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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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自信を持っておすすめしたい 絵の細やかさに脱帽!  投稿日:2012/09/27
おちばいちば
おちばいちば 作: 西原 みのり
出版社: ブロンズ新社
去年の秋に読みそこねてしまい、「今年こそは!」と意気込んで手に取った絵本でしたが、期待どおりの一冊でした。

さっちゃんが幼稚園で作ったどんぐりのお馬さんが突然、不思議なてんとう虫を乗せてぱっぱかぱっぱか歩き出します。
一緒に向かったのは、にぎやかで楽しいおちばいちばでした。

とにかく絵が細やかで可愛い!
どの場面にも、絵本作家さんのこだわりが感じられます。
お話の進み具合とは別に、ページのあちこちに「あっ、こんなところに!」「こんなの、いいなぁ〜」「これかわいい!」という発見と驚きがあふれていました。
隅々まで見ていると、ついついページをめくる手が止まりがちに…。
『いちばでみつけたもの』一覧は、女の子が喜びそう。
我が娘に「どれが一番ほしい?」と聞いたところ、「これとこれと、これ!」って迷うことなく答えてくれました。
一番ってひとつじゃないの?親に似てよくばりなんだから(笑)

こんなに楽しい市場なら、一日中いても飽きないだろうなあ。
秋を満喫できる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい スプーンが運んだ新しい友達  投稿日:2012/09/26
おばあさんのすぷーん
おばあさんのすぷーん 作: 神沢 利子
絵: 富山 妙子

出版社: 福音館書店
読んでみて耳に優しい表現や言葉のリズムだと思ったら、『くまの子ウーフ』や『ふらいぱんじいさん』でおなじみの神沢利子さんの作品だとわかり、納得しました。

おばあさんが大切にしていたスプーン。
ふとした拍子にカラスに盗まれてしまいますが、三匹の小さなネズミがスプーンを見つけたことから、無事戻ってくるまでのお話です。

第二の主役とも言えるネズミ達の様子が、本当に可愛いです。
セーターやズボンをはいていて、まるで小さな子供みたい。
おばあさんとも仲良くなって、大事なスプーンは新しい愉快な友達までおばあさんの元に運んできてくれたようですね。

カタカナの言葉づかいもすべてひらがなで書かれていましたが、お話の雰囲気にはぴったりでした。
文章的には少し長いかもしれませんが、カタカナを読めない小さなお子さんでも、ひらがなさえ読めれば一人で読めるのでは?
文章の作りがとても小気味よいので、ぜひ声に出して読むことをおすすめします。
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自信を持っておすすめしたい 一番の願い  投稿日:2012/09/26
ようせいの三つのねがい
ようせいの三つのねがい 作・絵: ジョアンナ・ハリソン
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
妖精の衣装を作ろうと思い立ったルル。
お母さんに「手伝って」とお願いしても、お母さんは「忙しい」というばかり。
その夜ルルはベッドの下で、猫に襲われそうになっていた妖精を助けます。
お礼に三つの願いをかなえてもらえることになり、最初にお願いしたのは――「あたし、妖精になりたい!」

外国では、日本よりも『妖精』や『小人』の存在が身近なんだろうなと感じさせられる絵本でした。
妖精になったらこんなことができるんだ、ということが子供にもよくわかったようです。
朝になるとルルは元の姿に戻っていて、妖精に出会ったことも遊んだことも夢だったのかとがっかりするのですが、実は妖精の魔法がまだまだ続いていた、というところが素敵でした。
ルルの一番のお願いはきっと、三つ目だったんでしょうね。

毎日忙しいお母さん。
いつも「忙しい」ことを理由にしないで、子供とじっくり関わっていかないといけないなと少し反省させられてしまいました。

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自信を持っておすすめしたい なべの不思議とは…?  投稿日:2012/09/26
ヘリオさんとふしぎななべ
ヘリオさんとふしぎななべ 作・絵: 市居 みか
出版社: アリス館
最近、読んだ後にも疑問が残ってあれこれ考えちゃう不思議なお話にはまっています。
こちらの『ヘリオさんとふしぎななべ』も、そのうちの一冊です。

いつもおなかをすかせた貧乏な絵描き、ヘリオさん。
ある時骨董屋で、底に穴が開いたおかしな鍋の絵を見つけます。
その絵が妙に気になったヘリオさんは家に持ち帰り、筆と絵の具で鍋の穴をふさぐのです。
するとその晩、あの鍋が動き出して…?

持ち帰った絵の裏に、『この絵に決してらくがきするべからず』ってお札が貼ってあるところから、もうなんだかいわくありげ。
読者としてはもちろん、何かが起こることを期待してしまうのですが(笑)
でも、その後に続く不思議な出来事は予想もしなかった内容でした。
それは読んだ時のお楽しみとして、お話の中に出てくるシチューは本当に美味しそう!
おなかがペコペコのヘリオさんが引き寄せられるのも、無理はないと思いました。

ヘリオさんより前の絵の所有者がどうなったのか考えると、ぞくっとするような、キツネにつままれたような、どうにも悩ましい気分になるお話でした。
秋の夜長にいかがでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい がんばれ女の子  投稿日:2012/09/26
ケイトと豆のつる
ケイトと豆のつる 作: メアリー・ポープ・オズボーン
絵: ジゼル・ポター
訳: おがわ えつこ

出版社: らんか社
有名なお話『ジャックと豆の木』を、女の子を主人公にして書いたものです。
おおまかな話の流れは原作と一緒ですが、主人公のケイトの生い立ちやお話の中の細かい設定が違う感じになっていたので、なんだか新しい物語を読んでいるようで新鮮に感じました。
それだけ原作のお話の芯が通っているからこそなんでしょうね。

ケイトが宝物をこっそり持ち出す時に三度も変装(というより仮装?)しているところが、おかしかったです。
特に料理の手伝いをしている場面は、なるほどと納得させられました。
大男にいつ見つかりやしないかとドキドキする感じも、原作のまま健在でたまりませんね。

男の子に負けていられない、女の子が活躍するお話。
読んだ後の爽快感もあって、物語好きのお子さんにおすすめだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 『違い』を乗り越えて  投稿日:2012/09/20
凸凹ぼしものがたり
凸凹ぼしものがたり 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
8歳の娘のお気に入り『ルルとララ』シリーズや、『なんでも魔女商会』シリーズでおなじみのあんびるやすこさんのお話。
絵本も書かれていたとは初めて知りました。

舞台は宇宙に浮かぶ小さな星。そこには凸凸国と凹凹国というふたつの国がありました。
凸凸人と凹凹人は手の形状が違うために、お互い悪口を言いながら別々に暮らしていました。
でもある日、星の真ん中にある高い塔の上で事件が起こり…?

このお話は、お互いの違いを認め合ってわかりあえれば、もっと楽しい素敵な暮らしができることを教えてくれます。
世界には、言語の違いや肌の色の違い、宗教の違いなどで争っている国がたくさんあります。
この本のように簡単にはいかないけれど、子供達には自分から偏見を持ったり、自分と違うというだけでそれを排除するような人間にはなってほしくないなと思いました。

『違う』ということは素晴らしいこと。
それぞれ違うからこそ、自分一人ではできないことができたり、協力しあえるんだなぁとしみじみ考えさせられました。
子供達に大切なことを教えてくれる絵本です。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 働き者の小人達に拍手!  投稿日:2012/09/19
ミレドーさんちのこびとたち
ミレドーさんちのこびとたち 作・絵: ひだ きょうこ
出版社: 教育画劇
『こびとづかん』の小人もまだまだ人気ですが、こちらの小人もいかがでしょうか。
みんなが知っているお話『こびとのくつや』に似ていますが、私的にはこちらの方がひねりが効いていて断然好みです。

ミレドーさんちは老舗の小さな楽器店、連日お客さんでにぎわっています。
大忙しのミレドーさんは楽器の手入れをする暇もありませんが、不思議なことに楽器はどれもピカピカ。それは、おじいさんから大事にするよう言われていた小さなたいこに住む、小人達のおかげだったのです。
そんなこととは知らないミレドーさんは、ある日小さなたいこを人に売ってしまい…?

知らぬこととはいえ、たいこを売ってしまったために巻き起こるドタバタが面白かったです。
どこに行っても一生懸命働く小人達。でも、やっぱり楽器屋さんにいるのが一番好きなんですよね。

教訓:おじいさんのいいつけは守りましょう!というところでしょうか(笑)
ミレドーさんも、この小さなたいこを次の後継者にちゃんと『たからもの』として語り継いでいかないといけませんね。

最後のページ、並んで眠っている小人達の姿がとても可愛かったです。
たくさん働いて、お疲れさま。
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自信を持っておすすめしたい 知りえなかった、新しい世界  投稿日:2012/09/19
ゆうひのしずく
ゆうひのしずく 作: あまん きみこ
絵: しのとおすみこ

出版社: 小峰書店
あまんきみこさんの作品は、読み手をいつもふうわり優しい雰囲気で包んでくれるので大好きです。
中でもこの作品『ゆうひのしずく』は、題名はもちろん詩的な表現が多くて素敵だなと思いました。

ある夏の日、なだらかな丘の上で一匹のありがきりんと出会います。
「ねえ、きりんくんは、ここでまいにち、なにをしているの?」
その問いかけにきりんは、「ただ見ているのさ」と答えます。
背の高いきりんが見ていたものとは…?

きりんの体をありがのぼっていくなんて、どんなに大変なことでしょうか。
きっと、本格的な登山でもしているような気分だろうなぁ。
ありがのぼっていく時の「とことこ、ちこちこ…」の表現が、ありの小ささとその歩いた距離の多さを表していて可愛かったです。
それから、無事にたどりついたきりんのつのの上から初めて見た、素晴らしい景色。

お互い全く違う視点の世界で暮らしている2匹。
ありは見たこともなかった遠い世界を、きりんは今まで見ようとしなかった足元の世界を――それは思いもよらない新しい発見だったんでしょうね。
それぞれの感動が、こちらまでよく伝わってきました。

少しさびしそうだったきりんくん。
新しい世界を知って、新しい友達もできて、少しはさびしさがまぎれたかな?
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自信を持っておすすめしたい スッキリ痛快活劇!  投稿日:2012/09/10
よなおしてんぐ5にんぐみ てんぐるりん!
よなおしてんぐ5にんぐみ てんぐるりん! 作・絵: 岩神 愛
出版社: 岩崎書店
前回読んだ『青おにとふしぎな赤い糸』が気に入ったので、手に取ってみました。

天狗島に暮らす天狗達は、日夜修行にはげむ日々を送っています。
人間界に現れたカエルの化け物ガマエモンを倒すため、大天狗から命令を受けたのはヤマト、サルヒコ、スクネ、トヨタマ、ナデシコの5人。
不思議な道具を使った戦いが始まります。

まさに痛快活劇、というのがぴったりな絵本でした。
語り口調も小気味よく、「てんぐるりん!」という呪文と共に天狗達が使う不思議な道具や、ガマエモンが操る仲間達もバラエティーに富んでいて、生き生きとした様子が伝わってきます。
読んだ後にスッキリすること間違いなし!
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自信を持っておすすめしたい 夢の船旅  投稿日:2012/09/10
わたしのおふねマギーB
わたしのおふねマギーB 作・絵: アイリーン・ハース
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
一度は自分の船でゆったりのんびり船旅を楽しみたい、なんて思ったことはありませんか?
これはそんな夢がかなった女の子のお話です。

ある晩マーガレットはお星さまにお願いをしました。
「私の名前を付けたお船で、思いっきり海を走りたい」
目が覚めるとマーガレットは、自分の船『マギーB』に可愛い弟のジェームスぼうやと共に乗っていました。

マギーBと名付けられた船が、とにかく素晴らしいの一言につきます。
船自体はそれほど大きくないのですが、一番上のデッキにはちゃんと小さな畑があって、フルーツの木が茂り、ヤギやニワトリなどの動物もいるのです。
船室にはおしゃれなキッチンとダイニング、快適そうなベッドルームがあります。

お話の主人公、マーガレットは何歳くらいでしょうか。
挿絵ではかなり小さく描かれていますが、小学校の中学年くらい?
そのしっかり者ぶりは、私も見習いたくなるくらい(笑)
小さいながらもきちんと食事づくり、洗濯、掃除などの家事をこなし、作物の収穫や網を使った漁、時には絵を描いたりジェームスに勉強を教えたりしてのんびり過ごします。
いいなあ…。大変そうだけど、すごく楽しそう。
夢いっぱいの充実した船旅、マーガレットと一緒に体験してみませんか?
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