話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • びっくり
  • かわいい
話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

TOP500

ジュンイチ

パパ・60代・東京都

  • Line

ジュンイチさんの声

1648件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 車好きにオススメ  投稿日:2012/02/05
すごいくるま
すごいくるま 作・絵: 市原 淳
出版社: 教育画劇
市原 淳さんの経歴を見て驚きました。
2009年にそのオリジナルキャラクター「Poppets Town」が、カナダのDECODE社よりアニメ化され、世界100ヶ国以上でTV放送されているのですから。
月間おひさま(小学館)に連載中であり、ディズニー・チャンネルで放送中のようです。

この作品は、車がいろいろに変身するというものなのですが、これって、自分自身も子供の頃、想像しながら絵を描いた記憶があります。
特に男の子で、車好きなら、きっと、この心理って非常に共感できるはずで、恐らくたまらない作品となること間違いありません。
この手の作品って、結構ありそうなのに、実はなかったような感じがしています。

しかも、その絵がお洒落です。
絵全体を黒く縁取らず、一定の規則に基づいて縁取りしているので、単純なイラストながら立体感のある絵になっています。
夢のある作品で、車好きのお子さんにオススメします。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 仕掛けにビックリ  投稿日:2012/02/04
おおかみとキャベツばたけ
おおかみとキャベツばたけ 作・絵: ひだ きょうこ
出版社: 教育画劇
表紙の絵のテイストに惹かれて読んでみました。
ちょっと日本の作品離れした感があります。

そして、表紙を捲ると誰しもが驚くことでしょう。
中のページが丸いのです。
読み進めると捲りやすいので、新しい形なのかと思ったらさにあらず。
丁度真中のページが仕掛けになっていて、その伏線でした。
これは、1度手にして見て貰わないと分からないと思いますが、その発想はかなりの優れもの。
一見の価値はある作品です。

物語の主人公は、おおかみのループッチ。
森の動物達は恐れをなして隠れてしまうのですが、ちょうちょだけは例外。
さらに、そのちょうちょが光り輝いているので、ループッチは魔法と勘違いして、その魔法を教えろと凄みます。
でも、ちょうちょは、怯むことなく魔法ではないと答えて、帰って行くのですが、このちょうちょが光り輝くのは、その清らかで澄んだ心を表現している気がしてなりません。
ループッチは、光り輝く秘密をあばこうと夜のキャベツ畑に忍び込むのですが、それから大騒動に発展するのです。

意地悪い心の象徴=おおかみ、澄み切った心の象徴=ちょうちょの対比が根底にあって、最後におおかみが改心するという展開は、絵本の王道的なもの。
分かり易くて、安心して読み聞かせ出来ると思います。
絵のテイストも我家の好みなので、他の作品も読みたくなりました。


参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 写実的な絵がGood!  投稿日:2012/02/04
すきすき どうぶつ
すきすき どうぶつ 作: 今森 光彦
絵: 今森 洋輔

出版社: 童心社
今森光彦さんと言えば、プロ写真家として知られ、「昆虫記」等で知られています。
その作で、絵を弟の今森洋輔さんが担当した作品。
兄弟揃ってというのは、非常な驚きでした。

後書きに、
「子どもたちが動物のことをだいすきになって、こんどは飼ってみたい、と思ってくれたら、とてもうれしいです」
とありましたが、まさにそんな気持ちになるというに相応しい内容です。

登場する動物は、犬、リス、ハムスター、うさぎ、ねこ。
その可愛らしい仕草を、写実的に描いた絵が、見る者を魅了します。
特に気にいったのは、うさぎが人参の葉をくわえているシーン。
おそらく、実際の描写と思われるのですが、一瞬を逃さない写真家の眼があればこその作品と言えそうです。

「はじめてのしぜんえほん」という副題とおり、ファーストブックにオススメの作品です。
「むしむし だあれ?」と合わせての読み聞かせると良いと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい シンプルな伝記物  投稿日:2012/01/28
どうぶつがすき
どうぶつがすき 作: パトリック・マクドネル
訳: なかがわ ちひろ

出版社: あすなろ書房
1月23年のコールデコット賞の発表がありました。
何と、そのうち2作品は邦訳されており、日本の絵本界の感度の良さに感動です。
その邦訳の1つが「どうぶつがすき」で、オナー賞受賞作品です。
原題は、「Me ... Jane 」

パトリック・マクドネルは、「ハグ・タイム」「おくりものはナンニモナイ」あたりで知られる作家。
今回の作品は、何と伝記。

主人公は、ジェーン・グドール。
幼い頃より動物好き。
23歳の時アフリカへ渡り、人類学者ルイス・リーキーに師事し、ルイスの薦めで26歳の時タンザニアのゴンベの森でチンパンジーの研究を始めます。
世界で初めて、草の茎を使ってアリを捕る行動の報告などで、人類固有とされてきた道具使用などの行為や能力がチンパンジーにも存在すること、チンパンジーの性格にも大きな個人差があることを確認するなど、チンパンジー研究の世界的な権威となった女性の伝記です。

やはり驚きは、その時代。
1957年のアフリカに渡るのですが、時代背景を考えるとその強い意志が窺い知れます。
ジェーンは、10歳の時にアフリカに渡って動物と暮らし、本を書こうと決めていたというのですから、驚きに値するものでしょう。

物語は、ジェーンがおとうさんにチンパンジーのぬいぐるみを貰うシーンで始まります。
それからは、ジェーンが如何に自然と接していたかが克明に描かれているのですが、興味深いのは、その好奇心。
自然をいとおしむだけでなく、もっと理解しようと思って、沢山の本を読む姿に共感しきりです。
そして、夢を見ることの大切さを綴られているのですが、最後のページに誰しもが心打たれることと思います。

パトリック・マクドネルのいつものテイストの絵に加え、背景に単色で精緻な絵を挿入しているのが、伝記っぽくて良い効果を醸し出しています。
また、最終ページがジェーンとチンパンジーの写真というのも、洒落ています。
至極シンプルなストーリーではありますが、その分、子供の心に響く作品だと思います。
コールデコット賞オナー賞は、だてではありません

参考になりました。 1人

なかなかよいと思う バランスの良いファーストブック  投稿日:2012/01/28
ころんだ ころんだ
ころんだ ころんだ 作: 角野 栄子
絵: 津田 直美

出版社: リブロポート
「みんなともだち」シリーズの第一弾。
他には「おすまし おすまし」「こちょ こちょ」があります。
作は、「魔女の宅急便」の角野栄子さん。

「ころんだ ころんだ
ぞうさん ころんだ」
というくだりで始まります。
その時の絵は、ぞうさんが石につまづいているシーンなのですが、ぞうさんの悲しそうな表情が絶妙です。
ころんだ拍子にバナナを空中に投げ出しているからでしょうか?

次々に動物さんがころぶシーンが続くのですが、その語呂が良いので、楽しく読み聞かせ出来ると思います。
特筆すべきは、その擬人化された絵。
半ズボンにTシャツを着たり、擦りむいたところに絆創膏を貼ったり、痛そうな表情をしたりと、見る者を魅了すること間違いなし。
また、その色合いも実に綺麗なもの。

最後にぼくがころんで、みんなが
「なかない なかない」
と言うのもなかなかのもの。
子供達の共感を得ることでしょう。

ころぶという動作に絞った絵本ですが、どうして楽しめる内容です。
ファーストブックにオススメします。

参考になりました。 0人

なかなかよいと思う クリスマスツリーファームのお話  投稿日:2012/01/25
クリスマスツリーの12か月
クリスマスツリーの12か月 作: エレン・ブライアン・オベッド
絵: アン・ハンター
訳: 湯本 香樹実

出版社: 講談社
2009年のアメリカの作品。
所変わればとは、良く言ったもの。
アメリカには、クリスマスツリーファームと言う農園があって、そこで生木を切ってクリスマスツリーとするのが普通のよう。
日本のクリスマスツリーとは、スケールが違います。
そんなクリスマスファームの1年を描いた作品です。

1月〜12月まで、その月に因んだ動物、鳥、昆虫、植物等が登場するのですが、野生の生物が沢山描かれているのが、驚きです。
特に、11月の七面鳥。
野生の七面鳥が餌を探しにやってくるなんて、想像がなかなか出来ません。

大人でも想像出来ない世界が展開しているのですが、クリスマスツリーを中心に描いた生態系の話は、自然科学の入門編と言ったところ。
生きとし生けるものの営みが、可愛らしい絵と共に語られるというのは、興味深く聞き入ることの出来るものだと思います。

構成、絵、文章のバランスが良く、安心して読み聞かせ出来る作品です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 誕生を祝うことの素晴らしさ  投稿日:2012/01/25
たんじょうび おめでとう!
たんじょうび おめでとう! 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイスガード
訳: こみや ゆう

出版社: 好学社
マーガレット・ワイズ・ブラウンは、42歳の若さで1952年に亡くなったのですが、実に100冊以上を世に残しています。
さらに凄いのは、70以上もの未出版の原稿が残されていたこと。
この作品もクレジットに彼女の姉妹、Roberta Brown Rauchの名前があり、1989年とあるので、生前に発刊されたものではないようです。
また、絵は、レナード・ワイスガード。
この黄金コンビでは、やはり「たいせつなこと」が鮮明に記憶に残っています。
原題は、「The Golden Birthday Book」

物語は、深い森の中で、いもむし、みつばち、りす、ぶた、うさぎが生まれたというくだりで始まります。
時は流れて1年後。
それぞれが、誕生日に一番欲しいものを貰うのですが、そのお話が淡々と綴られています。
お誕生日の喜びを、さり気なく描かれているのですが、何故か心に染み入りました。
プレゼントが立派な訳でもないし、話に特別な何かがある訳でもありません。
ただ、純粋に生きとし生けるものの誕生日を祝うことが、どんなに素晴らしいことか、誰もが感じられると思います。

ワイスガードの絵の美しさは、見る者を魅了するに違いなく、マーガレット・ワイズ・ブラウンの小気味良い文章との相乗で、実に読み聞かせに相応しい作品に仕上がっています。
ちょっと気になったのは、訳。
ぶたくんというのは、いのししではないかという気がします。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う イラストレーターらしい作品  投稿日:2012/01/23
しゃかしゃかじゅうじゅう
しゃかしゃかじゅうじゅう 作・絵: 若菜 ひとし 若菜 きよこ
出版社: ひさかたチャイルド
若菜ひとしさんは、源平盛衰記とか名探偵ホームズとかの小説の挿入絵で知られたイラストレーターです。
絵本の作品は殆どないのですが、この作品は、流石にイラストレーターらしい仕上がりとなっています。

ストーリーは、いたってシンプルなもの。
卵からオムレツになるまでの工程が描かれているのですが、人の姿はなく、全て物だけのイラストです。
しかも、解説は一切なくて、殆どが擬音。
最後に、
「ふんわり
オムレツ
めしあがれ」
というのが唯一の文章です。

とても分かりやすい絵と擬音とのマッチングが、とても良いバランスの作品となっています。
オムレツを実際に作って見せてあげると、相乗効果抜群でしょう。
食育にもオススメします。



参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 渡り鳥の合唱団の正装がGood  投稿日:2012/01/22
くすのきだんちのコンサート
くすのきだんちのコンサート 著: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
くすのきだんちシリーズの第4弾。
このシリーズが良いのは、その舞台設定。
大きなくすのきが10階建ての団地となっているのですが、子供の頃、秘密基地に憧れ、木に住めたら良いなと想像をしたことがあります。
そんな子供の夢を満たしてくれる設定が◎です。

物語は、嵐の日に渡り鳥の合唱団が嵐を避けてやってくるシーンで始まります。
住人達は暖かく向かい入れるのですが、そのほのぼのとしたやり取りは心に響くものでしょう。

今回何より良いのは、渡り鳥の合唱団の姿形。
とくに、男女が正装した姿は、余りに似合っているので笑ってしまいました。
絵は、お子さんのお好みのテイストで、程よくデフォルメされており、安心して読み聞かせ出来る作品です。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う あいうえおを学ぶ絵本  投稿日:2012/01/22
いきものあいうえお
いきものあいうえお 作: くろい けん
出版社: ベネッセコーポレーション
黒井健さんの作品なので読んでみました。
黒井健さんと言えば、「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」等の淡く幻想的な絵が印象に残っています。

この作品は、絵本というより字を学ぶ教材と言った方が適切かも知れません。
左ページに文字と書き順と、そのひらがなで始まる生き物の絵が描かれています。
そして、右ページには、そのひらがなの形に添って、その生き物のいろんな姿が描かれてます。

その絵の楽しさは、ピカイチ。
実にシンプルですが、絵の可愛らしさといい構成といいバランスといい、良く考えられています。
後書きに文字に親しむことを目指したとある通り、子供が親しみを持ってひらがなを学べると思います。

この手の作品は数多かれど、この作品が一番のオススメです。
参考になりました。 0人

1648件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ

いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…

全ページためしよみ
年齢別絵本セット