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「ねむたいよう」のフレーズが効果的?
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投稿日:2003/04/26 |
お友達が毎晩、寝かしつけの絵本として、この絵本を読んであげていると言うので、早速うちの寝つきの悪い娘にも試してみようと思い、図書館で借りてきました。
お友達は、「ねむたいよう」というフレーズを本当に眠たそうに読んであげると、効果抜群だというのです。でもこの絵本を見ているうちに、お休み前の絵本にぴったりというのが納得できます。いぬもねこもモモちゃんもみーんなおめめを閉じて、ごろんと体を伸ばして横になっている様子は、本当にねむそう。イラストもとても淡い色使いで、ほんわか暖かい印象を受けます。
でもうちの娘には、効果はゼロでした。絵本を見るとわくわくしちゃうらしく、お休み前の儀式とはならなかったようです。
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いろいろなお話を作ることができます。
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投稿日:2003/04/26 |
「ん」と「●」だけで表現された絵本です。見る人によっては、「●」の部分に文字を当てはめ、「わんわんわん」や「るんるんるん」など、犬の気持ちを表現する言葉に置き換えて、読み聞かせをしている方もいらっしゃるようですが、私はあえて、「ん」の文字一つだけで、犬の気持ちを表現できないかと思い、声色をいろいろと変えて読み聞かせをしていました。
犬がご機嫌で散歩をしている時には、軽やかに「・ん・ん・ん」、
何かいいものを見つけたぞという時には「ん?」と語尾を上げて、
ボールだ思って口にくわえたら、実は鳥の赤ちゃんだったとびっくりした時は、「んぅ・・ぐ」と奇声を上げて。
一番分かりやすいのは、鳥のお母さんが赤ちゃんを肩に乗せ、犬を2本の足でわしづかみにしている様子です。同じ「ん」なのに、お母さんは勇ましく、赤ちゃんはニコニコと、犬はぐったりと。使われている文字は「ん」だけなのに、読み方によって、こんなにも何通りの表現ができるなんて、それを発見してしまうなんて、五味さんはさすがだなぁと思いました。
巻頭にこの絵本について、「これは音の絵本です。文字の絵本です。そしてやがて、ゆったりと言葉がきこえてくる絵本です。お話が見えてくる絵本です。」と述べられています。確かにこの絵本を読む人、聞く人、人それぞれ、感じ方によっていろいろなお話を作ることができる絵本なんだと実感しました。
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「おひさまパン」のパンが食べてみたい。
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投稿日:2003/04/26 |
ねずみさんがながいパンを持って、いろいろな動物のお宅の食事風景をのぞきながら、家路に急ぎます。繰り返しの文章の中に、途中、ネコさんの家に間違えて入りそうになったりと、テンポのよさが、子どもに受け入られるゆえんかもしれません。
またこの絵本の魅力は、なんといってもいろんな動物たちの食事風景。みんな大好物のものを、本当に美味しそうに食べています。この食事風景が、娘は大好き。「まんま・まんま」と言いながらニコニコ眺めていました。
最後に、ねずみさんが家路にたどり着いて、長いパンを長いテーブルに置いて、みんなで食べる様は、圧巻です。ねずみさんのたくさんの兄弟が、あっちを見たり、こっちを見たり、おしゃべりしたりで、ついつい、ねずみさんの1匹・1匹を注意深く見てしまいます。
また、裏表紙には「おひさまパン」のイラストが描かれていますが、ショーウィンドウには、美味しそうなパンが並び、煙突からは、パンを焼く煙がでています。是非、「おひさまパン」のながいパンを食べてみたいですね。
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夢をあたえ続けているカステラ
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投稿日:2003/04/26 |
食べ物を作るという絵本はたくさんありますが、この絵本が元祖でしょう。
ぐりとぐらの大きなカステラは、1963年からずっと子供たち、いやそればかりかこの絵本を読んだ大人たちまでも、とりこにしてきました。実際にお菓子の先生をしている義姉も、小さい頃、このぐりとぐらの絵本に出会って、お菓子を作りたいと思うようになったそうです。
小さい頃読んでもらった私たちが、今度は自分の子どもたちに、この絵本を読んで聞かせるという幸せ。世代を超えてこの絵本が愛され続けているのは、子どもにずっと夢を与え続けているぐりとぐらのカステラの存在でしょう。
「ぐりぐらぐりぐら」のリズムにあわせて、体を揺り動かしている娘も、いつか自分の子どもにこの絵本を読んで聞かせる日がくるのでしょうか。
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てぶくろの中をのぞいてみたい!
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投稿日:2003/04/26 |
アメリカでも「The Mitten」という名前で翻訳されているという「てぶくろ」
ウクライナ民話だけあって、ストーリーもイラストも一風変わった不思議な印象を醸し出しています。
この絵本の魅力は、なんといってもストーリーの軽快さです。いろんな動物たちが次々とやってきて、てぶくろの中で一緒に暮らし始めます。
動物たちの軽快な受け答えは、とてもユニークで、自分のことを「おしゃれぎつね」や「きばもちいのしし」など、自己紹介をします。ウクライナ語を日本語に翻訳するとこういう単語になるのでしょうが、それがまた効果的に働いて、この物語の不思議な印象を強くしています。ただのいのししではなく、「きばもちいのしし」と表現することで、とても強そうな大きな体のいのししということが伝わってきますし、「おしゃれぎつね」と表現することで、ウクライナ地方の民族衣装をまとったきつねを思い浮かべることができます。
「おいおいねずみやかえるならまだしも、おおかみやくまは、入らないだろう」と読みながらついついつっこんでしまいがちですが、無理やり入ってしまうとことがまたまた不思議。てぶくろの中は、どんなふうになっているのだろうと想像力がかきたてられるのです。
また、てぶくろが一軒の家として、どんどん改装されていくのも魅力です。木の窓がついたり、デッキがついたり、はしごがついたり、煙突からは煙すら出ています。てぶくろの中では、暖炉でもあるのでしょうか。てぶくろの中が見たい!みんなが生活している様子をのぞいてみたいと、思ってしまいます。でもてぶくろの中が描かれていないことがまた、想像力を膨らませていいのでしょう。
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「こんにちは」と楽しく挨拶ができそう。
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投稿日:2003/04/14 |
娘が、かたことの言葉をしゃべり始めた頃、図書館で借りてきた絵本です。大人でもなかなか「こんにちは」と挨拶する機会が少なくなってきた今日この頃、ご挨拶をちゃんと覚えてほしいなぁと思っていたのですが、なかなかご挨拶の概念を学ぶには、適当な絵本がありませんでした。
でも、この絵本では、お散歩の道すがらお友達に会って、「こんにちは」とご挨拶をするという設定がよかったようです。最後にかめさんが、パパとママに「ぼく、みんなに『こんにちは』をいえたよ。」と報告するあたりは、娘と一緒で、かめさんが「こんにちは」を覚えたばかりということがうかがえます。いつか娘もちゃんとご挨拶が上手に言えるようになり、私にうれしそうに報告してくれる日が来るのでしょうか。
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「ああ おいしい」とほっぺをポンポン
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投稿日:2003/04/14 |
和紙を切り絵したようなあたたかみのあるイラストが印象的です。こどもが苦手であろうにんじんもこの切り絵のおかげで、なんだかとても美味しそうに見えます。
うちの娘はにんじんが大好きなのでさほど苦労したことはありませんが、この絵本で、うまさんやおさるさんが、美味しそうににんじんを食べているのを見ていると、にんじん嫌いの子どもでもにんじん嫌いが治るかもしれないと思うようになりました。
「ああ おいしい」と言いながら動物たちがにんじんを食べる様子は、とてもほほえましく、ほんとうににんじんがとても美味しい食べ物のように思えます。娘はこの「ああ おいしい」というフレーズがとても気に入ったみたいでした。「ああ おいしい」と言いながら、ほっぺをポンポンとたたいています。
そして、ママが持っているお鍋の中に美味しそうなお料理が見えます。もちろん赤いにんじんもたくさん入っています。そのお鍋の中のお料理をはやくちょうだいと、次のページでうさぎさんが、お皿を持って並んでいます。「ぼくたち にんじん だいすきよ」と言いながら。本当ににんじんが大好きになりそうな絵本です。
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お気に入りのものと一緒にねんね
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投稿日:2003/04/14 |
NHKの教育テレビで、土曜日放映されているキッパーシリーズ。絵本もあると聞いたので、早速、図書館で借りてみました。キッパーは、みんなのベッドがうらやましくて、とりさんやりすくんのベッドをまねして作って、もぐりこんでみます。でもやっぱり寝心地が悪い。結局、いつものベッドで、慣れ親しんだうさちゃん、ボール、かみかみと一緒にねんねしたのでした。
子どもってねんねの時に、毛布やタオルなど、何かしらお気に入りのものがないとねんねできないってことありますよね。キッパーを見ているとそんな子ども達を思い出します。ほのぼのとしたイラストがとても素敵な絵本です。
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こんなお誕生日プレゼントを贈ってみたい
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投稿日:2003/04/14 |
こんなプレゼントをもらったらとてもうれしいですね。プレゼントは1匹の小犬。でもプレゼントは、それだけではありません。チムは、わくわくするような冒険・勇気を一緒に得ることができます。まるで想像がつかないストーリー展開は、読むものの心を捕らえて離しません。
ページをめくっていくと、不思議な世界へと続いていきます。最初の「なぞのてがみ」では、理解不可能だった文章も絵本を読み進んでいくうちに、まるで、チムと一緒に冒険をしているかのごとく、ストーリーが進んでいきます。
楕円形の石の影にあった▲の入り口からほらあなへと入っていき、ほらあなのおくの●い穴をくぐりぬけ、階段を降りて地下室へ。大人の私ですら、わくわくして次へ次へと絵本を読み進んでいきました。最後に小さな窓からのぞいた小犬の顔を見たときは・・・。
子どもだったらこの絵本をどう読み進んでいくのでしょうか。自分がチムになって、一緒に冒険を楽しむのでしょうか。最後は、ちゃんと帰り道が描かれています。小犬が置かれていた場所は、実は、チムの家だったのですね。
いつか、このようなわくわくするようなプレゼントを娘に贈ってみたいと思いました。
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娘に対するパパの愛情を感じられる絵本
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投稿日:2003/04/14 |
「パパ、お月さま とって!」こんな娘の願いを叶えてしまうパパ。なんて素敵なんでしょう。誰もが一度は、お月さまを触ってみたいと思ったに違いありません。そんな願いをかなえてくれる人がいたら。それが大好きなパパだったら。
ながーいはしごや大きなお月さまが絵本を飛び出して描かれ、見るものを圧倒させます。
こんなにながいはしごだったら、本当にお月さまに届くかもしれない。
こんなに大きなお月さまだったら、やっぱり触ってみたい。
子どもはそう思うに違いありません。
1歳の娘も、ストーリーはわからなくとも、ページをはみ出ていっぱいに描かれたお月さまを「わっ」と開いてみせると、とても驚いた表情を見せます。ながいはしごをよじ登っている、小さなパパの絵を指でなぞりながら娘は、この絵本を楽しんでいます。パパってお月さまから比べるとほんとにちっぽけな存在なのかもしれない。でも娘を想う愛情は、お月さまを持って帰れるくらいに大きな愛情なんですね。この想いを、娘がいつか理解してくれる日がくるかなぁと今から、楽しみにしています。
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