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自信を持っておすすめしたい 怖いばかりのどろぼうじゃないぞ。  投稿日:2003/07/29
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
黒と青がとても効果的に使われています。どろぼうの怖さ倍増といった感じでしょうか。顔もまっさおで、どこか不気味。でもね、このどろぼう実はいい人なのです。よくよく読んでいると、狙っているのはお金持ちの馬車ばかりだし、ラッパじゅうやこしょう・ふきつけ、まっかなおおまさかりなどの道具は、おどしのため。人を傷つけることはありません。
さらってきたティファニーちゃんも大事にかかえ、ふかふかのベットで寝かせてあげる。さては、お金をすてごやみなしごのために使うっていうんですもの。なんだか、怖いばかりのどろぼうじゃないってことが、絵本を読み進めていくうちにだんだんとわかってくるのです。
三にんぐみが、お金を使い始めると、子ども達が身にまとう、あかいぼうしにあかマントの赤色が効果的に使われ始めます。
それからは、三にんぐみの顔は残念ながら描かれていません。きっと真っ青な顔ではなく、血の気が通い、ほおも赤くなっていることでしょう。もうどろぼうの不気味な顔じゃないはず。だってお金を子ども達のために使うことで、三にんぐみには、お金を集めることよりもお金を使うことの楽しみを知ったのだから・・・。実際に子ども達が建てた、三にんぐみにそっくりの3つの塔は、とても綺麗な塔だものね。
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自信を持っておすすめしたい お洋服柄のお魚に注目です。  投稿日:2003/07/16
あーんあん
あーんあん 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
「あーんあん」繰り返しが多く、とてもリズム感のいい絵本です。
娘は、この「あーんあん」というセリフが大好き。
おめめに手をあてて、一緒に「あーんあん」と泣きまねをしてくれます。

また、涙がたまってみんなが魚になっちゃうという発想が面白い!!。みんなちゃんとお洋服柄の魚になっちゃうのね。かあさんがちゃんと見分けられるように・・・。
保育園の先生は慌ててかあさんに電話をしますが、かあさんは堂々たるもの。網をかついで、バケツを持ってやってきます。かあさんが網で、ぼくを救い出すところなんか、母の強さを感じますね。発想の意外性が子どもにも面白く映るようです。
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ふつうだと思う 2匹の小犬は、まるで人間の子どもみたい  投稿日:2003/07/16
いぬ おいで
いぬ おいで 作: 武鹿 悦子
絵: 小野 かおる

出版社: リーブル
2匹の小犬の成長が、感情を交えて描かれています。
「うれしい うれしい ぺろぺろ」と言いながらお互いを舐めあったり、かけっこをしたり。小犬たちが、見て、触って、嗅いでいろいろなことを学んでいきます。おしっこの仕方も先輩ワンちゃんを見て、学ぶのですから、なんだか人間の子どもみたいですね。最後のページでは、人間の子どもと一緒にお昼寝をしている様子が描かれています。

この絵本を見て、子ども達が小犬たちの成長を通して、いろいろなことを学んでいくのでしょう。
娘も大好きなワンちゃんが、楽しく遊んでいる様子を見るのが大好き。小犬の動きも「ほる ほる さっさかさっさか」やおしっこの様子の「しょしょーん しょしょーん」など、とてもユニークに描かれています。2匹の犬だけを追って描いた絵本ってそうはないかも。犬好きのお子さんにおすすめの1冊です。
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なかなかよいと思う 図形のマジックを楽しもう  投稿日:2003/07/16
エイラトさんのへんしんどうぶつえん
エイラトさんのへんしんどうぶつえん 作・絵: ロイス・エイラト
訳: 中川素子

出版社: 偕成社
なんとも不思議な絵本です。形がくり抜かれたページをめくっていくと、どんどん違う動物が現れてきます。とらからねずみへそれからきつねへ。まるとしかくの切抜きをめくっただけなのに、まるで図形のマジックです。めくった切抜きの形を次のページでちゃんと「まる」や「さんかく」というように注意書きがあって確認できるのもいいですね。
色鮮やかな色彩のイラストは、子どもの視線を一発で捕らえてしまいます。
娘も一つ一つこのマジックの図形をめくっては、「おぅ」と感嘆の声をあげています。もう一度前のページに戻って確認してみたり。この絵本はいろいろな楽しみ方がまだまだ眠っていそうです。
図形を理解できる年齢ならば、このマジックで図形というものを学ぶにはもってこいの絵本かもしれませんね。平面的なイラストのはずなのに、3次元的に見えてしまうから不思議です。ストーリーはありませんが、幅広い年齢層で楽しめそうな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 動物たちの笑える顔に注目!  投稿日:2003/07/16
にらめっこしましょ
にらめっこしましょ 作・絵: 長 新太
出版社: 福音館書店
長新太さんの描く動物たちがとても面白い顔でにらめっこをしてくれます。にらめっこの絵本は他にもありますが、顔の可笑しさではピカイチの絵本かも。
なんといってもこのにらめっこは、4ページにわたって繰り広げられます。「にらめっこしましょ」と歌っている時は、無表情な動物たちが、次のページをめくったとたん、「あっぷっぷ」と見開きいっぱいにとてもユニークな顔を披露してくれるのです。ぶたは、ただでさえ大きな鼻をめいっぱい広げてくれるし、タコは墨を吐いてくれます。(おいおいそれは反則だろうっ)

娘と一緒に、にらめっこの歌を歌いながらこの絵本を見ているのですが、動物たちの顔があまりにも可笑しいのか、すぐに「ぷっ」と噴出してしまう娘。長さんの描く動物たちには、にらめっこあそびに関しては、いつまでたっても勝てそうもない娘なのでした。
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なかなかよいと思う わんわんの前に置かれたいちごが美味しそう  投稿日:2003/07/16
わんわん
わんわん 作・絵: 平山 和子
出版社: 福音館書店
平山和子さんがおもちゃのわんわんを描くとこういう絵本になるのね。食べ物の絵しか見たことがなかったので、新たな発見です。おもちゃのわんわんの毛足の短いやわらかな感触まで伝わってきます。おもちゃのわんわんなので、表情はありません。でも舌ぺロっと出して花やコップを見つめるシーンは、なんだか活き活きと感じるから不思議。平山和子さんが描くとおもちゃにも命が吹き込まれるのでしょうか。

わんわんの目を通して描かれた世界は、あかちゃんの見る世界と一緒。
ちいさなありさんを見たり、とけいを見てカチカチという音を聞いたり。あかちゃんの興味をそのままわんわんが代わって体験してくれるのです。

おもちゃのわんわんは食べれないけれど、もちろんいちごも描かれています。平山和子さんが描くつやつやとしたいちごは、娘の大のお気に入りです。
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ふつうだと思う 雨の日が楽しくなりそう。  投稿日:2003/07/16
かさ
かさ 作: 松野 正子
絵: 原田 治

出版社: 福音館書店
あの原田治さんの可愛い絵が印象的です。子ども達がとても可愛らしく描かれています。また子ども達が持つ傘もとてもカラフル。それぞれの子ども達が、個性にぴったりの傘を持っているのです。文章も言葉遊びになっていて、とてもユニーク。
「みえちゃんのかさ みえるみえる」
「けんちゃんのかさ けんだぞう」
子ども達が自分の傘を使って思い思いに遊んでいます。私も子どもの頃傘をおもちゃにして、いろいろ遊んだなぁ。そんな懐かしい記憶までもがよみがえってきました。
こんなカラフルな傘を持って、傘で遊んだら、きっと雨の日が楽しくなるかもしれませんね。嫌な梅雨にこそおすすめの1冊です。
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自信を持っておすすめしたい たくさんのパンが並ぶページがお気に入り  投稿日:2003/07/16
しろくまちゃんぱんかいに
しろくまちゃんぱんかいに 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
子どもたちが誰でも一度は経験があるであろうお買い物を題材とした絵本です。
娘も買い物は大好き。たくさんの果物やパンを選ぶページは娘の一番のお気に入りです。特にパンがたくさん描かれているのが面白いみたい。
しろくまちゃんのように、たくさんのパンを選ぶのはとても楽しいこと。そこでケーキをかってとおねだりするしろくまちゃん。ケーキを買ってくれないお母さんに対して「おかあさんのけちんぼ」と言うのは、思わず苦笑してしまいました。子どもはみんなそんな憎まれ口をたたくよね。

しろくまちゃんが体験することは、子どもたちが普段、体験する出来事と一緒。
「子どもたちがお買い物で品物を選ぶ楽しさ。買いたいけど我慢すること。買った品物を使うという楽しみ。」をしろくまちゃんが代わって体験してくれます。子ども達がこの絵本に引きつけられるのは、しろくまちゃんに自分を置き換えているからかもしれません。
娘が、「おかあさんのけちんぼ」という日はそう遠くはないかもしれません。その時には、しろくまちゃんのお母さんのように、我慢することと一緒に買い物の楽しさも娘に教えてあげたいな。
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自信を持っておすすめしたい 全部化けることが出来る日はくるのかな?  投稿日:2003/07/16
はんぶん タヌキ
はんぶん タヌキ 作: 長 新太
出版社: こぐま社
このタヌキ、化けるのが下手なのか、狙っているのか。いつも半分しか化けれない、下半身はタヌキのまんまというちょっとまぬけなタヌキなのです。
最初は鳥やキャベツ(たぶんキャベツくんのパロディ?)という小さなものだったのに、そのうちにヘリコプターやロケット、くじらに挑戦します。でもやっぱり化けることができるのは半分だけ。とってもおちゃめなタヌキなのです。

最後は「でもね、つかれたので これでおしまい それでは バイバイ さようなら」という言葉を残すタヌキ。とても疲れたのね。目は下を向いてかなりお疲れのよう・・・。そりゃ恐竜に化けて、火まではいたら疲れるよ。

本当に長新太さんの発想にはいつもびっくりさせられます。
「あらあら はんぶん タヌキです タヌキです」という短い文章だけなのに、どんどん長新太ワールドが広がっていきます。かえってイラストだけなので、想像力を膨らませて読むことができるのかもしれません。
このタヌキ、いつになったらちゃんと全部化けれるのかな?このまま、半分だけのほうがいいのかもしれませんね。
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なかなかよいと思う まるでアニメーションのような絵本です。  投稿日:2003/07/16
りんごとちょう
りんごとちょう 作: イエラ・マリ エンゾ・マリ
解説: 真船 和夫

出版社: ほるぷ出版
文字が一切ありません。ビビットな色使いの絵から想像力を膨らませて読んでいくのです。
根底となるものは、「りんごのなかの虫はどこからくるか?」
最近では農薬散布のため、りんごの中に虫が入っていることはなくなったのですが、以前はりんごの果皮がどこも食い破られていないのに、中に虫が入っていることが多かったそう。その疑問を絵のみで解明した絵本なんだそうです。
虫は自然発生したものではなくて、りんごの受粉の際に産み付けられた卵が、かえったもの。
大人でもわからないようなこの疑問を、この絵本は見事に絵だけで表現した絵本なのですね。

娘も難しいことはわからないものの、ページをめくるたびに、コマがどんどん進んでいく様子には、とても興味を引かれたみたい。虫がさなぎになり、蝶となり、飛び立って花に降り立ち、赤い卵を産み付ける。そして青い実ができる。赤と緑と茶色が織り成すビビットな色使いの絵は、まるでアニメーションを見ているかのようです。
まだ小さい子どもには、アニメーションのようにただパラパラと絵本をめくってあげてください。
そして昆虫がさなぎになり蝶になるという仕組み、受粉の仕組みが理解できるようになった小学生にも是非、読んでほしいと思います。子ども達がどんな風に想像力を発揮するかはわかりませんが、それぞれに感じることができるはず。幅広い年齢層に読んでほしい1冊です。
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