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まほうのことば
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投稿日:2011/04/08 |
麦を育てていた農夫、満足な毎日の中一つだけ気に入らないことが...
それは6羽のカラスがうるさいこと。
農夫はカラス達を追い払うために案山子を作ります。カラス達はびっくり!
でもカラス達も負けていません。
葉と枝で大きな鳥を作って農夫を怖がらせます。
そうなると農夫も負けじともっと怖い案山子を作るのです。
農夫対カラスの対決はエスカレートするばかり。
それを見ていたふくろうが「農夫とからすとどっちがばかなのか」と
素敵な提案を申し出ます。
それは対話で解決すること。
そして、あれほどいがみ合っていた農夫とからすが
魔法の言葉で仲直りするのです。
魔女にならなくても私達は素敵な魔法が使える。
「言葉」という魔法。
時にはけんかに引き起こし、時には誤解を招くけど
話し合えばきっと分かり合える。
「ありがとう」の一言がみんなを暖かく包んでくれるし
「おはよう」の一言が元気な一日をくれる。
そんなまほうの言葉があることを教えてくれる絵本です。
会話が苦手な私ですが、まほうの言葉を持っているから勇気を持ってねと励ましてもらった気がします。
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犬がお犬様と言われていたころのお話
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投稿日:2011/03/26 |
犬がお犬様と言われていたころのお話
犬は道の真ん中を歩き、人は道端を歩いていた。
犬達は、泥棒を10人捕まえると位がもらえ金の犬小屋に住む事が出来ました。登場する「クロ」は10人目の泥棒にしゃっくりを移されます。きつねから「泥棒からでたしゃっくりは珍しいので大切にするように。」と言われるのですが、そのどろぼうしゃっくりがクロの口から飛び出し殿様の口に入ってしまい、クロは殿様に飛び掛ってしまいます。
怒った殿様はクロをたたいてしまうのです。
民に、犬を大事にしなかったら罰を受けさせると命じた殿様自身が、その掟を破ってしまう風刺を込めた笑い話です。
最後に殿様が縛られ口をポカンと開けているところが可笑しい。
人の上に立つ者は自分勝手な思いを民に押し付けてはいけないこと、自らその掟を破って初めて自分の過ちに気づく。
私自身も自分の思いを人に押し付けてはいないか、また子供達に押し付けていないか考えてみたくなりました。
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やっぱりみんないっしょがいいね
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投稿日:2009/07/22 |
私が読み聞かせボランティアに参加して、最初に手にとった絵本。
初めて読んで絵本のとりこになりました。
ルラルさんが大切にしていた庭に入ってきたワニくん。
いつものようにパチンコで追い払おうとするのだけど、
ちょっと待てよ。と冷静に考えるルラルさん、その冷静さが笑えちゃいます。
知らず知らずにうちにワニくんの言いなりに、芝生に横たわるルラルさん、
芝生の気持ちよさに、心まで洗われて変わっていくルラルさん。
「これは、ルラルさんです。」とで始まったこの本は、最後に「これは、ルラルさんです。」と繰り返されます。そして、次のページをめくると、ルラルさんの庭には、動物達が一杯集って、お昼寝をしています。
お話しを聞いてくれた子供達やお母さん達が思わず「あ〜〜」と声をあげて微笑んでくれました。
ちょっとしたきっかけで人は変われること。
ひとりで楽しむより、楽しみを共有する方がもっと自分も幸せになれるんですね。
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子供達と考えたい
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投稿日:2009/07/18 |
お話し会で読もうと思って借りたのですが、
何度読んでも涙があふれて読めません。
お昼寝をしていた男の子が見た夢...
それは施設で処分されようとしていた犬達の夢だったのです。
男の子にはそれは分かりません。
たくさんの犬に囲まれて、楽しいひと時を過ごす男の子。
終点に近づいた時、白い子犬と一緒にバスから降ろされて目を覚まします。
日々、これだけたくさんの犬達が処分されること。
そしてその犬達の悲しい心に触れた気がします。
処分されていく犬達について、子供達と目をそらさないで考えたい絵本です。
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相手を思う優しさ
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投稿日:2009/07/15 |
動物園で何不自由なく暮らしていたゴリラのゴリオ君...
でも本当は友達が欲しくて寂しかったんです。
手話で世話係の人とお話しができるゴリオ君は「友達が欲しい...」と伝えます。
人と動物の心が伝わるということはなんて素敵なことでしょう。
家族でも、友達同士でも、一方通行は寂しいもの...
大きなゴリオ君のところにやってきたのは小さなねこのヒメちゃん。
このアンバランスが面白くて、次のページをめくりたくなります。
大きな手の中で、そっとヒメちゃんを抱いているゴリオ君。
優しくヒメちゃんを見つめる表情がとてもほほえましく、
子供たちもニッコリします。
世話係の人に叱られて小さくなっているゴリオ君を助けるヒメちゃん。
勇敢なヒメちゃんの一言が愛らしくて、二人の友情がうらやましくなります。
相手を思う優しい気持ちを育ててくれる絵本です。
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懐かしい子供時代
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投稿日:2009/07/07 |
子供の頃、水の生き物を探すのが大好きだった私...
夏になると、近くの川に行き、メダカやタニシを採っては遊んでいました。
弟と二人でタオルを広げてそっと水の中に沈め、
その上に泳いできた小さな魚をさっとタオルを持ち上げて捕まえるのです。
また、バスで10分ほどの行った先の山に友人と行き、
谷間の小さな水の流れの中を歩きながらそっと石をどけて、小さなカニ探し...。
この絵本は、そんな懐かしい思い出を呼び戻してくれる絵本です。
少ない文章ですが、その一つ一つの言葉に暖かさが溢れています。
そしてそこに書かれた優しい絵に出てくる生き物達の様子に思わず笑顔になります。
逃げては寄ってきて、逃げては寄って来るめだか達の姿に、
あ〜、こんなだったわ。と楽しませてくれるのです。
この絵本は2歳児の読み聞かせに読もうと選んだ絵本ですが、
すっかり私のお気に入りになりました。
子供たちも生き物の絵本は大好きです。
ジーッと目を輝かせて見てくれました。
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水辺の生き物いっぱい
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投稿日:2008/07/17 |
図書館のお話し会で読みました。
カエル君が水辺でお友達と待ちあわせしていると、いろんな生き物が遊びに来ます。
あめんぼさんやみずすましさんなどの水辺の生き物達がページをめくるごとに現れるので、次は何が出てくるかな〜って楽しみです。
カエルくんがボクの友達「まだかな〜」と言うと、子供達も一緒に「まだかな〜」と言ってくれたので嬉しかった。
トンボが卵を産みつけるページやカエルがかげろうをパクリと食べるページもあり、水辺の自然を楽しむことが出きました。
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みんな意味があるんだよ
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投稿日:2008/06/12 |
小さなこいぬが道端にうんちをしました。
うんちくんは思うのです「ボクは何の役にも立たない」って...
でも、うんちくんはタンポポの花が綺麗に咲くための肥やしになっていきます。
どんな小さなものでも、生まれてきた意味があるんだよと教えてくれる韓国の絵本です。
うんちくんがタンポポの為に自分が役に立つ事を知って、
自分の命をかけて抱きつく所は、何度読んでも涙があふれてきました。
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優しいね
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投稿日:2008/06/12 |
淡い色使いの優しい絵が気に入り図書館で借りてきました。
ワニくんの家に生えてきた小さな芽がやがて家を壊すほどの大きな木に成長して...
最後のページをめくると、うわ〜と驚くほど実をつけた大きな木が目に飛び込んできて、私達を楽しませてくれます。
一度は木を切ろうと決心したワニくんだったのですが...
子供と一緒に自然との共存を考える絵本です。
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