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こぐまちゃんと一緒に生活習慣を学ぼう
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投稿日:2003/06/11 |
こぐまちゃんの1日を通して、子どもたちがこの絵本で学ぶことはたくさんありそうです。
「おはよう」の挨拶から始まり、顔を洗って、歯を磨いて、お食事、金魚のえさやり、おもちゃのおかたづけ、うんち、おふろ、そして「おやすみなさい」の挨拶。何気ない1日の様子を描いた絵本に、子どもたちはなぜか、夢中になります。自分たちと同じことをしているこぐまちゃんに親近感を覚えるからでしょうね。
「みててみてて」というこぐまちゃんの言葉に、こぐまちゃんもこれらの生活習慣を覚えたてなんだなぁということが伝わってきます。この「みててみてて」は、子どものお気に入りの言葉。上手に出来たことをほめてほしいのですね。この絵本を見て、こぐまちゃんのまねをして、子どもたちは、生活習慣を上手に習得することが出来るかもしれません。
まだ、こぐまちゃんの動作がよく理解できない子どもにとっても、色鮮やかなイラスト・それに子どもが興味のある食事風景や動物のぬいぐるみなど、ストーリーを理解できなくても楽しめる要素がいっぱいの絵本です。
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水遊びが好きな動物ばかり
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投稿日:2003/06/11 |
ほのぼのとしたイラストが印象的な絵本です。
娘は、ぞうさんが大好き。ぞうさんの上にかばくん、わにくんがどんどん乗っていくのを心配そうに見ています。でも大丈夫。最後にはぞうくんのお鼻のシャワーでみんなが水遊び。とても楽しそうです。
よくよく考えるとぞうくんが出会うお友達は、みんな水遊びが大好きな動物ばかり。かばくんやわにくんやかめくんは、いつも水の中で暮らしていますね。最後に転んでしまったぞうくんですが、本当に水の中でよかったとちょっとほっとしてしまうのでした。
文章も繰り返しのリズムが多用されていて、子どもも大好き。単調な繰り返しの中に、
「うわーっ」「どっぽーん」という展開が・・・。
子どももこれにはびっくりです。このページが大好きな子どもって多いみたいですね。
きっとどのお母さんも、このページを読むのが上手なのでしょう。ちょっと大げさに読んであげるとどんな子どもも楽しめそうです。
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あの「てぶくろ」を小さい子向けにリメーク
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投稿日:2003/06/11 |
ウクライナ民話「てぶくろ」のお話を題材としたしかけ絵本です。「The Mitten」の翻訳版はいろいろ出版されていますが、この「てぶくろ」は、小さい子どもにもわかりやすく、また簡単なめくるしかけを使って描かれたものです。
原作と一緒で、いろいろな動物たちがどんどん手袋の中に入って一緒に暮らし始めます。
ただ「くいしんぼねずみ」や「ぴょんぴょんがえる」などのように動物たちを形容する言葉は、省かれ、それぞれ雪の中をマフラーとブーツを履いた動物たちがつぎつぎと登場します。あまりおしゃれではありませんが、これもなんだかとても可愛いのです。
動物たちがどんどんてぶくろの中にはいっていくと、赤いてぶくろは、ページを追うごとにどんどん大きくなっていきます。原作のように手袋の改造・増築はありませんが、小さい子どもにはどんどん膨れていくてぶくろのほうが、面白く映るようです。
一つ忘れてならないのが、この絵本の文章や言い回し。
なるべく小さい子供向けにと簡略化したのでしょう。
1匹・2匹とどんどん動物たちが入っていくと、手袋の中で「うふふ」という声が聞こえます。
手袋の中に入った動物の数だけ「うふふふふ」なのです。やがておおかみが入ったころには、「うふふふふぅー」となり、最後にくまがやってきた時には、手袋の中にいる動物たちが一斉に「ぜったいむりでーす」と声をそろえて拒否します。でも入っちゃうんですけどね。
このあたりがなんだかとても可笑しい。
名作の「てぶくろ」。最初は、こちらの「てぶくろ」を読んでみてもいいのではないでしょうか。
子どもが大きくなって原作を理解できるようになったら、本物の「てぶくろ」を読んであげる。
この絵本で、子どもたちが「てぶくろ」というお話を好きになるきっかけとなったらいいなぁと思います。
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さすが百獣の王ライオン!
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投稿日:2003/06/11 |
とても色鮮やかな絵がとても印象的です。ぞうのくれよんって、こんなに大きいの?というくらいおおきいくれよん。「こんなにおおきいのです。」という文字がそのくれよんの大きさを物語っています。
その大きなくれよんを鼻で器用に持って、絵を描くぞう。あまりにも絵がダイナミックで、動物たちはその絵を本物だとだまされてしまいます。特に黄色いバナナに動物たちがかじりつく様子が、なんとも可愛い。かばは大口開けてかじりついているし、ごりらは両手を挙げて喜んでいます。
ぞうは、動物たちが本物だと思ってしまうほど、絵がうまいのかしら・・・。
それを見ていたらいおんに怒られてしまうぞう。さすが百獣の王ですね。ライオンが右足指を立てて、注意している様子が笑いを誘います。「だめだよ。君!!」なんて言葉が聞こえてきそう。
怒られたぞうも、鼻で頭をぽりぽり書いている様子がまた、可笑しい。
長さんのユーモアがここにも感じられますね。
娘がお絵かきに興味をもち始めたころ、ぞうが描くダイナミックな絵にただただ呆然。
自分もクレヨンを持ち出して、ぞうの描いた絵をまねしようとしているではありませんか。
絵本にらくがきされたら困るので、慌てて止めましたけど。
この絵本を読んだ後は、無性にお絵かきがしたくなるみたい。
小さな子どもが描く絵って、大きな丸だったり、線だったり、ぬりつぶしだったり。
本当にぞうが描いた絵そのもの。小さな子どもでも、大好きなお絵かきの延長という点で楽しめそうな絵本です。
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ルルちゃんの顔ちょっと怖い?
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投稿日:2003/06/11 |
和紙を切り絵したようなあたたかみのあるせなさんの絵本。切り絵がもじゃもじゃ感をさらに引き立ててくれます。
しかしルルちゃんのもじゃもじゃあたまはかなりすごいです。髪の毛は逆立ち、目も少しつりあがってちょっと怖い顔。娘はこの顔がちょっと怖かったみたい。でもはさみでちょきちょきしてもらってとてもかわいい女の子に変身します。散髪が嫌いな子どもには、ちょうどいい絵本なのではないでしょうか。
1歳の娘には、もじゃもじゃがちょきちょきでキレイになるということがいまいち、わからなかったみたい。でも犬のコロが出てきたり、毛糸の玉が出てきたり、切り絵のイラストだけでも十分楽しむことができました。
もう少し大きくなってから、もじゃもじゃの意味が理解できるようになったら、もう一度読んであげたいと思う1冊です。
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愛嬌のあるかいじゅう
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投稿日:2003/06/11 |
一見ちょっと絵が怖いかなぁと思い、図書館で借りたのですが、案外、娘に好評でびっくり。
かいじゅうが「かいじゅう踊り」を踊るページなど、黄色い目玉をぎょろぎょろさせ、大きな牙だらけの口をあんぐりあけて、鋭い爪の手をふりあげ、今にも食べられそうな形相なのに、なんだかチャーミングに思えてしまう。なぜでしょうか。それはセンダックの独特の絵の色使いにあるのでしょう。
センダックの色使いの魔法は原色でもなく、淡い色でもない独特のペンタッチ。それはかいじゅうを一見、恐ろしく、でも愛嬌のある姿にしてしまいます。
またストーリーも少年の夢の世界のお話なのか、それとも現実のお話なのか、境界線をあやふやにしているところもこの絵本の魅力。読み手の想像力がどんどん書き立てられ、マックスと一緒に「かいじゅうのいるところ」へと旅をするのです。マックスが旅を終えて、自分の寝室へと帰って来たとき、そこには、あたたかい夕ご飯が置いてあり、私たちはマックスと一緒に今までの冒険から抜け出て、現実に戻り、母親の温かい愛情を感じます。
最後のページに何も挿絵がないのも、「まだ ほかほかと あたたかかった。」とだけ書いてあるのも夢から覚めた後の余韻を残してくれます。
娘がもう少し大きくなって、ちゃんとストーリーを理解できるようになったら、もう一度一緒に読みたいと思いました。その時は、娘はこの絵本を通じて母のひそやかな愛情を感じてくれるでしょうか。
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きっと光り輝く海になったことでしょう。
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投稿日:2003/06/11 |
ずばぬけて、絵がきれいな絵本だと思います。ストーリーよりもこの絵本の絵に惹かれて図書館で借りてきました。ストーリーの感想は、いろいろ聞いてみると賛否両論あるみたいですが、私は個人的に好きかな?
娘にはまだこのストーリーが理解できないようですが、純粋に、にじうおが、きらきらうろこをみんなに分け与えて、それで幸せになれたのなら、いいのではないかなぁと思います。
子どもたちに、「分け与える」という気持ちを芽生えさせるっていう教訓めいた作者の意図を感じますが、それは狙い通りに子どもたちが、この絵本を読んで友達に、自分の大事にしているものを分け与えることが出来たのなら、それは素敵なこと。
きっと、にじうおが住む海は、きっとみんながきらきらうろこを身にまとい、光輝く海になったことでしょう。子どもがこの絵本を読んで、どんな感じ方をするか、娘がもう少しストーリーを理解できるようになったらもう一度、読んであげたいと思う1冊です。
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水彩画のような挿絵が魅力的
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投稿日:2003/06/11 |
「おやすみなさい おつきさま」と同じ作者・マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本だとは知らずに、図書館から借りてきました。この絵本は娘が初めて参加した、図書館のお話会で読まれた絵本で、長い物語にも関わらず、繰り返しの文章が多用されているためか、娘が何度も読んでほしいとせがんだ絵本です。
この絵本を読んでいて、気付いたこと。こうさぎが「にんげんのこどもになって、おうちのなかににげちゃうよ」というページで、かあさんうさぎがこうさぎを抱っこしている挿絵の部分。どこかで見たことのある絵が飾ってあるではありませんか。そう、「おやすみなさい おつきさま」での「めうしがおつきさまをとびこすえ」なんですね。そこで初めてマーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本だと気付いたのです。
この絵本の魅力は、なんと言ってもリズム感のいい文章と美しい挿絵です。
読み聞かせをする時は、必ず、こうさぎとかあさんうさぎのセリフを声色を変えて読んでいます。娘が、この長い文章を飽きずに聞いているのは、文章のテンポのよさかもしれません。
それに文章のページに描かれているモノクロの挿絵の次に、まるで水彩画のような美しい挿絵があります。ちゃんとクロッカスになったこうさぎが、花壇の中に隠れていたり、長い耳がヨットの帆になったこうさぎや翼がはえ小鳥になったこうさぎを見るのは、娘にとっては、この絵本の最大の魅力みたい。
この絵本の根底にあるのは、かあさんうさぎの愛情です。それもこうさぎが逃げ回るのを遠くから見守っている愛です。これは、1児の母として考えさせられます。私は、かあさんうさぎのように、どっしりと待って、娘を見守っていられるだろうか。最後にこうさぎとかあさんうさぎが、一緒に木の下の家で、にんじんを食べているシーンを身ながらそう思うのでした。
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最後のオチに大笑い
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投稿日:2003/05/26 |
「か」という文字だけで表現された絵本です。蚊は、「か」の文字がつく動物たちを狙ってチクリ!刺された動物たちの表情がまた、たまらなく面白く描かれています。
蚊が狙いを定めて「か」と叫ぶ時の「か」の文字の大きさに、蚊の意気込みが現れています。
カエルなどの小さい動物には、小さく「か」。カバなどの大きな動物には大きく「か」。
このあたりにも五味さんのセンスがうかがえます。
カエルは、頭のてっぺんを刺されてしまいますが、何が起こったか理解できないといった顔をして「きょとん」としています。カンガルーの親子は、背中顔を刺され、これがまたとっても痒そう。
短い手を伸ばして、一生懸命掻こうとしている様子が、またまたこっけいです。
カマキリに威嚇され、逃げたところに厚い甲羅を持ったカメが・・・。無謀にもカメの甲羅に刺してしまった蚊は、このときばかりは「ガ」とうめき声をあげています。
最後には、傘にとまって休憩する蚊ですが、蚊の鋭い口がぐにゃぐにゃに曲がってしまったというオチ付きです。
「か」という1つの文字だけで、蚊の冒険をそして、蚊の心持ちをあらわしてしまうなんて、すごいの一言。「か」だけで絵本を読み進んでいくの面白いですが、小さい子どもには、「カバさんに蚊が刺しちゃったよ・かかかかか」なんて補足して読み進めても面白いかもしれませんね。
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「がたんごとん」のリズムを変えて読んで!
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投稿日:2003/05/26 |
「がたん ごとん」とてもリズムがいい絵本です。娘はこのリズムが大好き。「がたん ごとん」リズムにあわせて体を左右に振っています。「のせてくださーい」という言葉の単調な繰り返しも子どもには、わかりやすいんでしょうね。
「がたん ごとん」の言い回しもママとパパでは、また読み方が違います。そのリズムの違いを娘は、楽しんでいたようでした。
哺乳瓶・コップとスプーン・りんごとバナナ、みんなが乗った後、次の駅?で待っているネコさんとネズミさん。「もう乗る場所がないよぉ」と心配したのもつかのま、ちゃんと汽車の先端・頭の上に乗っかって進んでいきます。
小さい子どもになじみの深い哺乳瓶やスプーンなどが登場するのも、この絵本が、ファーストブックとして選ばれるゆえんなのかもしれません。
「がたん ごとん がたん ごとん」汽車はさて、今度はどこへ行き、誰を乗せるのでしょうか。
夢が広がる絵本です。
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