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そやでさんの声

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自信を持っておすすめしたい 頭の上に雲が現れ・・・?  投稿日:2007/04/11
ちいさな しんぱい
ちいさな しんぱい 作・絵: アンネ・エルボー
訳: 木本 栄

出版社: ひくまの出版
クマの上に小さい雲が現れ、逃げても・逆さになっても・モップで突っ突いても離れてくれません。忘れようとジャムを食べ始めるくまさん。ところが雲はまだ頭の上。どうしたらいいのか分からなくなって泣き出すと・・・?
 お話の展開がいきなりでぐんと引き込んでくれます。くまさんが悩む表情、もういいやと気にしないでおこうとする表情がかわいらしい。結末にもうひとひねりあれば文句無しの作品だと思います。
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なかなかよいと思う いつだって おならおならおなら!  投稿日:2007/04/11
おなら犬ウォルター
おなら犬ウォルター 作: ウィリアム・コツウィンクル
絵: オードリー・コールマン
訳: 三辺 律子

出版社: サンマーク出版
「注意! この本を読むと おならがしたくなるかもしれません」付けられていたこのタグが面白い!
ほけんじょから引き取った犬にビリーたちはウォルターと名付けます。この犬、どこかくさい。身体を洗ってあげても・・・まだくさい。そうです、おならだったのです。ウォルターは部屋に居るときも・食事中もおならをしっ放し。こりゃかなわんと肖像画まで鼻をつまむ始末。この辺のパロディがいかにも「欧米かっ」という感じですよね。
 ひょんなことからほけんじょに返されず、おならをすることも許されたウォルターの結末にも納得の一冊でした。
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なかなかよいと思う ごみが積もるとどうなるか  投稿日:2007/04/10
はなかっぱとグチャットン
はなかっぱとグチャットン 作・絵: あきやま ただし
出版社: KADOKAWA
はなかっぱくんの住む町は水が澄んでいてきれい。でもやまのむこうのおきなまちには、ひとやごみがあふれかえっていて、ごみが積もるとグチャットンという怪獣が飛び出してきます。グチャットンがはなかっぱくんの町にやってきて奇麗な水を飲むと・・・?

環境問題を小さなお子様でも感じ取れるように配慮された作品ですね。前作よりも1歩踏み込んだ感じがします。このシリーズは楽しいキャラクターも登場するから子供受けも良いんじゃないかな。
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自信を持っておすすめしたい アレルギーって何だろう?  投稿日:2007/04/10
ふしぎの山のしんりょうしょ
作: 佐藤 のり子
出版社: (不明)
アレルギーって耳にするけれど何?
そんな疑問に答えてくれた絵本がこちら。周りの不理解への対応・食事によるショック症状・食品表示に書かれていない混入から日々の生活習慣指導まで「アレルギーと付き合うにはどうしたらいいか」が”子供目線”で分かりやすく描かれています。
キャラクターが可愛くって馴染みやすいですね。「アレルギーを持っていても悪くないんだよ」と子供が胸を張って生きていけるようQ&Aが各ページに設けてあるので、お子さんが一人で読んでも納得できる作りになっています。

この絵本は幼稚園・学校などアレルギーを全く知らない子がふと手にして「へぇ、そんな子もおるんやぁ」と感じ取れるといいな。教職の方へもお奨めです。
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なかなかよいと思う あれもこれも のりもののりもの  投稿日:2007/04/10
のりもの のりもの どんなもの
のりもの のりもの どんなもの 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
リサ・ガスシリーズの番外編です。
「のりもの のりもの どんなもの」のリズムに合わせ楽しい乗り物が目白押し!自動車やお船はもちろん、ロケットから魔法のじゅうたんまで、なかなか触れることの出来ないものまで取り上げられています。中には「手押し車」「エスカレーター」というように「これって乗り物に含めていいのか?」と笑えるパロディも取り込んであります。

ゲオルグさんは奥行きのあるものの描き方が上手ですね。のりもの好きな子なら何度も「読んで〜」とせがまれるかも?
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なかなかよいと思う あっさりとした色使いだけれども魅かれる  投稿日:2007/04/10
ぼくはいろいろしってるよ
ぼくはいろいろしってるよ 作: アン・ランド ポール・ランド
絵: 青山 南

出版社: 福音館書店
ふくろうのぼくが自分の目で見たものを「ぼくはしってるよ」と紹介してくれています。中でも
「ありも その気になれば いちごみたいにおおきなものが へいきでしょえる」
ちょっとした勇気を分け与えてくれている感じがして心地良かったです。
お話に脈絡が無く1ページごとに区切られていますので物語として読むには不足でしょうが、それ以上にデザインがおとなしいながらもスッキリしていて目を奪われます。
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ふつうだと思う やっぱり木の上が一番  投稿日:2007/04/10
もしも ねこが サーカスに いったら
もしも ねこが サーカスに いったら 作: 石津 ちひろ
絵: ささめや ゆき

出版社: 講談社
猫のミーシャとサーシャが団長さんにスカウトされてサーカス団へ入るのですが・・・馬に乗っても、火の輪をくぐっても、くうちゅうブランコでもドジばかりふんで「あーれーっ!」の連続。
躍動感があって楽しいのですが、もう少し動きが分かりやすいと読者にもより伝わったと思います。
ささめやゆきさんの描く世界はちょっとしたオシャレが利いています。サーカスの字幕、ポスター、猫の着ている衣装にも目を向けてみて下さい。
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自信を持っておすすめしたい 文句なしに良い!  投稿日:2007/04/08
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
もこ、もこもこ、ぱくっ。
一目で「こりゃ楽しいや!」とはまっちゃいました。
ゆるやかな丸い生き物?と音だけが書かれている単純な世界。だけれども「動き」があるのです!音を出して読むと楽しいです。次はどんな展開が待ってるんやろ〜と想像するだけでも楽しめる。あっという間に読み終えてしまう分、色々な角度から想像できる作品です。
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自信を持っておすすめしたい 贈られると嬉しいもの  投稿日:2007/04/08
プレゼントはなあに?
プレゼントはなあに? 作・絵: 高畠純
出版社: 絵本館
クリスマスにぴったりの絵本です。
ペンギンさんが動物たちにクリスマスプレゼントを贈るために何やらせかせか作っています。体重の重いゾウには重さでへし折れない木馬・より高いところを見たいと思っているキリンには望遠鏡というようにどれも夢のある贈り物で素晴らしい!ばくには「夢」をあげようと、、、あははは、夢ってそういう風に取り出すのか!
高畠さんの発想がぎゅっと詰まった温かい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい がいこつとの友情  投稿日:2007/04/06
がいこつ
がいこつ 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 教育画劇
和田誠さんの単純で明るい色使いががいこつを軟らかく包んでいます。特に谷川俊太郎さんの次の2文が印象的です。
「いきているときにはわからなかったきもちをおしえる」
「もうしぬのもこわくないから」こんながいこつ、友達に欲しいな。この本は「死」を意識し過ぎずに淡々と読み進めるといいのではと思います。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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