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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う 私たちができること  投稿日:2017/08/17
みんなのチャンス ぼくと路上の4億人の子どもたち
みんなのチャンス ぼくと路上の4億人の子どもたち 著: 石井 光太
出版社: 少年写真新聞社
子どもが夏休みの人権作文の宿題が出来ないので、何かないかと思っていた矢先に目について手に取った写真絵本です。

別に我が家は金持ちではなく、どちらかというと中の下の生活をしていると思うのですが、それでも何かに欠けているわけではありません。
そんな中に育った子供に、人権について書けと言われても、結局、人権という言葉の意味すらはっきりと捉えられていないので、「書けない、書けない」と大騒ぎするのは、ある意味至極当然かなと妙に納得してしまいました。

それでも宿題はしなければいけないし、そろそろ、自分がどれだけ恵まれている環境にいるかを自覚しなくてはいけないと思い、少しだけ手伝うことにしたわけです。

この本を選んだのは、写真を使っているので、否応が無く他の国々の人々の生活を垣間見ることができ、そして自分の生活との違いをはっきりと感じられることができるからです。
でも、この本のもっとすごいところは、「だから恵まれているんだ」とか、「そういう人々のことを考えろ」というような説教っぽい、言葉は悪いですが、押し付けがましい偽善的なところがないところです。

私たちには様々なチャンスがあり、それを最大限生かして生きていけば、しいてはそれがよりよい社会を作り出すことになると結ばれています。

全ての人が、他の誰かの為に何かをするなんて無理なことです。大人の私には、残念だけれどそういうものだとしか言えません。でも、その中の何人かが、よりよい社会を作りたいという気持ちを持つにいたる、これがとても大切なことだと思うのです。そして、出来れば、自分の子供がそういう人の一人になればいいなと。

そんなことを伝えてれた本です。
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ふつうだと思う 頑張るという言葉の意味  投稿日:2017/08/15
びりっかすの神さま
びりっかすの神さま 作: 岡田 淳
出版社: 偕成社
題名が気になり手に取りました。『頑張る』という言葉の意味をとても考えさせられました。私も、人を蹴落としてまで一位になりたいというタイプではありませんが、一位とか関係なく、その人が持つ全力を出しきることは尊く美しいなと思います。

みんなでテレパシーのように心で会話ができるのは素敵なことかもしれないけれど、やっぱりテストで答えを教えあうのはよくないな(親目線ですね)。

精一杯力を出している人の前でわざと負けるのは、本当にその人に対して失礼にあたることを、ちゃんと説いているところがよかったです。
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ふつうだと思う ケストナーって何者?!  投稿日:2017/08/14
ケストナー少年文学全集 5 五月三十五日
ケストナー少年文学全集 5 五月三十五日 作: エーリヒ・ケストナー
絵: W.トリヤー
訳: 高橋健二

出版社: 岩波書店
この本と私には長い因縁があります。今から40年以上前に、社宅に住んでいた私に、おさななじみの男の子のお母さんが機会があるごとに本をプレゼントしてくれました。
でも、当時(今もかも...)、本を読むのがそれほど好きではなかった私は、彼女がくれたいくつかの本を読み終えれなかったのです。

その中の1冊に、
・今のカレンダーでは考えられないような三十何日だから不思議なことが起きてもまったく不思議ではない
・ロバが出てきて、家に角砂糖をもらいにくる
・主人公とロバがタンスの中に入って旅に出る
という話があり、でも、それが誰が書いた本なのか、そしてどういう題名なのかさっぱり忘れされていて、もう10年近く一体なんという本なんだろうと思い続けていました。それほど、印象的な出だしだったのです。そしてつ続きが読みたい、今なら読めるのにと思い続けていました。

それがひょんなことから絵本ナビで五月三十五日という題名の児童書を見つけ、ピピっときました。これだ!!と。
読んでみたら、ロバではなく馬でしたが、出だしの内容は殆どあっていて、長年探していた本に再び会えて本当に嬉しかったです。

更に読んでみて、本当にびっくりしたのが、ケストナーもいわゆるSF小説家でもあったのでしょうか? 携帯電話や動く歩道のことがこの作品の中には電気の町のところに描かれていて、発表されたのは1930年代とのことなので、その時点で将来的にそんなものができると想像できていたことに、ただただ感服でした。そして、そういう便利を超えたところまでを描くことで、私たちに警鐘しているのもすごいです。

また大人の再教育の国ににも、思わず、私もうったえられてしまいそうと思いました。

念願かなって読み終えられて本当に良かった。
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なかなかよいと思う 願い  投稿日:2017/08/13
おかあさんはね
おかあさんはね 文: エイミー・クラウス・ローゼンタール
絵: トム・リヒテンヘルド
訳: 高橋久美子

出版社: マイクロマガジン社
途中で涙が出そうになりました。私も時々、風や空に、ふと願いをこめます。母親なんですね、私たち。
絵本の中のおかあさんと3つも願い事がかぶっていました。

あなたが ないたり せずに きょうも わらって いられますように

あなたが ひとりぼっち じゃなく みんなで ちからを あわせられますように

かなしいとき「だいじょうぶだよ」って いってくれる おともだちが そばに いますように

こんなにストレートに言われたら、日本の子供たちは照れてしまうんじゃないかな?
でも、本当におかあさんたちは願っているんです。国は違っても願いはいっしょですね。こどもにメッセージというより、母の胸をうつ絵本かな。
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自信を持っておすすめしたい いい本はいい本。  投稿日:2017/08/09
くまのコードリーまいごになる
くまのコードリーまいごになる 作: B.G.ヘネシー
絵: ジョディー・ウィーラー
訳: 浜崎 絵梨

出版社: 小峰書店
今日、図書館で見つけてびっくりしました。
な、なんとこれは、『くまのコールテンくん』の続きの話じゃないですか!
え? またコールテンくん、探検しちゃうの?と思いながら、ページをめくりました。
いやぁ... やっぱり、あたたかい話ですね。

絵は、フリーマンのコールテンくんそっくり、そして訳の雰囲気もそっくりです。
でも、作った人も訳した人も違うんですね。びっくりです。
でも! それがすごいなと思いました。

何かで、コールテンくんの訳者の松岡さんが本当のくまの名前は、コーデュロイ
だけれども、日本では布のコーデュロイはコールテンと呼ばれているから
コールテンにしたと。
この本では、そのままコードリーになっているという点が違うのですが、

「いちど〜したいとおもってたんだ」というコールテン(コードリー)くんの口癖や、
そしてリサちゃんとぎゅっと抱きしめあうところなど、このくまの話には欠けては
いけないエッセンスが再び描かれていて、
クライマックスのリサちゃんの言葉、
「だいすきな おともだちと いっしょに いられること、それが わたしにとっての
プレゼントなのよ!」
本当に必要なものとは何かを教えてくれる名言ですね。

『くまのコールテンくん』が大好きな人には絶対にお勧めです。
好きでない人にもお勧めです。きっと読んでよかったという幸せな気持ちになりますよ!

ちなみに今年中1にになった息子に、この本、見たことない?と見せたら、
「あ、ウチにあったね。デパートで大変なことになるくまの話でしょ」と。
今でも、我が家には、その絵本があるんです。
そして、読んでみる?と聞いたら、素直に私が読むのを聞いていて、
相変わらず、コールテン(コードリー)くんのボケったっぷりの行動にげらげら
笑いながら、「また迷子になる?」と、かなりの反応でした。
最後の心温まる結末には、お年頃のなのでしょうね、黙っていました。
でも、続きの話が読めてよかったという満足そうな顔をしていたのが、とても印象的でした。
大きくなっても、いい本はいい本なんですよね。
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ふつうだと思う またまたおいしそうな話でした  投稿日:2017/08/02
みんなの くまくまパン
みんなの くまくまパン 作: 西村 敏雄
出版社: あかね書房
私はロケットロールが食べたいな。
これ、最後のページの呼びかけの私の答えです。
王子は、自分だけ特別なのが嫌なんですね。お年頃ですね。
でも、こういう考えの王子だったら、よい王さまになりそう。

家に来てパンを作ってくれるパン屋さん、いいですね。
ウチにはオーブンがないから無理だけれど、そんなサービス、ビジネスに
なりそうです。

王宮なのに、窓から覗き見できちゃうのは、ちょっとセキュリティに
問題ない?!
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ふつうだと思う すごいおいしそう  投稿日:2017/08/02
くまくまパン
くまくまパン 作: 西村 敏雄
出版社: あかね書房
くまくまぱん、おいしそう! あまからのミートボールを包んだパンだなんて、想像しただけでつばが出てきました。
西村さんの話なので、言葉遊びをふくんでるのかな?と読む前に思ったんですが、やはり期待を裏切らず、語呂のいい言い回しが素敵でした。
この本を読んだどこかのパン屋さんが作ってくれるといいな。
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自信を持っておすすめしたい ものすごく素敵な本でした!  投稿日:2017/07/30
まめまめくん
まめまめくん 文: デヴィッド・カリ
絵: セバスチャン・ムーラン
訳: ふしみ みさを

出版社: あすなろ書房
絵本ナビのサイトのどこかで、この本の表紙を見た時に、
あ、なんか可愛い感じの本だなと思って機会があったら見てみたいな
と思っていました。

とうとう、その機会を今日得て、読んでみました。
すごくいい話でした。
学校に入るまでは、何も知らずにのびのびと育った主人公。
学校に入って壁にぶつかりました。
そのへんのこともさらっと描いてあるところがいいなと思いました。
可愛い!だけでは、ストーリー的に魅力に欠けますから..
そして予想を超える最後!
私が今年であった絵本の中で一番の感動をえた作品でした。

コンプレックスとかを感じている子に勇気を与えてくれる本だと思います。
また、みんなに、人と違ったっていいんだよという肯定的な気持ちを
もたらしてくれる本だと思います。
とにかく、絵も話も素敵な本です。お薦めです。
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自信を持っておすすめしたい おじいちゃんとぼく  投稿日:2017/07/30
おじいちゃんとパン
おじいちゃんとパン 作: たな
出版社: パイ インターナショナル
本屋でたまたま見かけて手に取りました。
最初のページは、あら? 一体どこから読めばいいの?という感じで
した。というのも、ものすごい字の手書きが左側に書かれていて、
印刷されている本文よりインパクトがあるからです。

次のページも同じです。その次のページも...
そこで気づきました。
あれ? 字が上手になってる? そして、男の子も成長しているのです。
なるほど! この文字は、男の子が書いている設定になっているのだと。

パンの話というより、男の子とおじいちゃんとの長年の愛溢れた関係が
描かれていて、そこがとってもほのぼのしていていいんです!
そして、おじいちゃんが食べるバラエティにあふれたトースト!
これが結構強烈で、私は個人的には、マシュマロが私の常識を超えたもので、
是非、いつか食べてみたいなと思いました。
かこさとしさんの『からすのパンやさん』も圧巻だけれど、こちらも大迫力
です。是非、ご覧ください。
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なかなかよいと思う 理由がすごいんです!!  投稿日:2017/05/18
いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー
いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー 作: ジョン・バーニンガム
訳: たにかわ しゅんたろう

出版社: あかね書房
ジョン・バーニンガムさんの絵が好きなので、図書館の本棚に立てかけてあるのを見て、手に取りました。
すごいんです!! 男の子の遅刻の理由が。

言い訳と取るんのか本当と取るのかを議論するなんて、やぼったいんですが、本当だったらすごすぎる。でも、男の子ならありえるかも、この理由。また怒られても、淡々と罰の課題をこなすのも、なんかクスっと笑えます。全然反省していないでしょうね。でも、もしかしたら本当なのかな? だって男の子、結構毎日、太陽が昇るころに一生懸命家を出ているんですもの!! 裏表紙の内側にびっしりと書かれた、

I must not tell lies about crocodiles and I must not lose my gloves.

も、なんかユーモアがあっていいです。装丁というのかな? そこまで凝っているのが素晴らしい。

そして最後に先生に起きた悲劇もブラックで、イギリスらしいですよね。男の子の願望なのかな? 個人的には、男の子のフルネームが長いのも私のつぼでした。ジョン パトリック ノーマン マクヘネシー。読んでて楽しくなります。
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