着いて穏やかに対処します。
まさに、一歩下がって我が子を温かく見守る父親(懐の深さでは、おじいちゃんかも?)のような感じ。
我が家の子供達が幼かった頃、一緒になって大騒ぎしていた私とは大違いですね(汗)
特に、本文中の第5話『“ほんもの”のみどりのこぶた』でのレーズンの扱い方はお見事の一言に尽きます。
わがまま放題のレーズンですが、憎めないだけでなくやっぱり可愛い!
「うぃ、うぃ、うぃ!」という泣き声もお気に入りです。
私を含め、8歳の娘から12歳のお兄ちゃんまで、困ったちゃんなレーズンにはノックアウトされてしまいました。
幼年童話の扱いですが、フリガナもふってあるし読みやすい文章で優しい雰囲気を醸し出しています。
幼いお子さんをお持ちのお母さん、レーズンの可愛さに癒されてみてはいかがでしょうか。
意外と子育てのヒントが隠されているかも…?
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大人も挑戦!言葉遊び
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投稿日:2012/08/20 |
『しにがみちゃんのほねほねじまうたうたのたび』
読み聞かせのはじめに題名を読み上げるところから、もう言葉遊びは始まっているんですね。
ちょっと強気な女の子しにがみちゃんが、ほねほねじまのガイコツさんから手紙をもらいます。でもその内容がサッパリわからなくて、途中で出会ったおばけぼうやを無理矢理巻き込み、ガイコツさんに直接会いに行くことに…。
道中で出会うばけねこひめこやつむじい・うみぼうずなど、出てくるキャラクターもユニークな顔ぶれです。
言葉遊びの歌もボリュームたっぷりで、中には舌がもつれそうになるものもありますが、うまく読めると大人でもとても嬉しいですよ(笑)
かわりばんこに読んだり、お母さんの後に今度はお子さんが声に出して読んでみるのもおすすめですね。
これまで言葉遊びの絵本はあまり手に取ったことがなかったのですが、意外な面白さに気づかせてくれる一冊でした。
お話のラスト、しにがみちゃんがガイコツさんに「なんでこんな読みにくい手紙出したのよ!」と怒らないか少し心配になりましたが、読み終わって背表紙を見てみると…まんざら悪い気はしなかったのかな?とにんまりしてしまいました。
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みんな人それぞれ
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投稿日:2012/08/20 |
なんといっても表紙の赤いマスクがインパクト大!
どうしてもお話の中身が気になって、手に取りました。
主人公の男の子の町では今、映画のヒーローの赤いマスクが大人気。
どうしてもマスクが欲しくなって、怪しいマスク屋に買いに行きます。
「これでぼくもかっこよくなったはず♪」と友達に会いに出かけますが、町は赤いマスクをつけた人であふれていて…?
赤いマスクでいっぱいになった町の混乱ぶりがおかしかったです。
かっこいいものに憧れるのもいいけれど、『自分らしさ』は絶対になくしてはいけないものなんですよね。
みんなと『同じ』ことばかり重視するよりも、みんなと『違う』部分を大事にしていきたいなと考えさせられました。
短いお話ながら、読んだ人に「こうなったらどうする?」と疑問を投げかけてくれる絵本だと思います。
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鬼と神様の恋物語
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投稿日:2012/08/20 |
地獄の絵本が流行っていますが、ちょっと目先を変えて、鬼と神様の恋物語などいかがでしょうか?
青鬼のオニゴロはヨミの世界を抜け出し、初めて人間の世界を見にやって来ます。
そこで出会ったのが、えんむすびの神様サヤヒメ。
毎日会ううち二人はいつしか心を通わせるようになります。
しかしそのせいで人への情けや思いやりを知り、鬼の仕事ができなくなってしまったオニゴロは、ヨミの神様の怒りにふれ…?
鬼や妖怪、神様にお姫様などなど、この絵本には子供達の大好きな古典的キャラクターがあふれています。
それもそのはず、『古事記』に出てくる名称や人物を参考に描かれたお話だそうです。
とにかく絵が極彩色に彩られ華やかで、描写が細かい!
ヨミの国や神達が住む天の国、人間界の大通りのにぎやかな様子・人々の暮らしぶりなどはいくら見てても見飽きないほどです。
特に人間界では、あちらこちらに妖怪の姿が☆
どんな妖怪がまぎれこんでいて何をしているのか探していくのも楽しいですよ。
気になるオノゴロとサヤヒメの恋の結末はというと…読んでみてのお楽しみです。
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海水浴の楽しみ方☆
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投稿日:2012/08/13 |
夏といえば海!
しかし残念ながら、主人のお休みとお天気の日が重ならなくて今年はまだ一度しか海水浴に行けていません。
そんな我が家にとって目の毒な絵本が、この『うみにいったライオン』のお話です(笑)
ぼくとライオンが一緒に海水浴に行くお話なのですが、この絵本の中には海での楽しみ方がたくさん描かれています。
早く泳ぎたくて仕方がないぼくに対して、ライオンはパラソルを立てたり、のんびり貝拾いや砂の城を作ったりして。
その理由は、泳ぎができなかったからなんですねー。
でもその後は、ぼくと一緒に楽しく泳いだり遊ぶことに。
海水浴の醍醐味は、ただ泳ぐだけじゃないですもんね。
楽しく遊んでいる様子に、ますますうらやましくなってしまいました。
ライオンの作る砂のお城は圧巻です。
お子さんが「作ってみたい!」と言うこと、間違いなし♪
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個性を生かした仕事ぶり
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投稿日:2012/08/13 |
大男ならぬ大男の子、ジャイアント・ジョンのお話。
ある日お母さんから食べるものもお金もなくなったと聞いたジョンは、仕事を探しに出かけます。
たどりついたのは、王様とお妃様とお姫様と犬が暮らすお城。
こんなに大きな男の子が、どんな仕事を任されるんだろう?と興味津々で読んでいると――なるほど、ジャイアント・ジョンの大きさをフルに活用した、彼にしかできない仕事内容でした。
無事に仕事を終わらせお金をもらったまではよかったんですが、魔法の森の妖精達が飛んできて…?
お母さんのために頑張るジャイアント・ジョンもさることながら、彼の個性を丸ごと受け入れてくれた王様やお妃様・お姫様達の大らかさに脱帽です。
ラスト家に帰った時の、お母さんの姿には笑ってしまいました。
お母さんもジョンの留守中、頑張って耐えていたんですよね(笑)
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