新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

(^−^)hon

ママ・40代・愛知県

  • Line

(^−^)honさんの声

17件中 11 〜 17件目最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 保育園児が共感していました  投稿日:2019/10/05
あさですよ よるですよ
あさですよ よるですよ 作: かこ さとし
出版社: 福音館書店
とてもかわいい、お豆の世界の、お豆の一日を描いています。
毛虫やバッタをペットとして買っていたり、野菜の車が走っていたりと、見て楽しいものが盛りだくさんです。

お豆の子供たちは朝ごはんを食べ、にこにこ園に行って、遊んで、お昼寝をして・・・・この園生活の描写に、保育園に通う我が子が共感していました。
「こんな感じでお昼寝するんだよ!カーテンの色は違うけど。」
(園庭で遊ぶページで)
「保育園でもこうやってみんなと遊ぶんだよ!」

お迎えに来たお父さんと、商店街で買い物をするところでは、とある店先で、サツマイモがだんだん魚になったり、イチゴがだんだんカニになったりするので、「何屋さん!?」と子供が面白がっています。
他にも、実生活に即した場面で「なにこれー、おもしろーい」と子供が喜んだものがたくさんありました。
参考になりました。 0人

あまりおすすめしない 気持ち悪い  投稿日:2019/09/07
おぞましい二人
おぞましい二人 作: エドワード・ゴーリー
訳: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
連続殺人の実話を元にした絵本です。なぜ絵本という形にしたのか、不思議です。読んで気持ち悪くなりました。
ホラー映画等にあるような、血がたくさん出るような過激な描写は有りません。絵も文も淡々としていますが、不気味というか、薄ら寒く、後味悪く、怖かったです。
ただ・・・マニア的なファンがいるだろうな、と思いました。この絵本は、いい加減に適当に作ったようには思えません。不愉快な内容を丁寧に描いているというか・・・・うまく言えませんが。
ネットの記事で時々ある、「残酷な内容が含まれています」とか「ショッキングな内容を含みますので、○○歳以下のお子様には推奨できません」というような注意書きを絵本の表紙にも採用してほしいです。
図書館や書店(特に古本屋)では、本当の子供向け絵本とごっちゃに置かれています。棚を分けてほしいです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 足がずぼっと出てくるなんて!  投稿日:2019/09/07
たんぼのカエルのだいへんしん
たんぼのカエルのだいへんしん 文・写真: 内山 りゅう
出版社: ポプラ社
写真が豊富なカエルの絵本は、他にもたくさんありますが、この本は題名通り、カエルの大変身(変態)がメインになっています。
やはり注目は、オタマジャクシの前足がずぼっと出てくるところ。この本は、文字が少なく、一つ一つの写真が大きいので、皮膚の下に何か(足)がある様子がよくわかります。
他のカエルの絵本でも、たいてい、変態の写真は時系列で載っているのですが、なかなかここまで変態がわかりやすい、大きな写真はないです。
写真が大きく、文が易しいので、幼児さんでも十分楽しめるのではないかと思います。
子供に読んだところ、翌朝、着替えの際に、Tシャツの袖口からズボッと手を出して、「見て見て!前足が生えた!」と喜んでいました。
参考になりました。 0人

よいと思わない 母の死が軽すぎて、悲しい  投稿日:2019/09/04
さよなら ママがおばけになっちゃった!
さよなら ママがおばけになっちゃった! 作: のぶみ
出版社: 講談社
作者は、インタビューで、
「子どもはママが死んでしまうというということだけでも、すごくショックだし、怖いし、考えたくない。だから、そのマイナスを中和させるには、前半部分は楽しく、笑いの要素を入れなければ、子どもたちが読んでくれないと思いました。」
と仰っていますが、ギャグで死の恐怖、重さを中和できるとは思えないんです。

大切な人を亡くす体験は、人生を変えてしまう衝撃だと思うのは私だけでしょうか。亡くなった人と過ごした日々は、二度と戻ってきませんから。
大事な人のいない世界で、自分は生きていく。
「ああ、人って、死ぬんだ」と思いました。アニメの、やわらかく表現された殺人現場の絵に自分でもびっくりするほど動揺したり、混乱する心を抱えて、最低限の生活リズムを保とうと努力するだけで、本当に消耗してしまいます。
絵本の中で、主人公が「ママと はなれたく ないから、ひとりで なんにも できない こに なってやる!!」と言うけれど、子供が、この局面で、それほど明確に自分の苦しみを表現できるものでしょうか。場合によっては大人ですら難しいのに。表情や行動から、大人が汲み取っていく種類のものに思えます。
親を失った直後に、トイレやお風呂を一人でがんばった、というのも違和感があります。こんな時にそんなこと、やらせる必要はない、それどころじゃない。

たいていの人は、時間がたてば笑えるようになるけれど、人生を見る目は永遠に変わってしまいます。
昨日から続く道を、今日もてくてく歩いていたら、あったはずの地面がいきなり無くて、足を踏み外すような、はっ とする感じ。
明日も、明後日も続くと思っていた道は、あの瞬間までしか存在しなかった、もう少し先まで続いているように見えたのは、ただの幻だったんだ、と思う苦々しさ。
どんな切実な願いも、努力も、亡くなった人は生き返らない、という現実に対しては何の力も無いというのに、軽いノリのギャグが入り込む余地なんて、ないと思います。
他人の遺影を使うなんて・・・ママじゃないみたいにきれいって・・・・自分がよく知っている、その人らしさがうかがえる写真を使いたいと思うのが人情ですよ。

死を軽視することは、亡くなった人と残された人との、絆や愛を軽視する事なのだ、とつくづく思いました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 数えることを楽しめる  投稿日:2019/09/01
かぞえてみよう スカーリーおじさんのかずの本
かぞえてみよう スカーリーおじさんのかずの本 作・絵: リチャード・スカーリー
訳: いながきこうすけ

出版社: 評論社
本の表紙をじっと見ていた子供(4歳)が、
「あっ!このこ(うさぎ)、一人だから『1』持ってるんじゃない?このこ(ねこ)は二人だから『2』の看板で・・・」と大発見。
あれこれ大人が教えようとせず、絵のかわいさや、おもしろさをのんびり楽しむと、子供が自力で、数や絵が持つ秩序を見つけられるのだろうと思いました。
数に興味が出てきた我が子は、かわいい動物たちを数えることが楽しいようです。1、2、3、4・・・といちいち全て一からひとつひとつ数えます。大人の私からすると、ひとつひとつ数えるのは時間もかかり、飽きてくるのですが、「ひとつひとつ数えることは、数の世界の感覚を体で覚える、大切な経験」と聞いたことがあるので(本当かどうかわかりませんが)、飽きたのを隠し、付き合っています。
また、ユーモアあふれる絵も魅力です。
ブタの消防士さん、みんなヘルメットかぶってる・・・あれ?ちがう!お鍋かぶってるブタさんがいる!(笑)
こんなおもしろさがあるから、大人の方も「数を教えなきゃ」と焦らず、純粋に絵本を楽しむ、という姿勢でいられます。
参考になりました。 0人

よいと思わない 幼子には、絶対に読んではいけない  投稿日:2019/09/01
ママがおばけになっちゃった!
ママがおばけになっちゃった! 作: のぶみ
出版社: 講談社
星一つ、というより、マイナス5ですね。
この作品(というより商品?)大人向けのネット上の漫画だったら、何も思いませんでした。

絵本ナビの、みどころの中に、「ママがいるのがじつはあたりまえじゃないってことに気づいてほしい。」という著者の言葉が紹介されています。だからといって母親を失う残酷な物語を、子供に見せつける必要はありません。

自分の当たり前が、当たり前じゃないのだ、両親がいることが普通とは限らない、ということが、残酷な設定も無く、説教くさくも無く、淡々と優しく描かれている絵本はあるのですよ。

ある本の作者や、本のファンをたたく権利は私には無いし、そんなことはすべきではないと普段は思います。しかし、この本は被害を生じさせるものであるにもかかわらず、シリーズまで出版され、出版・販売にかかわる関係者の節操のなさを心配しています。

この本から読み取れるメッセージは、ママが死んだらいやでしょ?ママ好きでしょ?いい子にしてね。 という脅しです。また、ママがいい〜と子供から求めてもらうことで、心の隙間を埋めたい方が感動するのでしょう。
単に好みでないとか、私個人にとっておもしろくないという絵本ではありません。子供を深く傷つける可能性があります。

大人とは違い、幼い子供にとって、絵本の世界は一つのリアルな現実です。日常生活においても、半分実際の世界、半分絵本のようなファンタジーの世界で生きているような子はたくさんいます。だからこそ、与えるものには慎重にならねばなりません。

親を死なせる、しかも死の軽々しい扱いで笑いを取ろうとする、このような本を作って世に出した人達、売る人たちは、お金さえもうかれば他人(主に子供)を傷つけても平気なのでしょうか。
絵本を扱う仕事をしていながら、現実の生活と絵本の世界が、深く入り混じったような子供の世界がわからないのでしょうか。

話題になってから時間が経っていますが、知らずに読んでショックを受けるお子さんを減らしたいと思い、投稿します。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 本物そっくりなだけでない、瑞々しい絵  投稿日:2019/08/25
いちご
いちご 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
本物そっくりなだけでなく、瑞々しく、活き活きとした絵が魅力です。
冬、葉が紫に変色し、一部が枯れた小さな株が、温かくなるにつれて徐々に葉を茂らせ、つぼみができて・・・イチゴの受粉に欠かせない虫たちや、イチゴの実を病害虫から守る敷き藁らしき物まで丁寧に描かれています。
果物としてのイチゴは、イチゴという生き物(植物)の一部であり、命の一部であることが、伝わってきます。
本の最初の方に「イチゴ」という植物と、「イチゴの実」の違いをさり気なく示す文がありますので、作者も果物としてではなく、命としてイチゴを描きたかったのかな?と勝手に考えています。
プランターでイチゴを栽培したせいか、子供は4歳になってもよろこんでこの本を読んでいます。
参考になりました。 0人

17件中 11 〜 17件目最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

年齢別で絵本を探す いくつのえほん

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット