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泣き虫な娘にぴったり
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投稿日:2003/09/02 |
筆タッチのイラストに絵の具とクレヨンの色使いで、あたかたい印象の絵本です。
ないている動物の子ども達も、次のページではお母さん、お父さんがやってきてもう、大丈夫。
娘も読んでいて、ほっとするのでしょう。お母さん・お父さんが来てくれるという安心感がいいようです。にしまきかやこさんの暖かいイラストがまた、ほっとさせるんでしょうね。
子どもが泣いている時は、一緒にこの絵本を見て「ないているこだあれ」と言ってみましょう。
泣き虫な娘にもぴったりの絵本でした。
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ねみちゃんちょっと怖い。
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投稿日:2003/09/02 |
「ねみちゃんとねずみくんのえほん」というシリーズで、「ねずみくんのえほん」よりはカラフルな絵本になっています。。約束のバスの停留所に次々と動物たちがやってきますが、みんな約束の時間を守らず、遅れてくる子ばかり。ねみちゃんの怒る顔はいつにもなく、怖いのです。
うさぎさんに、人差し指をたてて説教している様子なんかは、まゆがつりあがってかなり怖い。
そんなねみちゃんですが、かめさんの遅れた理由を聞いた途端、いつもの優しいねみちゃんに。みんなもねみちゃんのご機嫌がなおって一安心です。
ねみちゃんの「いまきたところで、そんなにまたなかったわ」という大人びた気の使いようにまたまたびっくりです。結局ディズニーランドをあきらめたみんなは公園で遊んだのでした。
それにしてもねずみくんの一番の仲良しは、ぞうさんだったなんて・・・。ぞうさんのせいで、あんなにチョッキが伸びちゃっても、やっぱり仲良しなんだね。
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「いやだいやだ」とセットで読んでみて!
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投稿日:2003/09/02 |
なんだか奇想天外!わがままばかり言っていた子ねこが、ふくれたまま、おそらへ飛んでいって、どこかへいってしまったというお話。結局子ねこは、帰ってこなかったんでしょうか。(笑)
お母さんねこが、暗がりで子ねこを呼んでいるもんね。
同じせなけいこさんの絵本で、「いやだいやだ」と一緒に読むといいかもしれませんね。
反抗期を迎えた子ども達にぴったり。
「いやだという子は、ぷーっとお空へ飛んで行ってしまいますよ。」って言ったら、少しは反省するかしら。まだ反抗期を迎えていない娘だけれど、その時がきたら一緒に読みたい絵本です。
かえって、「いやだぷー」を覚えたらどうしよう。
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耳に残るリズム感のある文章
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投稿日:2003/09/02 |
おばあちゃんからの一本の電話。それはおばあちゃんちへ遊びにおいでというお誘いの電話でした。
一人でおばあちゃんの家に遊びに行くのは、初めてのぼく。途中、おばあちゃんのおみやげとして、花をつんだり、野いちごをつんだりしながら、おばあちゃんちにむけて、まっすぐまっすぐ進みます。途中、川があったり、山があったりして、困ることもあるけれど、でもぼくなりに問題を解決してまっすぐ進んでいきます。
このあたりは、ついつい自分の子どもが、冒険をしているようで、読み進めていくうちに、自然と応援していた私。おばあちゃんちへ無事にたどりついて、おばあちゃんが出迎えてくれた時には、ぼくだけでなく、読み手の私もほっとしてしまいました。
リズムのいい文章が続くので、娘もこの絵本は大好き。途中、娘の大好きなちょうちょや犬が登場するのも魅力の一つのようです。
マーガレット・ワイズ・ブラウンが書いたこのお話は、たぶん外国の町が舞台なんでしょうが、林明子さんが絵を書くと、日本のよき風景を思い出させます。町に住んでいるぼくが、田舎のおばあちゃんの家に遊びに行くような、なんだか日本的な懐かしいような気がするのは、不思議です。
いつか娘が1人で、おばあちゃんのところに遊びに行きたいと言ったとき、またそのくらいの年齢になったとき、もう一度読んであげたいなぁと思う1冊です。
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「ふり」に思わず笑ってしまいます。
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投稿日:2003/09/02 |
義母が娘にプレゼントしてくれた絵本です。動物がたくさん描かれているせいか、娘は最初からこの絵本に夢中でした。おさるが逃げるところどこまでも、動物たちが追いかけていきます。
それもみんなが協力して。水の中では、かばのうえにぞうが乗り、その植えにいのししが乗っています。ねずみもかめのねずみを背中に乗せています。そのおさるを追いかける執念といったらとてもすばらしいのです。
飛び降りるふり・かえっていくふり。思わず笑ってしまいますが、ラストはちょっと感動してしまいました。自然と優しい気持ちが生まれる絵本ですね。
大事なものでも、弱いものに分け与えることができる人になってほしいなぁ。この絵本を一緒に読みながらそう、感じるのでした。
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絵画のような絵に酔いしれて
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投稿日:2003/09/02 |
翻訳が谷川俊太郎さんだけあって、とても素敵な文章。まるで詩を読んでいるかのような、言葉の響きなのです。
「あかい ひかり みどりの ひかり おはよう」から始まり、「あかい ひかり みどりの ひかり おやすみなさい」で物語が終わるまで、繰り返しのリズムが多用されます。淡々と規則的に進んでいくようで、でも刻々とあわただしく進んでいく一日。それは言葉の表現ばかりではなく、そのイラストにも現れています。
山から山、丘から丘とつながっている道が描かれているかと思えば、一直線のまっすぐな道路が描かれていたり、変化にとんだイラストを見ているだけでも、この絵本の魅力は十分に味わうことができるでしょう。
絵本というよりは、絵画のような絵本ですね。大人の私達がついつい、じっくり魅入ってしまいます。
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チャーミングな女の子に大変身
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投稿日:2003/09/02 |
ちいさいいぬが、動物園に入るために毛をカットし、人間の女の子の衣装に着替え、2本足で歩く練習をし、やっと念願の動物園に行く。なんとチャーミングなお話でしょうか。
買主のおじさんのアイデアもユニークだけど、私は、動物園の門番も大好き。「にんげんのこどもみたいに みえるだけでもいいんですけど。」なんて買主のおじさんにアドバイスしちゃうんだもの。
ちいさいいぬは、いざ、動物園の中に入ると、犬ならではの嗅覚をフル活用して(笑)檻の中の動物たちを1匹1匹見ていきます。いろんな動物が出てきて、まるで動物園にいるかのよう。このページは娘もお気に入りのページです。でも災難は、おさるの小屋で2人(1人+1匹?)に降りかかります。本当の姿がばれたら大変だと一目散に逃げ帰った2人が、ラストのページで窓越しに動物園を見ている後姿がなんとも言えません。
絵本の中では、黄色と黒色しか使われていませんが、動物たちが生き生きと描かれています。なんだか、暖かい印象を受けるのも不思議ですね。ちいさい犬がドレスアップして、めがねをして、二本足で歩いている姿はとてもほほえましいですよ。
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機関車と一緒に旅をしよう
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投稿日:2003/09/02 |
おおきな機関車とちいさな機関車がかわるがわる、登場して楽しませてくれます。おおきな機関車は、おおきな運転士、ちいさな機関車は、ちいさな運転士が運転しています。ちいさな運転士は、まだあどけない顔をした子どもかな?でも立派な運転士には違いありません。
おおきな機関車は、大きな字で「がたん ごとん」
ちいさな機関車は、小さな字で「がたん ごとん」
字の大きさにあわせて読み聞かせをすると、娘はおおはしゃぎです。
おおきな機関車が通る大きな線路や橋や広大な景色もいいけれど、ちいさな機関車が通る小さな線路・小さな橋・のどかな町もいいなぁ。そんな風に機関車と一緒に旅をしながら読み進めていきます。
旅が終わりに近づくと「もっともっと機関車の旅を見ていたいわ」そんな思いにかられます。
でもご心配なく。ちゃーんと最後のページに旅を続ける方法のヒントが書かれていますから。
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まるで聖書を読んでいるみたい
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投稿日:2003/09/02 |
「A CHILD’S GOOD NIGHT BOOK」というくらいなので、寝る前の寝るための絵本なのですね。
まるで、聖書を読んでいるみたいと思ったのは私だけでしょうか。
万物すべてのものが眠りにつく時、その民をすべて覆いくるんで包み込む神の存在。
それは、ラストの「ものいえぬちいさなものたち」を守り包む天使の絵からも想像できます。
色鉛筆でなぐったようなナチュラルな絵、それに優しい色使いがなおいっそう、それを引き立てるのです。
寝る前に聖書を読んで、一日のざんげをするかのごとく、この絵本を読んで眠りについたら、また明日から新しい1日が待っていそう、そんな気がしてきました。文字も大きいので、字が読めるようになったら、子どもと一緒に声を出して読んでもいいですね。
「ねむたい ○○たち」そう読んでいるうちに、今日の一日を振り返るうちに、自然と眠りにつけるかもしれません。
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音だけじゃなく、カラフルな絵も素敵
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投稿日:2003/09/02 |
こいぬのマフィンが聞いている音を題材にした絵本です。案外音って聞きなれているようで、そうではないもの。マフィンのように、目に大きな包帯を巻いた状態で耳を澄ますと、普段は気にも留めなかった音が聞こえてくるはずです。その聞こえてくる音が面白い。
「グルルルル」というマフィンのお腹の音からおひさまの音、はちが飛ぶ小さな音、はては雪が降ってくる音まで・・・その音は多種多様。
そして、もっとちいさな音がマフィンに聞こえてきます。「キュッキュッキュッ」という音です。
それからは、マフィンは想像を膨らませて音を探します。その音がなんの音だったかは最後のページを見てね。意外な音ですよ。
音を大げさに声に出しながら読むと、ストーリーはわかっていないはずの娘も興味津々。
身近な音も登場するからでしょうね。
音ばかりでなく、カラフルな色使いの絵も印象的です。マフィンの包帯を巻いて見えない真っ暗な視界をより強調して、効果的に働いています。ビジュアル的にも十分楽しめる1冊です。
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