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あなたのからだをだいじにするほん

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はんぶん×ずっこ

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なかなかよいと思う 悠久の時を超えたお話  投稿日:2003/09/02
ことりをすきになった山
ことりをすきになった山 作: アリス・マクレーラ
絵: エリック・カール
訳: ゆあさ ふみえ

出版社: 偕成社
文化人類学者が作者というだけあって、その設定は、悠久の時を超えて描かれています。エリック・カールのダイナミックな絵もこのお話にぴったり。荒れ放題の岩山に水が流れ、川となり、芽がいぶき、草や木が生い茂り、どんどん華やかになっていく様は、私たちの心をぐっと捕らえてしまいます。
その中での岩山と小鳥のジョイとの心のかけひき。
ジョイを待ち焦がれて想うことによって、一人ぼっちで、誰にも心を開かなかった岩山の心臓が爆発し、動き出し、涙が川となって流れ落ちる。まるで岩山が人間のように感じてきます。
岩山とともに一喜一憂してしまう自分に気付くのです。

最後は緑に覆われた山になり、ジョイが山の一番高い木に巣をつくったとき、岩山ばかりでなく、読み手の私たちも感動に似た、なんとも言えない気持ちが生まれます。なんだか果てないラブロマンスというか、かなわぬ恋でありながら、ページをめくるたびに、ジョイが毎年訪れるたびに、岩山のようにジョイに期待をしてしまう私。なんだか不思議なくらい、絵本の中に入り込んでしまいました。
子ども達には理解するまでに、時間がかかるお話かもしれませんが、この雄大なお話をぜひ、一緒に体験してほしいなぁと想いました。
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自信を持っておすすめしたい 青と緑の色使いが涼しげ  投稿日:2003/09/02
14ひきのせんたく
14ひきのせんたく 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
梅雨が明け、夏の太陽が差し込んだ朝、みんなで谷川へお洗濯に行くというお話です。全体的に夏の色、青や緑が多く使われて、涼しげな印象です。
みんなで協力してお洗濯。くんちゃんも大好きなねずみのぬいぐるみのお洋服を洗濯しています。
子ども達は、ささぶねを作ったり、お洗濯するはずの布で魚をとったり。それぞれがいろんな遊びをして楽しんでいるので、それを一つ一つ確認するだけでも楽しめちゃう。
私が好きなのは、新緑の紅葉の枝にものほしばを作って、たくさんの洗濯物を干すシーン。
ろっくんが、パンツを落っことしてしまうハプニングもありますが・・・(笑)
洗濯物をその場で乾かして、太陽のにおいたっぷりのまま持って帰るなんて、なんだか素敵じゃありませんか?素敵な夏の日の過ごし方。暑い夏の日は、クーラーの中でついつい過ごしてしまいがちの私たち。私たちも見習いたいなぁなんて、そう感じた1冊でした。
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なかなかよいと思う 前作より、より華やかな絵本になりました。  投稿日:2003/09/02
にじいろのさかな しましまをたすける!
にじいろのさかな しましまをたすける! 作・絵: マーカス・フィスター
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 講談社
「にじいろのさかな」の続編です。前作では、誰にも相手にされなかったにじうお。でも今では、きらきらうろこを持ったお友達といつも一緒。そんなにじうおの前に、しましまさかなが現れます。
仲間に入れてもらえないしましまさかなの寂しさをわかってあげれるのは、にじうおだけでした。
前作で、にじうおっていじわるなのかしら?と思っていたので、意外な展開にびっくり。
やっぱり、にじうおは、きらきらうろこをみんなに上げることで、心も成長したのですね。

そんな時、しましまさかながさめい襲われます。にじうおが、さめに立ち向かうなんてびっくり。最初は意地悪をしていたぎざぎざも勇敢に戦います。ぎざぎざの体についた、傷が痛々しいくらい。なかまはずれにしたことを彼のやりかたで、謝ったというくだりのあたり、なんだか日本的ですよね。
魚の遊び・「きらきらおに」や「ひれおに」なんていう表現もユニークです。私もにじうおたちと遊んでみたかったりして・・・。
前作よりも仲間の魚が全部、きらきらうろこを身にまとっている分、より華やかな絵本になりました。
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自信を持っておすすめしたい 隠しアイテム  投稿日:2003/09/02
バムとケロのそらのたび
バムとケロのそらのたび 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
私が「バムとケロシリーズ」で、はじめて手にした1冊。あっというまにバムとケロのファンになってしまいました。大人のファンが多いというのもうなずけます。
やっぱりその魅力はなんといっても、細かいしかけ。一つ一つを確認していくことは、子どもならず大人もはまってしまいます。普段はあまり絵本を読まない主人もこのバムとケロシリーズだけは、興味津々で読んでいました。
我が家では、一つ一つのしかけを隠しアイテムと読んでいます。
我が家で人気の隠しアイテムは、黒耳のワンコとケロにペインティングされたもぐらと三本耳のうさぎ。
特に三本耳のうさぎは、大人気。かぼちゃかざんの噴火に遭遇し、おおうみへびのうみの小島でひなたぼっこしていたのに海に落ちてしまい、サメに襲われそうになって、大変な目にあってしまうという。ちょっとかわいそうな気もしますが、最後はバムとケロに手を振っているので、バムとケロのお友達なのかしら。
バムとケロのストーリーを追いながら、他の登場人物のストーリーをついつい、追ってしまいますね。
2人の空のたびを見ながら、次は何が出てくるかなとわくわく。空に浮かんでいるくもの形が、次の場面を教えてくれますよ。
それにしても完成された色鮮やかな絵。細かなしかけ。どれをとっても魅力たっぷりの絵本です。
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自信を持っておすすめしたい なぜかあくびがうつる。  投稿日:2003/09/02
あくび
あくび 文: 中川 ひろたか
絵: 飯野 和好

出版社: 文溪堂
飯野和好さんのダイナミックな絵にはもうびっくり。あくびも普通のあくびではありません。
吸い込まれそうなくらい大きなお口。かばもきりんもパパもママもぼくも。
その大きなお口に必ずといっていいほど、手を入れる娘。よっぽど大きなお口が気になるようです。
この絵本を読んでいると、不思議とあくびが出てしまいます。なぜでしょう。この絵本の中では、かばのあくびがどんどんうつっていくのですが、読んでいる私達にもうつっているのでしょうか。
表紙裏にこう書いてあります。「だんだん、ねむくなってきた」
本当に眠くなっちゃいそうな絵本です。
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なかなかよいと思う 誕生日が待ち遠しくなります。  投稿日:2003/09/02
おめでとう
おめでとう 作: 中川 ひろたか
絵: あべ 弘士

出版社: 偕成社
ひろちゃんえほんシリーズの3冊目です。「おめでとう」という言葉の通り、お誕生日をみんなでお祝いする絵本です。
ねずみの誕生日には、チュ−のプレゼント。りすの誕生日には、みんなで記念の写真をぱちり。
自然と「おめでとう」という言葉が出てきます。
ひろちゃんの誕生日には、ケーキをみんなでプレゼント。ろうそくの火をフーッと消したら、あらら、あたりは真っ暗になってしまいます。墨で塗りつぶしたような真っ黒な背景にほんのりと浮かび上がるケーキが印象的。なんだか誕生日が待ち遠しくなる絵本です。
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なかなかよいと思う 異様にでかくて長い舌  投稿日:2003/09/02
ぺろ ぺろ ぺろ
ぺろ ぺろ ぺろ 作・絵: 長 新太
出版社: BL出版
笑い爆発の絵本でした。みんなぺろぺろぺろといろいろなものをなめていますが、舌が異様にでかい。そして長い(笑)
ぞうがバナナをなめたり、かいじゅうがアイスクリームをなめたりしているのは、美味しそうだけど、はたして舟をなめているタコは、美味しいのかな?どんな味がするのかな?なんて思わず考えこんじゃいました。くつややまにも舌があるんですもの、長新太さんの発想にはいつも驚かされます。
でもこの絵本は、ストレートに「ぺろぺろぺろ」なんですね。理屈じゃない。
おかあさんが、あかちゃんに「ぺろぺろぺろ」していたり、あかちゃんがお返しにおかあさんに「ぺろぺろぺろ」していたりするところを見ると、大好きなものにみんな「ぺろぺろぺろ」しているのかな?最後に、あかちゃんに「ぺろぺろぺろ」されているおかあさんの笑顔がなんとも言えず、素敵なんですよね。おかあさんにぎゅっとだきしめられたあかちゃんも幸せそうです。
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自信を持っておすすめしたい 滴り落ちる赤い水滴がなんとも・・・  投稿日:2003/09/02
また!ねずみくんのチョッキ
また!ねずみくんのチョッキ 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
最初は、ねずみくんが、お母さんから赤いチョッキをもらうところから始まります。今度は大事にするぞぉーといった感じでしょうか。ねずみくんの笑顔がとてもうれしそう。
そんな大事なチョッキをねみちゃんに貸してしまったことから、またもや悲劇が・・・。
今度は伸びていくだけでなく、みんながチョッキを着て泳いじゃうもんだから、どんどん色まで落ちていきます。動物たちから滴り落ちる赤い水滴が、そして困った顔が面白いです。
そして何も知らないねずみくんと、ねずみくんの変わり果てたチョッキを着ているぞうさんとの後姿のツーショット。鼻歌まででるほどのうきうきぶり。思わず吹き出してしまいました。
ねみちゃんが、赤い毛糸で一所懸命チョッキを編んでいる様子もほほえましい。ねみちゃん、ちゃんとチョッキはできたかしら。ますます続編が見たくなってしまいますね。
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自信を持っておすすめしたい ちょうちょの形が次のページで変身!  投稿日:2003/09/02
きいろいのはちょうちょ
きいろいのはちょうちょ 作: 五味 太郎
出版社: 偕成社
ちょうちょの形の穴が開いているしかけ絵本です。黄色いちょうちょだと思って、ページをめくるとあらあら不思議。それは黄色い花だったり、黄色いひよこだったり。
男の子は、黄色いちょうちょを工事現場や町の中まで捜し歩きます。
この絵本のもうひとつの魅力は、ちょうちょ型の穴が、次のページで他の形に変身しているところです。ある時は雑誌の中のギャングのサングラスになったり、、女の人のリボンになったり、はては、あの「きんぎょがにげた」のピンクのきんぎょになったり。
五味太郎さんのしかけはただではすみませんね。
男の子が諦めた頃、本当のちょうちょが現れます。今度は捕まえられるといいね。
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自信を持っておすすめしたい だじゃれの王道  投稿日:2003/09/02
こんにちワニ
こんにちワニ 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: PHP研究所
これこそだじゃれの王道といわんばかりの絵本です。小さい子でもたのしめそうな絵だけれど、この言葉遊びを理解できるのは、かなり後かしら。
大人も楽しめそうなだじゃれがいっぱい。大人のほうが楽しめるかも。
文章と絵が微妙にあっていて、笑いを誘います。
私のお気に入りは、「ジャンケンポンず」「あいこでしょうゆ」
パパとママがポン酢かしょうゆかで、対決しているようでなんだか笑ってしまいました。勝負はついたのでしょうか。
他にもおじぎをする「どうもすみま せんぷうき」などなど・・・。
「わははは!ことばあそびブック」はシリーズであるみたいなので、他の絵本も読んでみたいと思います。
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