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はんぶん×ずっこさんの声

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なかなかよいと思う 足音の表現がすごい!  投稿日:2003/06/24
はしるの だいすき
はしるの だいすき 作・絵: わかやま しずこ
出版社: 福音館書店
画面いっぱいの動物たちが印象的です。いっぱいというかすでにはみ出しています。(笑)
クレヨンタッチで描かれた動物たちの姿は、鮮やかでまた、わかりやすく子ども達の興味を引いてやみません。
でもなんと言ってもこの絵本の魅力は、動物たちの足音。日本語の響きをとても大切にした音になっています。ライオンの足音が「ずんかずんか」、きりんの足音が「どっぱどっぱ」、ぞうの足音が「ごずんごずん」なんて想像ができますか?

大人ってどうしても先入観を持って、すべてを見てしまいがち。でも子どもの世界では、絵本の世界では、そんなことは必要ないんですね。子どもたちには、「どっぱどっぱ」ときりんが足音を立てて、「ごずんごずん」とぞうが足音を立てて、走っている様子がきっと見えているはずです。

ここは、アフリカのサバンナかしら。いろんな動物たちが、のびのびと走れるんだもの。大人の私まで、そんな想像を膨らませてしまうのでした。
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なかなかよいと思う ベタなオヤジギャクも魅力的  投稿日:2003/06/24
かえるくんにきをつけて
かえるくんにきをつけて 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
梅雨の季節に「カエルもの」と思って、図書館で借りてきたものです。なんのなんの、かえるくんは、かえるらしくないというか、人間っぽいというか。なんだかやんちゃな悪がきのようです。大人の注意を引きたくて、わざと強がって見せるそんなかえるくんがかえって可愛らしく見えてしまいます。

かえるくんのクイズは奇想天外。時にはクイズを出しておきながら、答えがなかったり。思わず苦笑してしまいます。1歳の娘にはまだちょっと理解できなかったみたい。もうちょっと大きい子どもだったらかえるくんの存在を、自分のお友達のように見て、この絵本を楽しむことができるでしょうか。

最後は、「かえるはかえる」なんて、べたなオヤジギャグを残して去ってしまうかえるくん。
このラストのおかげで、ますますかえるくんが好きになってしまいました。
同じシリーズで「とまとさんやテレビくん」もあるようですね。こちらも読んでみようかなぁと思っています。
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なかなかよいと思う 動物たちの優しさが伝わってきます。  投稿日:2003/06/24
かさかしてあげる
かさかしてあげる 作・絵: こいで やすこ
出版社: 福音館書店
梅雨の嫌な時期にぴったりの絵本と思って、図書館で借りてきました。困っているなっちゃんに動物たちが自分たちのかさをかしてあげるというのは、とても心温まるお話ですよね。

そんな動物たちの優しさが絵本のイラストから伝わってきます。なっちゃんが木の下で雨宿りをしていると、森の後ろにありさん・かえるさん・うさぎさんのうっすらとシルエットが見えるのです。
ありさんがなっちゃんにじぶんの傘を差し出すと、後ろではかえるさんがさっきより少し前に出て、「次は僕の番」と待っている様子がイラストからうかがえます。そしてそこには、さらにたぬきさんとくまさんのシルエットが・・・。みんなは、なっちゃんが心配で心配でたまらないんですね。
ずっと順番を待っていたくまさんが、自分の大きな傘を貸してくれるときのうれしそうな表情と言ったら・・・。でもやっぱりなっちゃんには大きすぎてあいません。
最後に犬のジョンがなっちゃんの赤い傘を持ってきてくれます。みんなは一安心。
みんな自分の傘を得意げにさして、行進する様子はなんとも可愛らしく、ほほえましい一コマです。

裏表紙は、なっちゃんと犬のジョンが赤い傘をあいあいがさにして歩いているイラストです。一緒に傘を持っているようでとっても楽しそう。大嫌いな梅雨も吹き飛んでしまいそうな楽しい絵本ですね。
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自信を持っておすすめしたい 女の子におすすめの1冊  投稿日:2003/06/24
きのみのケーキ
きのみのケーキ 作: たるいし まこ
出版社: 福音館書店
たぬきがケーキを作る工程は、女の子なら誰でも興味があるもの。たぬきがはちみつやふくらしこを入れてスポンジケーキを作り、クリームと色とりどりのきのみをいっぱい飾っている様子は、女の子ばかりではなく、どんな子どもも夢中になってしまうでしょう。
その出来あがったきのみのケーキの美味しそうなことといったら・・・。どんぐりや山葡萄・チェリーなんかも飾ってあります。

そんな美味しそうなケーキがなくなってしまったら・・・。キツネは、舌をぺろっと出して楽しみにやってきたのにね。

森のみんなが落ちているきのみのあとをたどっていくと、あらあら見覚えのあるきのみのケーキをもった何やら怪しい人影が・・・。娘は、落としたきのみをひとつひとつ指でなぞって確認してくれます。ちゃんと森のみんなと一緒にきのみのケーキを探しているんですね。

そして落ちているきのみの先には、森の木たちが集まってお茶会をしている場面でした。そこで森の木たちと一緒にお茶会を開くことに。森の木たちが、きのみのケーキを食べたら共食いじゃないなんて無粋なことは言いません。
だってお茶会はとても楽しそうなんだもの。娘もこの楽しそうなお茶会のシーンが大好き。
娘と一緒にケーキでも焼いてみようかなぁ。そんな気分になれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 一緒に動物園へ行ったような気分になれます  投稿日:2003/06/24
こぐまちゃんとどうぶつえん
こぐまちゃんとどうぶつえん 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
こぐまちゃんとしろくまちゃんの目を通して、動物園の動物たちが描かれています。
きりんが水を飲む時は、コップを使わないんだろう。ふくろうはどうして、昼間ご飯を食べないんだろう。という子どもの視点の素朴な疑問を通して絵本は読み進んでいきます。
だからこそ、絵本を読んでいる子どもたちは、自分の知っている動物園の動物たちと見比べながら、この絵本を夢中になって読んでいくのでしょう。

また、文章もこぐまちゃんとしろくまちゃんの会話形式で進んでいくので、とても楽しい雰囲気が伝わってきます。まるで一緒に動物園へ遠足に行っているかのよう。きっとこの絵本を見た後は、動物園へ行きたくなるかもしれませんね。

まだ言葉を覚えたての娘も、おなじみの動物たちに興味津々。
大好きなぞうさんがりんごをお鼻で上手に食べている様子が、娘の一番のお気に入りのページでした。
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なかなかよいと思う かくれんぼしている動物をあてっこしてみて  投稿日:2003/06/11
コロちゃんのたんじょうび
コロちゃんのたんじょうび 作・絵: エリック・ヒル
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
おなじみのしかけ絵本です。今回の舞台は、コロちゃんの誕生日パーティでの一コマ。
主役のコロちゃんが、王様の冠をかぶってかくれんぼしているお友達を探します。このあたりは、「コロちゃんはどこ?」のお話に似ています。ただ「コロちゃんはどこ?」よりも若干、めくるしかけが小さく細やかで、凝ったしかけになっています。
かくれんぼの中には、必ず一つヒントが隠されています。カーテンの中に隠れているくまさんの足が下から見えていたり、お風呂のシャワーカーテンにかばさんの影が映っていたり。
しかけをめくる前に、子どもと一緒にかくれんぼしている動物たちをあてっこしても楽しめそうです。
最後は、みんなからのプレゼントをもらうコロちゃん。
しかけだけでも楽しめますが「たんじょうびおめでとう」「ありがとう」のやりとりなど、ストーリーも簡単でわかりやすいので、小さい子どもでも、ストーリー自体を楽しめそうです。
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自信を持っておすすめしたい 言葉が出始めのあかちゃんに。  投稿日:2003/06/11
さよなら さんかく
さよなら さんかく 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
昔からある日本語の言葉遊びというのは、とてもリズムがいい言葉使いになっています。
その言葉遊びを取り入れ、おなじみのこぐまちゃんとしろくまちゃんが「さよなら さんかく またきて しかく」からどんどん言葉を連想していきます。
この絵本の魅力は、なんと言っても色鮮やかに描かれたイラスト。しろいもの・まるいもの・あかいもの・それぞれに当てはまるもので、子どもたちに馴染みの深い果物・自動車・クレヨン・花・動物などが、たくさん描かれています。娘はこの一つ一つを指差しながら、自分の理解できるものを私に教えてくれます。言葉が出始めのあかちゃんと一緒に読んだら、言葉のきっかけになるかもしれませんね。
また、この絵本を読むときは、リズム感よく文章を読んでいくと子どもも乗ってくるようです。体をゆすりながら自分の知っている言葉を一緒に口ずさみながら・・・。
こぐまちゃんシリーズの中でも、あかちゃんから楽しめる1冊と言えるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい パパのおひげがすごいぞ!  投稿日:2003/06/11
ぱたぱたバニー Pat the bunn
ぱたぱたバニー Pat the bunn 作・絵: ドロシー・クンハート
訳: すえよし あきこ

出版社: 講談社
「パット・ザ・バニーは、さわって、感じて、遊べる、ファーストブックのシリーズです。」
と出版社の紹介文にあるように、あかちゃんの成長に必要な五感をフルに使うことができる絵本です。「いないいないばぁ」や「かがみのしかけ」など、そのしかけは子どもが夢中になれるものばかり。でもやはり外国の絵本だなぁと思うことも。
1つ目は、おはなをくんくんするページ。お花の香りというのが、なんとも外国の香りなのです。
この香りは、受け入れがたい人が多いみたい。
また、ジュディーのパパのじょりじょりのおかおを触るページでは、パパの顔のひげの部分が紙やすりになっています。「ほお擦りされるのは、遠慮したいな」というくらいパパのお顔のじょりじょりは、すごい。異国のパパのおひげはそんなにすごいのかな?
また、ポールのママのゆびわをはめるページでは、実際に指輪の形をした穴が開いているのですが、これがまた小さい。いったいママのサイズは何号なんでしょう。4号か5号くらい??

しかし外国でも、日本でもこの絵本に子どもたちが夢中になるのは、事実です。様々なしかけだけにとどまらず、柔らかなパステル調の色使いやバニーという愛くるしいキャラクターは、やはり世界中の子どもたちをとりこにしてしまっているんですね。

娘が一番好きなページもやはり、バニーをぱたぱたするページ。
「ぱたぱた」という邦訳がいまいちよく理解できませんが、一度子どもと一緒にバニーをぱたぱたとなでてみてください。この絵本の魅力に取り付かれてしまうはずです。
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なかなかよいと思う 大きな口をあけて読んであげて  投稿日:2003/06/11
ははははは
ははははは 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
は」で始まる言葉と「ははははは」という言葉で表現された絵本です。ストーリはないので、純粋に絵と言葉を見比べて大きな口をあけて子どもに読み聞かせをしています。
ただそれだけでは終わらないのが、五味さんの絵本。
「はし・ははははは」では、箸と橋をちゃんと見開きの同じページで紹介しています。
「箸」か「橋」かをちゃんと発音して読まなければならないんですね。

また「はち」や「はと」がにっこり「ははははは」と笑っていると思うと、「はな(鼻)」や「はげ」がにっこり。「はさみ」や「はがき」までにっこり。さすがに、おじさんのつるつるはげ頭に目と口がついていて、にっこり笑っている様子は、読み手も笑わざるを得ない。
ちゃんと五味マジックが要所要所に織り込まれているのです。

この絵本を子どもと一緒に読んでいると自然に笑みがこぼれます。大口あけて「ははははは」と笑うことってなかなか少ないですよね。ぜひ子どもたちと一緒にこの絵本を読んでみてください。「ははははは」と読み聞かせをしているうちに、本当に幸せな気分になることができるでしょう。
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なかなかよいと思う お父さんに読んでほしい1冊  投稿日:2003/06/11
かばさん 改訂版
かばさん 改訂版 作: やベみつのり
出版社: こぐま社
子どものための造形教室を主宰されているやべさんの絵本。子どもと関わりの深いお仕事をされているからでしょうか。子どもの目線をよくとらえた絵本です。
絵本って大人が作るものなので、どうしても大人の目線に偏りがち。でもこの絵本は、どうぶつえんのかばの何気ない仕草や癖を大好きなお父さんと照らし合せて、子どもの目線で描かれています。かばがあくびをしている様子やあかちゃんかばをお腹の上に乗せてぷかぷか水の上に浮かんでいる様子は、ちゃんとかばを子どもの目線まで下がって観察した上での描写なのでしょう。
かばを見ながら「おとうさんみたい」というみつこの一言や、「かえりのでんしゃのなか みんなのかおがかばにみえました」という一コマなどは、みつこの気持ちがとてもよく伝わってきます。
子どもたちって、こんなことを考えながらかばを観察しているのかと思うとなんだか、おかしくなっていましました。
動物園からかえってきたお父さんとみつこのかばごっこもとてもほほえましいやりとりです。無心になって子どもとかばごっこをしているおとうさん。ここでもお父さんが、子どもの立場・目線に立って、遊んでいますよね。きっと作者やべさんは、子どもと遊ぶのが大好きないいお父さんなのでしょうね。
是非、お父さんに読んでいただきたい絵本です。たまには、無心になってかばのように「ぶわぁ〜」と鼻の穴を膨らませて、子どもたちと遊んでみてはいかがでしょうか。
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