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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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カオリンゴカモシレナイ

ママ・40代・大阪府、男の子12歳 男の子6歳

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自己紹介
読んだり書いたりが好きな主婦です。
好きなもの
読書とコーヒー
ひとこと
子供と一緒に絵本を読むと、我が子が何倍も可愛く思えて来るので、読み聞かせが好きになりました。

カオリンゴカモシレナイさんの声

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なかなかよいと思う 妖怪だって現代っ子なのよね  投稿日:2021/07/30
ようかいむらのわくわくなつやすみ
ようかいむらのわくわくなつやすみ 作・絵: たかい よしかず
出版社: 国土社
夏休み、毎日飽きずに「これ読んで」とこの絵本を運んで来るのは、3歳の息子。特に「だれですか? おひるねをしていないのは?」のところがお気に入りで、待ってましたとばかりにキャッキャとはしゃぎます。

ひとつ目小僧が1人起きて、扇風機の前を陣取って遊ぶ姿を見て、「『あーーー』って言ってるね。ボクみたいよね」と非常に共感しているので、自分が言われているように思ってしまうんでしょうねぇ。

畳の上に布団を広げてお昼寝をしている妖怪さんたちを指さしながら「ボクはここのお布団にねんねするよ」とニコニコ。すっかりお友達のように思っている様子です。

怖がりだけど、ようかいむらシリーズは大好き!な9歳のお兄ちゃんも、読み聞かせの時には必ず傍に。可愛らしい見た目の、「きつねび」と「すねこすり」が出てくるシーンになると、絵本を覗き込んできては「かわいいなぁ〜」とほわほわっと笑っています。

文中に名前の出てこない妖怪たちのこともとっても気になるようで、こわごわ挿絵と妖怪辞典と見比べていました。辞典は怖い絵が出てくることも多いので、兄弟で身を寄せ合って確認です(笑)

生活スタイルが変わってしまい、あまり昔話の妖怪を身近には感じられなくなってしまった現代でも、ようかいむらのお友達は、なんだか可愛くてユーモラスで、それでいてちょっと不気味な一面も。妖怪話のエッセンスが、こんな風に愛すべき絵本の存在によって伝えられて行くのだなぁと感じました。
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自信を持っておすすめしたい 愛の言葉をつぶやかせてくれる絵本です  投稿日:2021/03/17
うまれてきてくれてありがとう
うまれてきてくれてありがとう 作: にしもとよう
絵: 黒井 健

出版社: 童心社
描かれているどのママも、赤ちゃんを抱き寄せる表情がとっても幸せそうで、そこがとても印象的な絵本でした。

一緒に読んでいた2歳の息子は、
赤ちゃんのにぎにぎしてる小さなおててや、くるんと巻いた可愛らしい髪の毛が気に入ったようで、絵本の中の赤ちゃんを指さしながら、ずっとなでなでしていました。

そんな我が子の姿を見ながら絵本を読んでいると、子供への愛おしさで胸がいっぱいになります。クマやゴリラやフクロウのママのように、我が子を抱き寄せて、ギューッとしながら最後まで読みました。

読み終えて、「おかあさんのところに来てくれて、ありがとうね」と言ってみました。すると、息子がニコッとして「はい!」ととってもよいお返事をしてくれたので、笑ってまたギューッとしてしまいました。

言いたくても、普段はなかなか言えないことを、絵本を読んでいる時は言えてしまう不思議。なんだか素敵ですよね。
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自信を持っておすすめしたい サイエンス本かと思ったら、地球の物語でした  投稿日:2021/03/17
クジラが歩いていたころ―動物たちのおどろくべき進化の旅
クジラが歩いていたころ―動物たちのおどろくべき進化の旅 著: ドゥーガル・ディクソン
絵: ハンナ・ベイリー
訳: 橋本 あゆみ

出版社: 化学同人
長い進化の歴史を大きく捉えつつも、
例えば住処だったり、体の部位だったり、あらゆる角度からテーマごとの進化を追い、そこにフォーカスして描かれている説明が面白く、どこから読んでも楽しく興味深く読める絵本でした。

息子もタイトルの「歩いているクジラ」が気になって気になって、ページをぱらぱらめくりながら、「え、これがクジラ?!」と言いながら真ん中から開いて読みふけっていました。

絵画的な色調で描かれた挿絵も素敵で、眺めているだけで、太古へ思いを馳せることもできます。サイエンスを語る図鑑とも言えますし、地球そのものの物語を読んでいる気持ちにもなりました。
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なかなかよいと思う 柔らかい頭の人間で居たいですね。  投稿日:2021/03/17
ななめねこ まちをゆく
ななめねこ まちをゆく 作: ジェイソン・カーター・イートン
イラスト: ガス・ゴードン
訳: 小手鞠 るい

出版社: マイクロマガジン社
斜に構えて生きるスタイルを周囲に大絶賛されると、こんどは真っすぐに生きたくなる。わかる!!!笑

自分の思う真実や、大事な幸せを見つめようとして、周りとは違った姿勢になる人が居た時、この街の人たちのように、なるほど、自分もやってみようか、と、まずは受け入れる柔軟な頭の人間で居たいものです。

斜めに生きようが、まっすぐ立っていようが、そこはあまり大きな問題ではない。大事なのは物事の本質を見極めようとする姿勢。

やっぱり猫はいいなぁ。
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なかなかよいと思う 素敵なお買い物が経験できたんですね。  投稿日:2021/03/17
スマイルショップ
スマイルショップ 作: きたむら さとし
出版社: 岩波書店
おつかいじゃなくて、自分のお小遣いで、自分の好きなものを買ったのって、私は何歳の時だったかなぁ・・・。

もらったお年玉で好きなおやつを買うと出かけていって、棒アイスをひとつだけ買って緊張しながら帰って来た小心者の我が息子とは違い、男の子が手に入れたのは、スマイルを分け合うという素敵な経験でした。

町のマーケットをあちこち楽しみながら歩くということも、今はなかなか難しいご時世なので、親としては羨ましい環境!

スマイルは、お金と違って無くならない。むしろ皆に伝わって増幅して行くものですよね。欲しいもののためにお金をためて、満足のゆく買い物をするって、大人でも難しかったりしますから、男の子はビギナーなのに素晴らしいお買い物ができたんだなぁと思いました。
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なかなかよいと思う 自分の気持ちに軸足を置くことの大切さ。  投稿日:2021/03/16
どんなきもち?
どんなきもち? 作: たかい よしかず
出版社: 大日本図書
「お友達はどんな気持ちだと思う?」
なんて高度な質問をされても、幼いうちは分からなくて当たり前。でも、幼稚園や小学校だと「人の気持ちを考えなさい」と教えるんですよね。
大人はもっとそう。自分の気持ちなんて押しやって、相手の顔色を見ながら、うまく状況が回るように振る舞う。

子供たちには、それを要求してはいけないと思います。
とかく人の気持ちに軸足を置いて、大人や周りのお友達の顔色を見ながら、良いこと悪いことを判断させるような世相に、親としては、なんだか納得の行かないことがたくさんあって、もやもやします。

まずは、自分の気持ちを自分がよく分かること。
それこそが一番大事。そうだよな。この絵本を読んで、ちょっとすっきりしました。

大人でもなかなか難しいです。私は今、どんな気持ちなんだろう?
ちゃんと説明できるかな。
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自信を持っておすすめしたい 緻密に描かれているのに可愛らしい重機  投稿日:2021/03/16
おたすけこびととおべんとう
おたすけこびととおべんとう 作: なかがわ ちひろ
絵: コヨセ・ジュンジ

出版社: 徳間書店
エプロン姿でお弁当を作ったと思しきパパの姿に私は釘付けでしたが笑、寝ても覚めても「はたらくくるまラブ」の2歳児は、先を読み進めたくて「はやく!つぎ!」と、大興奮の絵本でした。

遠足にお弁当を忘れるなんて、一大事!
でも、こんなふうに、こびとさんたちに、こっそり(?)お届けしてもらえたら、クラスのスターになれそうな気もします。

草ぼうぼうの道を切り開きながら進む重機に息子は釘付け。草むらを旋回するトンボも、息子には「へりぽくたー!(ヘリコプター)」に見えていたようで、そうか、そのトンボサイズの重機が懸命に働いているのか、と私も妙に感動してしまいました。

ロードローラーや、ショベルカーなど、名前の分かる車に混ざって、先がハサミのようになっている謎の重機がちょいちょい現れて、「おかあしゃん!これはなに!!!」と指さし詰問してくる息子に私もたじたじ(調べました)。

徹底的に緻密に描かれている重機と、その一方で愛らしく働くこびとさんのキュートな姿とのギャップがすごい。なるほど重機好きキッズのハートをこのように射貫くのね、とその専門性に圧倒されながら、楽しく読みました。

おたすけこびとシリーズ、息子の愛読書になる予感です。
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なかなかよいと思う 可愛かった頃の思い出も手放してしまう気がしていたけれど。  投稿日:2021/03/15
おめでとうかいぎ
おめでとうかいぎ 作・絵: 浜田 桂子
出版社: 理論社
成長の証を、振り返って懐かしみ、喜び、また前を向いて進む。
子育ては、そんな「ちょっぴり寂しくて、でも喜ばしい『おめでとう』の連続」なんだなぁと思います。

うちには、お気に入りのクマさんの靴下のかかとが擦り切れているのに、まだサヨナラできない8歳のお兄ちゃんがいます。

私が靴下を処分しようとすると、
「履かないけど、そばに置いておくんだ」と、息子は泣きそうになって、引き出しにしまい込んでいました。

体に馴染んだものを手放すのは、もう使えないと分かっていても寂しいよね、と思って、私もずっとそのままにしていました。

そんな折、息子と一緒に「おめでとうかいぎ」を読んでみました。
可愛いクマさんも好きだったけど、ゲームのお気に入りキャラクターの付いた靴下をかっこよく履けるお兄さんになったよね、と、改めて成長を分かち合う、素敵な時間になりました。息子も「クマさん、もういいも」ってボソッとつぶやいていたので、そろそろ卒業の予感です。

私自身、靴下を手放したくないと言われた時に、処分をためらったのは、小さくて可愛かった息子の思い出も手放してしまうような、そんな切ない気持ちになったからかもしれません。

でも、こうやって折に触れて大切に振り返ることができると、嬉しい気持ちで次に進めるものだなぁと思いました。

びっくりするようなスピードで成長して行く子供の姿を、愛おしく思い、その先の楽しみを願う、そんな前向きな気持ちを元気づけてくれるようなお話でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい わかるなぁ。  投稿日:2021/03/15
あした、がっこうへいくんだよ
あした、がっこうへいくんだよ 作: ミルドレッド・カントロウィッツ
絵: ナンシー・ウィンスロー・パーカー
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
行ったことのない新しい場所に行く、長いお休みの開けたあとに学校へ行く、初めてのお友達に会う、
何をするにも不安の強い息子と重なって見えて、むちゃくちゃかわいいなぁと思いました。

息子も、隣で絵本を覗き込んで来て、「ウィリーに言ってると見せかけて、これは自分のことじゃないの?」とクスクス笑っていました。
さすが、当事者なだけあって鋭いです笑

こうやって、じっくりと自分の気持ちに向き合う時間は、本当に大事だなぁと思います。遅刻したりちょっとおやすみしたりしても良いので、自分が納得して、新しい世界に出かけて行くことができるよう、私や夫がウィリーになって見守って行けたらと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 予想外のドラマチックさです。  投稿日:2020/12/07
ふゆのはなさいた
ふゆのはなさいた 文: 安東 みきえ
絵: 吉田 尚令

出版社: アリス館
とにかくラストが見事。
ぜひ絵本を広げてゆっくり眺めながら読んで欲しい作品です。
息子も、私が見たのと同じシーンで「うわぁ!」と小さく声をあげていて、やっぱそうよね!と背後でニヤリとしてしまいました。

さみしがり屋で泣き虫のこねずみさんは、お友達と思っていた動物や植物が冬支度のために今までのように会えなくなることを嘆きます。初めての四季を迎えながら出会う、1人1人のお友達は宝物。「自他の境目が分からなくなるぐらいの仲良し」という関係性は、子供時代にみんなが経験する全力のお友達ですよね。

こねずみさんにとっての1つ1つの出会いも別れも、涙なしには語れない大事件になって不思議はありません。なんでも泣いちゃうところがヨシヨシしてあげたくなる可愛さ。特にヤマネくんと抱き合うシーンは、息子も私もお気に入りの愛らしい一コマです。

美しい作品でした。お話自体も素敵なのですが、絵本である意味を強く感じた一作です。こんな風に人の心を動かせるんだなぁと思いました。おすすめです。
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