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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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ふつうだと思う 微笑ましい話でした  投稿日:2017/11/14
ポットさんのぼうし
ポットさんのぼうし 作: きたむら さとし
出版社: BL出版
もともと、きたむらさんの絵が好きなのですが、特に表紙の絵が可愛かったので、図書館から借りて帰ってきました。
題名は『ポットさんのぼうし』ですが、「ちいさなちいさなティーカップ」と「ポットさんのぼうし」、「ケトルくん」の短編3話から成っています。1話目と2話目はポットさんが主人公ですが、3話目にもいい脇役としてポットさんが登場します。

私は1話目の「ちいさなちいさなティーカップ」の話が好きです。どうみたって、大きなポットさんの注ぎ口からは、虫さんたちのティーカップにお茶を注ぐのは至難の業なのですが、顔を真っ赤にして頑張るポットくんがとても可愛いです。

とても短い話なので、小さなお子さんでも楽しめると思います。微笑ましい話でした。
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なかなかよいと思う 諦めない夢  投稿日:2017/10/31
ホームランを打ったことのない君に
ホームランを打ったことのない君に 作: 長谷川 集平
出版社: 理論社
なんでだろう... 終わりの2ページで涙がこぼれました。
仙ちゃんの
「何言ってんだよ。始める前からあきらめるのかい。夢見るだけにしとくのかい。
やってみないとわからんだろう。オレだってあきらめてないぞ」
が、じ〜んと染みます。
仙ちゃんの方がずっとずっと状況が悪いのに、この言葉を発せられるなんて
本当に野球が好きなんでしょうね。逆にこんなに好きなものに、情熱をかけられる
物に出会えるなんて、羨ましいかも。
なんか男の友情、約束。読み終わった後に、そんな言葉が、私の心に残った
1冊でした。絵本というより人生訓を教えてくれる本のような気がします。
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ふつうだと思う ディスグラフィアの話  投稿日:2017/10/02
さかさまになっちゃうの
さかさまになっちゃうの 作: クレア・アレクサンダー
訳: 福本友美子

出版社: BL出版
結構大きめな絵本なのですが、表紙の絵と題名を見て、ピンときました。この本は、きっと、学習障がい、特に文字を書くのに困難を伴う障がいの話かなと。

みんなが書けるのに自分だけが書けないとかって、本当にどん底に落とされ、悲しさや自分自身に対する劣等感を抱かざる得ないことでしょう。でも、この本では、大丈夫だよと言ってくれるのです。書けないでは終わらず、きっと書けるようになるよ!というメッセージが伝わってきて、とてもいいなと思いました。

特に、ジャックが素敵です。こんな友人がいてくれたら、本当、一生の宝物ですね。
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なかなかよいと思う 本当だ、ポケットがない!!  投稿日:2017/09/03
コーちゃんのポケット
コーちゃんのポケット 作・絵: ドン・フリーマン
訳: さいおんじさちこ

出版社: ほるぷ出版
『くまのコールテンくん』に出会って、なんて安心感を与えてくれる結末の絵本なんだろうと感動してから、何年経ったことでしょう。今年は、ひょんなことからコールテンくんには続編があることを遅ればせながら知り、そして、この絵本にも出会いました。

コールテンくんシリーズ3冊を読んでみて(内1冊は、フリーマンに基づくという本でしたが)、このシリーズには、「好奇心旺盛な探検好きなくまのぬいぐるみの話」という副題を付けたほうがいいんじゃないか?!と思いました。本当、このくまちゃんはよく旅に出るんですよね。そして、必ずという程、いい人に巡り逢えます。

くまちゃんは人間でいうと、3歳くらいの設定なのでしょうか? 口癖のような『ずっとXXしてみたかったんだ』というのがとても可愛らしく、そして色々な騒動を起こすのがこれまたクスっと笑え、そして最後に、優しいリサちゃんの大きな愛に包まれるというパターンがありますが、中1になった息子にも見せてあげたら、今回もまた、クスっと笑っており、やっぱりこの絵本の魅力はそこだなぁと思います。

あれ? コールテンくんは最初、ポケット、ついてなかったんだっけ?と、本棚から出してきて調べてしまいました。本当についていなかったんですね。なんかそんなところに注目して、続きの話が書けるってすごいなぁ。
やりたい放題なくまちゃんの話、お薦めです。是非、読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい ス・テ・キ!!  投稿日:2017/08/24
つまさきさん、おやすみ!
つまさきさん、おやすみ! 文: バーバラ・ボットナー
絵: マギー・スミス
訳: ふしみ みさを

出版社: 光村教育図書
表紙の絵と題名がインパクトありすぎで、思わず手に取りました。なんと幸運だったことでしょう! とても素敵な本でした。

一日海辺で遊び疲れたフィオナが、ベッドの上でも興奮冷めない様子。そこにママが登場して眠るように促します。そしたら、すごいんです。フィオナが自分の体の一番遠い部分から寝かしつけに入るのです。

最初はつまさきです。そして、そのつまさきにまつわる今日の出来事を思い出して感謝を述べていくのです。お次は、足の裏、ひざ・・・・ といった具合にどんどん顔に近づいてきます。声を掛けられた部分は眠ってしまうので、どんどんタオルケットの中に入って行き、最後は耳に向かって、「もう聞かないでね」と言って眠ってしまいます。

こんな風に自分の体をいたわること、私はしていないなぁ。たまにはしてみようかな。

また絵が素敵です。色鮮やかなのは勿論ですが、登場人物たちが話の中で身に付けている服の柄がどれもハッキリとした模様で、多分、本当の布を使ったコラージュなのかな? ああ、こんな花柄のカットソーやシャツを着てみたいわ! と目がついつい向いてしまいます。思わず、絵を担当したマギー・スミスさんのHPを覗いてみました。やっぱり布のコラージュみたいです。あと、フィオナの寝室のフックに掛けられたネズミのショルダーバッグが可愛すぎます。子供がまだ小さかったら、こんなのを絶対使わせたかった。

お子さんの寝る前の読み聞かせに一押しです。大人の私たちにも安らぎを与えてくれる本でした。自信をもってお薦めします。
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なかなかよいと思う 迫力満点な絵です。  投稿日:2017/08/23
おにとあんころもち 西三河の昔話
おにとあんころもち 西三河の昔話 再話: おざわ としお くの あいこ
絵: 半田 強

出版社: 福音館書店
たまたまパラっと開いたら、ものすごい量の「もち」と迫力満点な鬼たちが描かれていたので、鬼と餅?と不思議に思い、最初から読んでみました。

三河の昔話だそうです。でも、ストーリーは色々な昔話が合体したような話でした。最初は、「おむすびころりん」のお餅バージョンと言ったところでしょうか。そして待っているのは、ネズミ達ではなく、鬼達。最後は、「3枚のお札」のような展開でした。
昔話に対して、面白いとか面白くないとかコメントを付けるのはどうかと思いますが、ストーリー的には、どこかで聞いたことのある話だなぁという感じでしたが、絵がとにかくすごいんです。半田強さんの描く鬼達の迫力は本当にすごい!! 鬼の出てくる絵本としてイチオシです。でも、鬼の大将の口からとった餡子や餅のカスはいただけないなぁ(笑)

私もなんでも足りないものを沢山だしてくれる、鬼のすりこぎが欲しいです。なんか、『こどものとも』が年長さん以上にこの話を選定したのが分かるような気がします。


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なかなかよいと思う 読み聞かせにお薦めです!  投稿日:2017/08/22
ずいとんさん
ずいとんさん 再話: 日野 十成
絵: 斎藤 隆夫

出版社: 福音館書店
『ずいとんさん』という題名と表紙の絵に惹きつけられて、ページをめくりました。いや〜、とてもいい出会いでした。

まず絵が素敵です。そして何よりもストーリーが面白いです。1ページあたりに書かれている文は、平均で2〜3行なんですが、すとん、すとんと心に心地よく入ってくる文章です。またページの切り替えがとてもストーリーの展開とあっていて、このまま紙芝居にしたいくらいです。

これ、学校とかの読み聞かせに、たまには日本の昔話もいいかもと言う時にお薦めです。5分で読めます。そして笑いが起こること間違いなしです! 

きつねとずいとんさんの知恵比べ、ずいとんさんの方が1枚上手でしたね。私は、大仏様が舌を出している絵がとても気に入りました。またさり気なく寺の様子が描かれているところにも大変感心しました。
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なかなかよいと思う このかえるはもしかして?!  投稿日:2017/08/20
かえるのそらとぶけんきゅうじょ
かえるのそらとぶけんきゅうじょ 作: 村上 勉
出版社: 偕成社
絵本ナビで、村上勉さんの絵本の新作!が出たとなっていたので、小さい頃から、村上勉&佐藤さとるコンビが大好きだった私は、即行、飛びつきました。

本を手にして、すぐに、「あれ? このかえる、どこかでみたことがあるよね?」と息子に確認すると、息子も「『てがみをください』のかえるだよ!」と。私たちの勝手な発見の“つながり”なのですが、手紙がこなくて引っ越して行ったかえるが、ここで素敵な御近所さんと楽しく暮らしていたとしたら、本当に嬉しい限りです。

そのかえるですが、すごいなぁ。空に対する憧れ! でも、もしかしたら、空に対する憧れではなくて、“けむくじゃら”への憧れだったのかな?!

前半のけむくじゃらと3匹のやりとりもユーモアたっぷりで、くすくす笑えるし、後半のかえるのものすごい努力も胸を打ちます。しかも、村上勉さんが描く絵に遊び心がたっぷりとあって、壁に貼ったかえるの意気込みがどれをとっても笑えて、そして微笑ましくて、とても元気の出る話でした。

夢の実現に向かって努力することのういういさをとてもよく表現された1冊だと思います。お薦めです。
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なかなかよいと思う これならいけそう?!  投稿日:2017/08/19
はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう! 作: くぼ まちこ
出版社: アリス館
本当に歯磨き嫌いの子に読んであげたい話ですね。この本を読んだ後なら、お母さんが、歯ブラシ持ってきて、しゅしゅしゅっと言えば、口を開けそうな気がすごくします!

だけど、ひゃ〜、あのお口を開けた時のものの詰まり用.... リアルすぎて、ちょっと引きました... ま、あのくらいの方が子供には分かりやすいかな?

一般家庭だけではなく、保育園や幼稚園でも大活躍しそうな本ですね。歯磨き列車もどこかの企業が商品化しそうな気がします!
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なかなかよいと思う さようなら、じいじ  投稿日:2017/08/19
おじいちゃんがおばけになったわけ
おじいちゃんがおばけになったわけ 作: キム・フォップス・オーカソン
絵: エヴァ・エリクソン
訳: 菱木 晃子

出版社: あすなろ書房
こどもには死がピンと来ないですよね。でも、それって大人も同じなのかもしれません。死んだ後のことは分からないのですから。だから、天使になるとか土に帰るとかそういう言い方をするのかもしれません。

おじいちゃんが何日か戻って来てくれたおかげで、死を受け入れられたエリック、よかったです。そうきっとエリックがお別れを言えなかったことが、余計、死を受け入れられなかったのかもしれません。

死んだらどうなるのかなんて誰も分からないけれど、やっぱり、故人というものは誰かの心の中で絶対に生き続けるものなのかもしれません。おじいちゃんがいつもじゃなくていいからと言っちゃうところが、なんか意味深いなと思いました。生きている者は、悲しくても、それでも生き続けなければいけないのですから。

死の乗り越え方というか受け止め方をそっとささやいてくれる本でした。
個人的には、3〜4歳などの小さすぎる子にはお薦めではないけれど、小学校低学年から、死というものを意識し始めたら一読してみるのも心の安定剤になるではないでしょうか。
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