新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ouchijikan

ママ・40代・東京都、女の子10歳

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自己紹介
子どもの頃、絵本を読み聞かせてもらった記憶が今も鮮明に残っています。

母になり今度は私が子どもたちに読んであげる番になりました。読んだ絵本も今では膨大な数になり、簡単な覚書をしてきた記録を元に当時のことを思い出しながらレビューを書いていきます。もちろん今も進行形でほぼ毎日読み聞かせを継続中です!

絵本の楽しさを伝えるお手伝いができれば嬉しいです♪

ouchijikanさんの声

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自信を持っておすすめしたい 小さな子にもおススメです!  投稿日:2020/09/25
しっぽのつり
しっぽのつり 作・絵: いもと ようこ
出版社: 金の星社
いもとようこさんの昔話シリーズは、会話の一部分や擬音が太字になっているので、5歳の娘も「そこは自分で読む!」と言って交代で読んだりして楽しんでいます。その太字のおかげでメリハリがあって文章量を感じさせませんし、登場人物がすっきりとかわいらしく描かれているので、お話をスムーズに理解できるように思います。

このお話は、いじわるなきつねと正直者のかわうその物語。かわうそが最後には仕返しをするのですが、しっぽがちぎれてしまうほどの仕返しにはちょっとやりすぎかな〜と思ってしまいました。しっぽが赤く腫れるくらいでもいいのにな。かわうその悪気がなさそうなところを見ると、したたかで実は気が強いのはかわうその方なのかも…?と思いました。全体的にほんわかとしたかわいさがあるので、悲壮感はあまりありません。小さな子にもおススメです♪
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自信を持っておすすめしたい 年長さんにピッタリです☆  投稿日:2020/09/20
ランドセルがやってきた
ランドセルがやってきた 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 徳間書店
タイトルを見て、来春小学校に入学する次女にピッタリ!と思い、我が家にもランドセルが届いたそのタイミングで読んであげました。

大きな箱を開封する時の親子そろってのわくわく感は、感慨深いものがありますね。おじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントという子も大勢いることでしょう。その大きな箱にはこれからの未来とまわりの愛情がたっぷり詰まっていて、「ランドセルがやってきた日」というのは、どの子にとっても特別な日になるのでしょうね。

背負ってみるランドセルの大きさや、さっそくランドセルにあれこれ詰めてみるところ、ランドセルのふたが開いちゃうところ…、どれも「あるある…」と微笑ましくなってしまいます。近所の大人たちの優しさや、たけしくんがおじいちゃんにお礼の電話をするところなど、ほっこりと幸せな気持ちになります。

1年生になるすべての子どもたちが、うみひこくんのように愛情に囲まれて楽しく入学できますように☆
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なかなかよいと思う 地図や旅行が好きな子にも  投稿日:2020/09/19
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう 作・絵: 間瀬 なおかた
出版社: ひさかたチャイルド
電車が…というよりは、地図や旅行が好きな娘は、こういった絵本が大好きです。次はどこに行くのかな?とページをめくるたびに違う景色があらわれて大人でもわくわくしますね。

簡単なしかけ絵本になっていてトンネルの向こうの景色が見えるのも楽しいです。乗客の表情が変化していくのでじっくりと観察しながら読むと、何度でも楽しめると思います。前からも後ろからも読めるしかけになっていて、素敵なアイデアだと思いました♪
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自信を持っておすすめしたい 赤ちゃん絵本を卒業したら…  投稿日:2020/09/18
せかいいちおいしいレストラン
せかいいちおいしいレストラン 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
簡単な仕掛け絵本になっていますが、仕掛けメインの絵本ではなくストーリーもしっかりしているのでお話だけでも十分に楽しめる内容だと思います。

まだ娘が物語系のお話があまり聞けなかった2歳の頃に読みました。動物たちが自分の好きな食べ物専門のレストラン(うさぎ=にんじん、青虫=葉っぱ、リス=木の実)に招待されるという分かりやすいお話だったのと、絵がオーソドックスでかわいらしいところ、文字の量やページ数もちょうど良かったです。

他の動物はどういうレストランに行きたいかな〜?〇〇ちゃんだったらどういうレストラン?とお話を膨らませると、さらに楽しいです☆
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ふつうだと思う 「どう思う?」と聞いてみたい  投稿日:2020/09/18
フレデリック
フレデリック 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
5歳の娘に読みました。大好きなレオ・レオニさんの作品ですが、娘には内容が難しかったようでした。

「個性を認める」という大事なテーマを描いているのだと思いますが、このお話はその論点が少しずれているように感じてしまいました。困難を一緒に乗り越えなければならない仲間だからこそ、お互いを思いやり、それなりのがんばりや誠実な気持ちをまず表す必要があるように思います。それはどんな形でもいいのです。フレデリックにはとっておきの「あつめたもの」があったのかもしれませんが、まずはみんなと協力し合うということも、「個性を認める」と同じくらい大事なことなんじゃないかと思います。

他のねずみには持っていない個性を持っているからと言って、仲間が働いているのを見て見ぬふりはどうなのかなと思いました。少し怠慢な態度に見えてしまいました。

私の読み方がまだ浅いのかもしれませんが…。娘がもっと大きくなったら「あなたはどう思う?」と聞いてみたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 一冊で長く楽しめます♪  投稿日:2020/09/14
おみせやさんでくださいな!
おみせやさんでくださいな! 作: さいとう しのぶ
出版社: リーブル
「あっちゃんあがつく」の絵本に出会った時は衝撃的で、緻密で丁寧、そしてユニークなイラストに心を奪われました。それ以来、さいとうしのぶさんの絵本は大好きで、こちらの「おみせやさんでくださいな!」も娘たちと何度も読みました。小さな子から少し大きくなった子でも楽しめるので、親子そろってみんなで読むことができます。

制作過程を想像するだけでも、その裏に多大なる努力があったのだろうな…とボリューム満点な作品を見て思います。いろいろなお店が出てくるので、商店街が消えゆくある現代でも、こんな店構えで営業しているんだな〜とリアルにお店を感じることができます。

図鑑よりもお手軽に開くことができて、情報も満載なので一家に一冊あると長く楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 風船を見ると思い出します  投稿日:2020/09/14
こぐまちゃんとふうせん
こぐまちゃんとふうせん 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
2歳の頃の長女に読んだのが最初で、その後次女にも、また少し大きくなった長女にも読みました。

風船は遊び道具としてとても身近なものなので、物語の内容もすぐに理解できたようでした。お母さんがふくらませる大きな風船の頼もしさってありますよね(笑)。子どもたちはそんなことも含めて風船で遊ぶのが好きなのかもしれません。

娘は、風船が割れてしまうページでハッとした顔のあと大笑いしていました。風船が割れたら悲しいけど、でもちょっと笑ってしまうっていう気持ちはなんとなく分かる気がしました。割れてしまうのもきっと遊びのうちなんですね。今も風船を見るとこの絵本を思い出します。
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自信を持っておすすめしたい リアルな日常です  投稿日:2020/09/14
しろくまちゃんぱんかいに
しろくまちゃんぱんかいに 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
娘たちがそれぞれ2〜3歳の頃によく読んであげた絵本です。

わかやまけんさんの描く色とりどりのフルーツやパン、豪華なケーキなどが目にも楽しくて、娘たちもお気に入りでした。お話は、こぐまちゃんとお母さんの日常が描かれていて、「うちも一緒だな〜」と思いながら読んでいました。ケーキを買ってあげなかったり、公園で「あと3回すべったら帰るのよ」と言うお母さんに思わず大きく共感してしまいます。

絵本だからといって特別な日常を描いているわけでもなく、お母さんが特別優しいわけでもない。毎日同じように繰り返される日々だからこそのリアルな一日が表現されていて、子どもにとっても親しみがわくのではないかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 一冊で長く楽しめます♪  投稿日:2020/09/14
おみせやさんでくださいな!
おみせやさんでくださいな! 作: さいとう しのぶ
出版社: リーブル
「あっちゃんあがつく」の絵本に出会った時は衝撃的で、緻密で丁寧、そしてユニークなイラストに心を奪われました。それ以来、さいとうしのぶさんの絵本は大好きで、こちらの「おみせやさんでくださいな!」も娘たちと何度も読みました。小さな子から少し大きくなった子でも楽しめるので、親子そろってみんなで読むことができます。

制作過程を想像するだけでも、その裏に多大なる努力があったのだろうな…とボリューム満点な作品を見て思います。いろいろなお店が出てくるので、商店街が消えゆくある現代でも、こんな店構えで営業しているんだな〜とリアルにお店を感じることができます。

図鑑よりもお手軽に開くことができて、情報も満載なので一家に一冊あると長く楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 親子そろってお気に入り☆  投稿日:2020/09/14
また!ねずみくんのチョッキ
また!ねずみくんのチョッキ 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
「また!」というタイトルだけで「よみたい!よみたい!」と、娘の期待いっぱいの中、読んであげた一冊です。

動物によって声色を変えたり大げさに読んであげると大喜びで、そういうふうに読まないと物足りないようなので、読む方としてもおかしくて笑いながら読んでいます。

今回はちゃーんとぞうさんのお願いを断れたねずみくん。だけど大好きなねみちゃんのお願いは聞いちゃうんですよね(笑)そこから始まる展開がお見事で、最後にねみちゃんが焦ってチョッキを編んでる表情が何とも言えません。

普段の生活の中でも、一時期「ちょっときせてよ」が親子で口癖になっていた時もあったほど、この絵本の独特の言い回しが頭に残って楽しいので、ねずみくんシリーズは親子そろってお気に入りです!
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