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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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はんぶん×ずっこ

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はんぶん×ずっこさんの声

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なかなかよいと思う 丁寧に繊細に描かれたネコが見物です。  投稿日:2003/05/09
ねんねんネコのねるとこは
ねんねんネコのねるとこは 作: エレノア・ファージョン
絵: アン・モーティマー
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
おひるね好きのネコのお話です。いろんなネコがいろんな場所でおひるねをしています。お洋服にくるまって寝てみたり、ハンモックにクッションを並べて寝てみたり。とても気持ちよさそうにお昼寝をしている様子が描かれています。
イラストは、とても写実的で、毛のふさふさした感じやまるまっている様子など、まるで本物のネコのようです。とても丁寧に繊細に描かれたイラストは、1ページ・1ページが作品のよう。
絵本を読み聞かせしながら、ネコが気持ちよさそうにお昼寝をしているのを見ていると、なぜか私まで眠くなってしまいました。
文書もリズム感がよく、小さな子どもでもテンポよく読み聞かせをすれば、楽しめそうな絵本です。
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なかなかよいと思う いたずらの跡を指でなぞって・・・。  投稿日:2003/05/09
ビビビビビ
ビビビビビ 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
「ビ」で表現された絵本です。ビビビビくんは、ぶたさんの鼻の穴を突き抜けたり、かえるさんの目を突き抜けたり、ちょっと笑えるいたずらをしながら、飛んでいきます。
無線機?から出てテレビに戻っていくビビビビくんは、いたずらを重ねるうちに、顔がほころんでいくのもなんだか、人間的に見えるから不思議です。いたずらをされた動物たちのびっくりした様子も笑いを誘います。
巻頭にこの絵本について、「これは音の絵本。文字の絵本。そしてお話が見えてくる絵本。」と述べられています。よく見ると、「ビ」が時には、「ヘビ」になったり、「ピ」になったり、大きな「ビ」になったりしています。「ビ」という文字が変化する時に、この絵本にお話が生まれるようです。
この絵本のお話を作るのは、この絵本を読む人、聞く人それぞれなんですね。
娘は1歳の時、ビビビビくんがおりなす、いたずらの跡の線を指でなぞって楽しんでいました。
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ふつうだと思う お父さんもごほんを読み聞かせ  投稿日:2003/05/09
おとうさんあそぼう
おとうさんあそぼう 作: わたなべ しげお
絵: 大友 康夫

出版社: 福音館書店
お父さんとの関わりを描いた貴重な絵本です。お母さんにはとても真似のできない、お父さんとの遊びが大きな絵でわかりやすく描かれています。
子どもとどうやって遊んでいいかわからない、どう扱っていいかわからないというお父さんも多いはず。そんな時は、この絵本を見ながら一緒に子どもと遊ぶといいですね。お父さんしかできない遊びに子どもは満足することでしょう。
遊びの後は、ごほんを一緒に読むところもこの絵本の魅力です。お父さんなりの感じ方で、読み聞かせをできたら、それはまたお母さんが読むのとは全く違う絵本となることでしょう。絵本を読んであげるのは、必ずしもお母さんの役目ではなく、是非世の中のお父さんにも絵本に向き合ってほしいと改めて、この絵本に出会って思いました。
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なかなかよいと思う 娘のよちよちあんよみたい!  投稿日:2003/05/09
くつくつあるけ
くつくつあるけ 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
娘が靴をはくようになってから、図書館で借りてきた本です。毎日のように「くっく・くっく」と言いながら、靴を持ってきて「お外に行きたい」とおねだりする娘。この絵本も早く手にとって見たかったのですが、「靴をはくようになるまでは」と思い、娘に見せるのを温存してきました。
娘が、最初この絵本を見たときは、靴とわかったみたいです。「くっく・くっく」と絵本を指差して叫んでいたので。
この靴は、きっとあかちゃんのファーストシューズなんでしょうね。靴が飛んだりはねたり、時には転んだり、まだまだあぶなっかしい様子は、娘のあんよを見ているようです。
この絵本のように靴に心があったら、娘のあんよも靴の意思によってはねたり、転んだりしているのならなんて思い始めると、娘のよちよちあんよがなんだか、かわいらしく思えるようになりました。
文章もリズムの良い繰り返しの文章が続き、小さな子どもでも楽しむことができます。
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自信を持っておすすめしたい かくれんぼしているあかちゃんをあてっこ  投稿日:2003/05/09
たまごのあかちゃん
たまごのあかちゃん 作: 神沢 利子
絵: 柳生 弦一郎

出版社: 福音館書店
鮮やかな色彩のイラストとリズム感のいい文章が魅力的な絵本です。たまごのページの背景は、次に出てくる動物のあかちゃんの体の色と同じ色になっています。にわとりのあかちゃん、そうひよこの黄色だったり、かめのあかちゃんの青色だったり。また、ちゃんとたまごの数と同じ数のあかちゃんが生まれるのです。子供たちと、かくれんぼしているあかちゃんをあてっこしたり、何匹産まれたかなぁと数を数えたり、いろいろな楽しみ方ができそうです。
娘が1歳の頃、この絵本で繰り返し使われる「こんにちは」というフレーズが大好きで、「こんにちは」と読み上げると「ぺこり」と頭を下げるのがなんとも可愛くて、何度も繰り返し読んだ絵本です。
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なかなかよいと思う 実は、ものすごい冒険をしているのね。  投稿日:2003/05/09
ねむいよ ねむいよ
ねむいよ ねむいよ 作: 長 新太
出版社: こぐま社
フクロウのこどもは、とてもねぼすけです。いろんな動物たちの体で、「スース−スー」と眠り続けていますが、なぜか、それぞれの動物たちの一番寝心地がよさそうな部分を選んで寝ています。
これは、ねぼすけなりの本能でしょうか(笑)
でも動物たちの迷惑そうな顔といったら・・・ライオンは、眉間にしわまでよせて「はた迷惑だわ」といった表情をしてみせてくれます。おかあさんの背中で寝てしまった時は、飼い猫でしょうか。手でフクロウの子どもを振り落とそうとしている様子がとても面白いです。
動物たちの体では飽き足らず?、自動車に乗ったり、飛行機に乗ったり、海で魚の背中に乗ったり。どうやってフクロウの子どもは移動しているんだろうとそんなことまで、考えてしまいます。迷惑そうな動物たちの顔を見ていると、きっと振り落とされてしまったのでしょうね。飛行機から落ちて魚の背中に運良く飛び乗ったものの、また水の中に振り落とされて、夜になってお月様に起こされて、やっと目が覚めるフクロウの子ども、そんなフクロウの子どもにお月様が微笑んでくれます。
フクロウの子どもは、自分の冒険に気付くのでしょうか。きっと気づいていないだろうなぁ。次のページでは、お月様の横でまた、寝てしまったのだから・・・。
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なかなかよいと思う 繰り返しの文章がお気に入りです。  投稿日:2003/05/09
ボールころころ
ボールころころ 作: 佐藤 ひろこ
絵: 柿本 幸造

出版社: ひさかたチャイルド
レトロなイラストが印象的な絵本です。赤いリボンをつけた女の子、まりちゃんが赤いボールをもって、野原へ遊びに行きます。後ろでは、お母さんが赤いTシャツを干しながら、まりちゃんの様子を見守っています。元気よく歩き出したまりちゃんですが、つまずいてしまい、大事な赤いボールがころころと転がってしまいます。赤いボールを追いかけるまりちゃん。
「ころころころ まってまってまって」この繰り返しの文章がテンポ良く響きます。
うさぎさんがまりちゃんのボールを見つけますが、「あかいボール いいボール」と言いながら、またぽーんとけってしまいます。今度は赤いボールをうさぎさんと一緒に追いかけるまりちゃん。

この絵本では、赤いボールや赤いリボン赤いてんとうむしなど、赤が要所要所に効果的に使われており、赤いボールが絵本の中で、とても生き生きとしています。まるで命がやどっているみたいに、弾んで転がっていく様子、またそのボールをまりちゃんが追いかける様子は、小さな子どもの興味をひいてやみません。
また、繰り返しの文章がとても効果的に使われており、「ボール」という言葉が多用されているため、ボールを目でついつい追ってしまいます。子どもにとっては、とてもわかりやすい内容かもしれませんね。
娘はこの絵本を何度も何度も読みたがりました。「あかいボール いいボール」このフレーズが娘のお気に入りです。
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自信を持っておすすめしたい スイッチを押してと何回もおねだり。  投稿日:2003/05/09
ゆめのゆき
ゆめのゆき 作: エリック・カール
訳: あおき ひさこ

出版社: 偕成社
この絵本を手にとり、今度の仕掛けはなんだろうとわくわく胸を膨らませていましたが、今回も期待を裏切らず、2つも仕掛けが満載されていました。
1つ目は、おじいさんと「イチ、ニィ、サン、シィ、ゴー」の動物たちを覆う雪の仕掛け。ビニールセロハンが雪の覆いとして使われ、白い毛布のようにみんなを覆います。しかけをめくれば、「イチ、ニィ、サン、シィ、ゴー」の姿が、絵本の中ではじめて登場するという仕掛けです。娘はその仕掛けを「いないいないばぁ」のように何度もめくって遊んでいました。
2つ目は、最後の音のなるスイッチの仕掛け。キ(木)をきれいに飾りつけ、キの根元に「イチ、ニィ、サン、シィ、ゴー」用に用意したプレゼントを並べると、おじいさんはスイッチを押します。スイッチにはご丁寧に「ここをおす」と書いてあります。そのスイッチを押した時に流れる音色といったら、オルゴールでもなく、金管楽器でもなく、なんとも言えない音色なのです。
まだ自分でスイッチを押せない娘は、何度も「スイッチを押して」とおねだりをしてきます。
キの根元に置かれたきれいな包み紙のプレゼントを見ていると、「イチ、ニィ、サン、シィ、ゴー」へのプレゼントとは、どんなプレゼントだろう。美味しい食べ物かしら。ケーキかしら。そんな想像までしてしまいます。

原書では「DREAM SNOW」という書名ですね。「ゆめのゆき」というシンプルな翻訳名もなんだか、ぴったりのような気がします。
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なかなかよいと思う まるでわらべ歌のような響きです。  投稿日:2003/04/28
赤ちゃんにおくる絵本3
赤ちゃんにおくる絵本3 作・絵: とだ こうしろう
出版社: 戸田デザイン研究室
本当は、数を覚えるために作られた絵本なのでしょう。ひとつ・ふたつ・みっつと書かれたページには、数を実際に指差しながら、数えることができるイラストが描かれています。また、数字も一緒に書かれているため、数字とイラストを照らし合せながら、簡単に数という概念が覚えられそうです。
イラストはとても鮮やかでわかりやすく、パラパラと絵本をめくっていると、まるでアニメーションのようで、0歳代からでもイラストを見て楽しめそうです。
でもこの絵本はそれだけでは、ありません。「ひとつ・ふたつ・みっつ」という一瞬、わらべ歌のようにも聞こえるこの言葉は、日本の言葉の文化として、長い間受け継がれてきたものです。「いち・に・さん」とは違った、この響きを子どもたちにも大切にしてもらいたいとこの絵本と出会って、思いました。
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なかなかよいと思う 読み始めると終わりがありません・・・。  投稿日:2003/04/28
いないいないばあのえほん
いないいないばあのえほん 作・絵: 安野 光雅
出版社: 童話屋
文字は一切なく、イラストのみで描かれた絵本です。
「いないいないばあ」という言葉は一切ありませんが、顔を隠した手のイラストから小さい子どもでも、「いないいないばあ」とすぐに認識できるでしょう。この絵本には、始まりと終わりがありません。右から読んでも左から読んでもいいのです。1ページには、2つの顔のイラストが描かれ、真ん中に顔を隠すための手しかけがあります。その手を右に動かしたり、左に動かしたりしながら、「いないいないばあ」を楽しむことができます。
娘が、この絵本を一旦、読み始めると終わりがありません。ひととおり、全部ページをめくって、「いないいないばあ」をやり終えると、また、そこから新しい「いないいないばあ」が始まります。この連続性が娘には、面白いようです。1冊で「いないいないばあ」が2倍楽しめる絵本です。
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