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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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ひだまり☆はは

ママ・40代・京都府、男の子24歳 女の子20歳

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ひだまり☆ははさんの声

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なかなかよいと思う お兄ちゃん1年生  投稿日:2012/07/27
ふじさんファミリー
ふじさんファミリー 作・絵: みやにし たつや
出版社: 金の星社
「あなたはお兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょう」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから、優しくしてあげてね」
2人以上のお子さんを持つお父さん・お母さんなら、誰もが言ったことがあるであろうこれらの言葉。
でもちょっと待って。
目の前にいるその子は、生まれた時からお兄ちゃん・お姉ちゃんだったのでしょうか?

妹が生まれたばかりのふじさんしろうくん。
日本一のふじパパとふじママをはじめ、周りの人達はみんな赤ちゃんに夢中で少し寂しい思いをしてしまいます。
赤ちゃんのお世話でくたくたのふじママに叱られ、家を飛び出すのですが…?

妹や弟が生まれるまで、上の子には「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という肩書はありません。
親が「お父さん・お母さん1年生」から始めるように、下の子が生まれた後に少しずつその自覚を育てていくのです。
子育てにイライラして、大事なそのことを親は見落としがちになってしまいます。
みやにしさんのこの絵本には、そんなお父さんお母さんを「ちょっと待って」と優しく押しとどめてくれる効果があるように思います。

子供達の年齢も上がってそれぞれ落ち着いては来ましたが、上がお兄ちゃんで下が妹の我が家はなんだか他人事には思えなくて、ひとしきり反省してしまいました(笑)
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なかなかよいと思う 大切な約束  投稿日:2012/07/27
なつのやくそく
なつのやくそく 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: 文溪堂
約束はとても大切なものですよね。
それが友達との約束なら、なおさらです。

オコジョのタッチィは羊のメメールと知り合い、メメールの大事なふわふわの毛を預かることになります。
ふとしたはずみで毛の入った袋を飛ばされてしまったタッチィ。
メメールを怒らせてしまいますが…?

失敗してしまってもあきらめずに、友達との約束のために最後まで一生懸命頑張るタッチィの姿にじーんときました。
その行動の端々には、常にメメールを思いやる優しい気持ちが表れていました。
ケンカをして仲直りをした後の方が、より仲良くなれる――そんな友達関係が素敵ですね。

タッチィシリーズを読むのはこのお話が初めてでしたが、他の作品も読んでみたくなりました。
広がる夏の風景が目にしみわたるような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい ほんのり不気味?  投稿日:2012/07/27
おっきょちゃんとかっぱ
おっきょちゃんとかっぱ 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
河童のガータロと出会って、水底の祭りに招かれたおっきょちゃんの不思議なお話。
それほど大きな絵本ではないのに、読み応え充分です。
河童の世界の暮らしや「すいかごめのじゅもん」なる魔法のような力なども描かれていて、子供達にも好評でした。

子供達は気にならなかったようですが、深読みした私にはいくつか不思議に思った点が。
@河童の祭りに参加したおっきょちゃんを大人の河童達が「人間の子だ」と取り囲んだ。おみやげのきゅうりを差し出したから騒ぎにはならなかったものの、もしそれがなければきもを取られていたかも…?
Aおっきょちゃんは何日も水底で河童たちと過ごしていたはずなのに、地上に戻った時それほど時間がたっていなかった…?

河童といえども立派な妖怪の仲間。
読んでいて所々ひやりと寒くなるのは、それゆえかもしれませんね。
あからさまに怖いのではなく、じわじわと染み渡るような不気味さを表現した長谷川摂子さんはすごい!
ともだちシリーズとは一味違う、降谷奈々さんの絵もぴったりでした。
真夏に不思議な妖怪絵本、いかがでしょうか?
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なかなかよいと思う 我が子も泳げるようになってほしい!  投稿日:2012/07/23
ぐりとぐらのかいすいよく
ぐりとぐらのかいすいよく 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
ビンにつめられた手紙が届き、なんと差出人が「うみぼうず」とは驚かされます。
しかしこのうみぼうず、名前を聞いて想像するのとは大違いのかわいいうみぼうずさんでした。
そして今回発覚した事実。意外なことに、ぐりとぐらの2人は泳げなかったんですね〜。
うみぼうずをお手伝いすることで仲良しになって、うみぼうず直伝の泳ぎ方を教えてもらいます。
カナヅチの我が娘も、この絵本を読んで一念発起してくれると嬉しいのですが(笑)

中川李枝子さんのお話はいつも温かみがあって、読むとほっこりします。
今の季節にぴったりの、海が恋しくなる絵本でした
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自信を持っておすすめしたい ほかほかごちそうおにぎり!  投稿日:2012/07/23
おにぎりがしま
おにぎりがしま 作: やぎ たみこ
出版社: ブロンズ新社
みなしごのこたろうがある日出会ったおにぎりおに。
その小さな体からは想像できないほどのパワフルさで、たんぼを作り、「オニピカリ」というお米を育ててごはんを炊いて、あっという間におにぎりを作り上げます。
その後も仲間が増え、無人島はいつの間にかにぎやかな「おにぎりがしま」になっていました。

おにぎりおにの可愛さとその活躍ぶりもさることながら、はじめはひとりぼっちで寂しそうだったこたろうがどんどん笑顔になっていく様が読んでいて嬉しくなりました。
おにぎりがしまに新しく住み着いた住人達も、様々な顔ぶれで豪華です。
でもなんといっても楽しかったのは、おにぎりおに達が作り上げたいろんな種類のおにぎりです。
おにぎりって、中に詰める具を変えるだけで立派なごちそうですもんね。
子供達のお気に入りのおにぎりが、見つかること間違いなしです。
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なかなかよいと思う お母さんの正体は?  投稿日:2012/07/10
ねずみのへやもありません
ねずみのへやもありません 作: カイル・ミューバーン
絵: フレヤ・ブラックウッド
訳: 角田 光代

出版社: 岩崎書店
もしもあなたが大きなお屋敷に住んでいて、いくつも部屋が余っていたとしたらどうするでしょうか?
この絵本は、なんとも外国らしい羨ましいほど大きなお屋敷が舞台になっています。

クリストファーは、お母さんと大親友のねずみのスキーニーと一緒に大きなお屋敷で暮らしています。
お母さんはいつも大忙しで、自分の好きなことをする時間もないほど。
やらなければならないことを「やることリスト」に書いているのですが、それもどんどん増えていくばかりです。
ある時クリストファーはおうちを失ったおばさんに出会い、「それならうちにひっこしてきたら?」と提案します。このおばさんを皮切りに、クリストファーは行くところがない人たちに自分の屋敷へ来るよう次々誘っていくのですが…?

この行くあてのない人達が家を失ったわけが普通では考えられない理由で、なんともユニークなのです。クリストファーのお屋敷に引っ越してからは、自分達がやりたいことを好きなようにやるのですが、おかげでお母さんの「やることリスト」から用事がひとつずつ消えていきます。
でもこれだけ住人が増えても、最初のうちお母さんは全く気付いていないなんて!
そんな天然とも言えるべきお母さんですが、お仕事は一体何をしているのでしょうか?
忙しそうなお母さんの絵から、あなたも想像してみてくださいね。
ちなみに私が考えた答えは、伝書鳩を使った郵便屋さん?でした(笑)
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なかなかよいと思う 冒険に出かけよう  投稿日:2012/07/10
ジュマンジ
ジュマンジ 作: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 辺見まさなお

出版社: ほるぷ出版
映画でもおなじみ「ジュマンジ」の絵本です。
息子が大好きだった映画でもあったので、原作はどんな感じかな?と今回初めて読んでみました。

ある日、公園の木の根元でボードゲームを見つけたピーターとジュディ。それは、ジャングルの奥地から金色にかがやく町「ジュマンジ」を目指すゲームでした。
サイコロをふってマスに止まるたび、二人の周りではジャングルの猛獣が突然現れたり、不思議な現象が起こります。
途中でやめられないゲーム「ジュマンジ」を始めてしまったピーターとジュディは…?

カラーではなくモノクロで描かれた挿し絵なのですが、それがまたいいんです。絵が細かく動きがあって、迫りくる動物達も迫力があります。
映画を見たことがある人には少し物足りないかもしれませんが、初めてこの絵本を読んだ人はこの後に映画を見てみるのもいいかもしれません。
文章量が少し多いので、お父さんやお母さんがお子さんに読んであげるのもおすすめです。お子さんもドキドキしながら聞き入ってくれるのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ふたを開けてワクワク♪  投稿日:2012/07/10
おべんとうなあに?
おべんとうなあに? 作: 山脇 恭
絵: 末崎 茂樹

出版社: 偕成社
子供達が大好きなお弁当。中のおかずやおにぎりを食べることはもちろん、お弁当箱を開ける時のあのワクワク感がいいのでしょうね。
このお話は、そのふたを開ける時のドキドキ・ワクワク感を存分に味わえる絵本です。

ぞうくんとうさぎくんとりすちゃんときつねくんが、みんなで野原へピクニックに行きました。
たくさん遊んでおなかがぺこぺこになったら、お待ちかねのお弁当の時間。一人ずつ順番にお弁当を開けていくのですが、どのお弁当も本当に素敵でおいしそう!
でも、ぞうくんのお弁当がなくなってしまって…?

この絵本、お弁当の蓋を開けるところがちょっとした仕掛け絵本のようになっているんです。
「あー、うちの子はすぐに仕掛け絵本を破っちゃうから無理だわー」とあきらめてしまっているお母さん、この絵本なら大丈夫です!
仕掛け絵本といってもページをめくるようになっているだけなので、他のデリケートな仕掛け絵本のようにその後読めなくなってしまったなんてことはありませんから。
うちも一部破かれてしまいましたが、セロテープで充分補修できました(笑)
意外なことに、うちの場合は妹よりもお兄ちゃんの方が気に入って、文章をそらで言えるようになりましたよ。
これから幼稚園や保育園へお弁当を持っていくことになる小さなお子さんにもおすすめです。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 新感覚の絵本  投稿日:2012/07/05
まち
まち 作・絵: 新井 洋行
出版社: 自由国民社
お友達5人の家に手紙を届けるというおつかいを頼まれたみおちゃん。
お母さんからもらった紙に書いてある行き方を頼りに、愛犬クッキーと元気にお友達の家を目指します。
みおちゃんには内緒の手紙の中身とは?そして、お母さんが娘に手紙を託した本当の目的とはなんだったのでしょうか。
ラストには、素敵なサプライズが待っていますよ。

みおちゃんがお友達の家を訪ねる、ちょっとした冒険の始まりです。
お母さんの行き方メモには、「○○屋さんを右に曲がって、次の道を右に入って、すぐの道を左に曲がった…」というように、なかなか細かい指示が書かれています。
絵本を読んでいる私達は、町の上空からみおちゃんを見下ろしながら指でたどってお友達の家を目指すんですが、これが面白い!
大人が読んでいても、後半は「あれっ?」と首をかしげて道に迷ってしまうページがありました。
娘も「ちょっと変わった迷路みたい!」と喜んで、みおちゃんになりきり何度も挑戦していましたよ。

今は携帯やカーナビが便利になったので、こういう行き方リストや地図を手に目的地へ向かうことはなくなりましたが、たまにはアナログな方法で行ってみるのも新鮮かもしれませんね。
初めて出会ったジャンルの本で、楽しかったです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 憎めない悪魔  投稿日:2012/07/05
パンのかけらとちいさなあくま
パンのかけらとちいさなあくま 作: 内田 莉莎子
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
「悪魔」という言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
人を惑わし、心の隙間から入り込んで弱さにつけこみ、悪い心をあおって堕落に導く…なんともまがまがしい感じですよね。
でも、このお話に出てくる悪魔はちょっと違います。
背は低く子供くらいで、ピンピンにとがった赤い髪、ギョロリと開いた目、口まで裂けそうなほど大きな口と見た目は少し変わっていますが、悪魔というよりはいたずら好きな小人のイメージ。
そんな小さい悪魔が活躍する絵本です。

お話はとある森の中から始まります。
一人の貧乏なきこりが働いている隙に、小さい悪魔が現れ、こっそりお弁当の小さなパンを盗んでしまいます。
住処に帰った小さい悪魔は、なけなしのパンを盗んだことを大きい悪魔達に叱られ、きこりの元に戻ります。
「お詫びに何かさせてください」
泣きながら謝った悪魔に、きこりはどろどろの沼を麦畑に変える手伝いを頼むのですが…?

このお話は私が子供の頃大好きだった絵本で、懐かしくなって図書館で借りてきたところ子供達も気に入ってくれました。
お世辞にも可愛いとは言えない風貌ですが、この小さな悪魔がなんとも憎めないのです。
きこりの麦を横取りしようとする地主との対決では、スカッとすること間違いなし。
最後のページでは、小さい悪魔が住処に戻った場面も見られますよ。

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