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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい 異色のクリスマス絵本  投稿日:2007/04/21
スプーンおばさんのクリスマス
スプーンおばさんのクリスマス 文: アルフ・プリョイセン
絵: ビョーン・ベルイ
訳: 大塚 勇三

出版社: 偕成社
「スプーンおばさん」のお話しはだいぶ前にテレビで放映されていました。頭の回転が早いというか機転がきくというか小さくなったおばさんの言動が面白いと思います。
ノルゥエーの生活も珍しく興味津々です。特におじさんが片足でそりを蹴ってすべりながら市場に向かう場面。ドイツも冬は雪が降るけれど私が住んでいたところはそりの必要はなかったなぁ…と思い出しました。でもスプーンおばさんとご主人のおじさんは、結局は愛し合っていることが確認できます。

色々なクリスマスの絵本があります。サンタクロースやゆきだるま、プレゼント、子どもが主人公のものが多い中で私には異色の絵本です。だから大切にしたいと思います。
色々なクリスマス絵本を経験して、小学校低学年くらいになってから読んであげたい、と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 純粋なお話しと美しい絵  投稿日:2007/04/18
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
お話しが純粋で忘れかけていたことを思い出させてくれました。愛されることでいつかは本物になれる。このことを励みに健気に時間を過ごしていたうさぎのぬいぐるみ。大人の心ない言葉や扱いに翻弄されながらも少年から愛され続けられたこと、これがお話しをより清らかにしているのでは、と思いました。子どもの立場は各自の経験から理解できても、お人形やぬいぐるみのことまでは真剣に考えたことはありません。
そして最後には…。酒井駒子さんの絵が実にお話しを美しくしていて、何とも云えない気持ちにさせてもらいました。
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自信を持っておすすめしたい 励まされ、勇気を得られます  投稿日:2007/04/11
てん
てん 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
絵が描ける、描けないに関わらずに励まされ勇気を得られる絵本です。真っ白な紙を見て「ふぶきのなかのほっきょくぐまね。」といった先生がすごい。この先生との出会いをもとにワシテは変わっていきます。同時に表情も穏やかになってきます。

私もこんな先生に出会っていたらなぁ…、と今更思います。学生には「子ども達に絵を描く事や物を作ることを嫌いにさせないで。楽しい!ことを実感させてあげて」と伝えています。絵画製作活動は手先を使ったり、考えたり、試行錯誤を繰り返したりしますから、子どもを心身ともに成長させるものです。不用意な大人の価値観を強要したり、上手・下手といった単純な評価は避けたいです。評価にとらわれないクリエイティウ゛な活動って本当に楽しいですから。
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自信を持っておすすめしたい  心地よいリズムを楽しんで  投稿日:2007/04/11
ねえ、あそぼうよ
ねえ、あそぼうよ 作・絵: たしろ ちさと
出版社: 福音館書店
動物の親子がテーマになっています。おとうさんとおかあさんが交互に登場し、子どものかわいらしさと、親のダイナミックさが面白いと思いました。親子の表情と繰り返しが心地よいリズムになっています。

「こどものとも0・1・2」は、編集の方も作者の方も乳児をよく考え捉えて作品を作り出していることを実感し感心しました。

表紙と裏表紙のぶたの親はおとうさんなのか、おかあさんなのか…想像するのも楽しいです。
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自信を持っておすすめしたい ほんわかした暖かさ  投稿日:2007/04/11
パンツのはきかた
パンツのはきかた 作: 岸田 今日子
絵: 佐野 洋子

出版社: 福音館書店
岸田今日子さんが当時3歳のお嬢さんとのお話しで構成された「お話ししてよ かあさん」のなかの1曲、それの絵本化なのだそうです。絵を描かれた佐野洋子さんと言えば「100万回 生きたねこ」「だってだってのおばあさん」その他でお馴染みでしたが、この絵は少々違うのでは?と思いました。パンツをまさにはこうとしているピンクのこぶたがとても優しくてほんわかさが伝わります。付録の「絵本のたのしみ」を通して、病床にあった岸田さんへの佐野さんの思いが僭越ではありますが、痛いように伝わりました。

最近、「こぶた」にはまっています。書店で表紙を見てすぐ手に取り、パラパラとめくってレジへ運び、自宅でゆっくりページをめくって。思わず「うふっ!」。
ほんわかした暖かい絵本です。

巻末にテキストの楽譜があります。学生と歌ってみようと思います。

【事務局注:このレビューは、「パンツの はきかた」こどものとも年少版 2007年5月号 に寄せられたものです。】
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ふつうだと思う ねこって、こうだなぁ〜  投稿日:2007/03/30
わたしの ねこちゃん
わたしの ねこちゃん 作: かんなり まさこ
絵: 荒井 良二

出版社: 福音館書店
やさしい心地よいテキストです。猫の描写も思わず笑ってしまいます。何となくリアルで。

ただ、私には全体を通した絵を受け入れることができません。荒井さんの絵本には努力して近づこうとして、何度も見直し好きな絵本もあるのですが、これはちょっと…。「荒井良二の絵本」は若い方々には大好評なのだそうですが、私は若くないという証拠をつきつけられました。
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自信を持っておすすめしたい 大人の役目  投稿日:2007/03/28
びゅんびゅんごまがまわったら
びゅんびゅんごまがまわったら 作: 宮川 ひろ
絵: 林 明子

出版社: 童心社
遊び場が閉鎖になってから、子どもと達と校長先生の遊びを媒介とした遊び場開放への駆け引きが面白く、夢中になりました。お金を使わない遊びがたくさん出てきますし、自然物を使った懐かしい遊びが満載です。何よりもこの校長先生が遊びの達人である所が素晴らしいです。子どもの心をしっかりとわかっている、あるいは校長先生自身が豊かな子ども時代を過ごしたのだろうと考えられます。うんどうばの他にあそびばがある学校もすてきです。子ども達が子どもらしいし、びゅんびゅんごまの名人である校長先生にもできないことがあって、それがこのお話しを人間味あふれるものにしていると思いました。私もこんな先生に出会いたかったなぁ。そしてこんな先生にはなれないだろうなぁ、と感じました。こういう遊びを子ども達に伝えるのは大人の役目なのに…。校長先生の前髪が私のと似ていて親しみを覚えました。
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自信を持っておすすめしたい 家族の大切さを伝えている  投稿日:2007/03/28
あなたってほんとにしあわせね!
あなたってほんとにしあわせね! 作・絵: キャスリーン・アンホールト
訳: 星川 菜津代

出版社: 童話館出版
子どもの心を見事に描いていると思いました。お姉ちゃんになる心境は嬉しくて仕方がない、何となく不安、特に実感はないなど様々でしょうが、この「わたし」のような心の経験もあると思います。そしていろいろな葛藤を通してこのお姉ちゃんは本当のお姉ちゃんに成長していくのだと思い思いました。家族の大切さを陰から伝えている絵本ではないでしょうか。

お姉ちゃん(お兄ちゃん)になれない人もいますから、妹・弟が生まれるから読んであげるのではなく、体験の共有として読んであげてほしいです。
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なかなかよいと思う 寝る前に読んであげたい  投稿日:2007/03/24
おやすみなさい マーヤちゃん
おやすみなさい マーヤちゃん 作・絵: 西巻 かな
出版社: 福音館書店
表紙を見て、西巻茅子さんの作品!と思い込んで購入してしまいました。西巻さんのお嬢さんでしょうか、絵の雰囲気が似ています。マーヤちゃんとうさぎちゃんの生活と様子が分かりやすく、親しみやすく描かれています。子ども達も自分が経験したことを見ることができるので、スムーズに受け入れることでしょう。
マーヤちゃんがおかあさんに読んでもらっている絵本が「せいめいのれきし」。かなさんご自身の経験も描かれているのでは、と感じました。寝る前に読んであげるのに相応しい絵本です。
ベースはクリーム色ですが、マーヤちゃんは朱色と黄色、うさぎゃんは水色と黄色で色分けされてあって、そのリズムの繰り返しも絵本の内容を高めていると思います。
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自信を持っておすすめしたい これもしかけ絵本です  投稿日:2007/03/17
こんにちは あかぎつね!
こんにちは あかぎつね! 作・絵: エリック・カール
訳: さの ようこ

出版社: 偕成社
銀座教文館で開催されている『エリック・カールの世界』に行ってきました。あかぎつね、なのに表紙のきつねはみどりです。裏表紙を見ると「この絵本は、かえるぼうやのおたんじょう日のお話です。そして、反対色もしくは補色のことがわかる本でもあります。」と書かれてあります。そしてその下の赤いハートが目に入りました。補色の実験です。大人は理屈とともにわりと簡単に出来ると思います。うす暗い明かりの下では全体を通して白い形ばかりが見えます。よく日の当たるところで見るといいのでしょうね。明日お天気だったらやってみよう!

これも「しかけ絵本」です。飛び出したり、引き出して動いたりではなく、音がしたり光が見えるのでもない、触って穴があいていたりでこぼこしたりもしていない…。でもすごい「しかけ絵本」だと思います。

最後のゲーテの色の輪の補色はとてもきれいです。
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