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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ouchijikan

ママ・40代・東京都、女の子10歳

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自己紹介
子どもの頃、絵本を読み聞かせてもらった記憶が今も鮮明に残っています。

母になり今度は私が子どもたちに読んであげる番になりました。読んだ絵本も今では膨大な数になり、簡単な覚書をしてきた記録を元に当時のことを思い出しながらレビューを書いていきます。もちろん今も進行形でほぼ毎日読み聞かせを継続中です!

絵本の楽しさを伝えるお手伝いができれば嬉しいです♪

ouchijikanさんの声

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自信を持っておすすめしたい アート作品のような一冊☆  投稿日:2021/08/01
でんでんでんしゃ
でんでんでんしゃ 文: 谷川 俊太郎
絵: スズキ コージ

出版社: 交通新聞社
スズキコージさんの独特のイラストがインパクトたっぷりで、どんなお話なんだろう?とわくわくしながら読みました。谷川俊太郎さんのリズムに乗って伸び伸びと躍動感のある展開が繰り広げられ、言葉と絵の表現に無限の可能性を感じました。

才能あるお二方の共作は、アート作品のように素晴らしく、子どもの感性を大いに刺激してくれそうな気がするので、ぜひ教科書などにも取り上げてもらいたいなと思いました。
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なかなかよいと思う 小学生の時と感じ方が違いました  投稿日:2021/08/01
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
小学生の頃に出会い、他の絵本とは明らかに違う大きなインパクトを感じた絵本です。小学生の頃はこの切り絵の雰囲気が少し怖くて、でも恐る恐る何度も図書室で読んでいた記憶があります。子ども心に感じるところがあったのでしょう。

そろそろ内容を理解できる年齢かなと、6歳の娘にもあらためて読んでみましたが、今の時代にこの内容はどうなのかと疑問に思うところもありました。我慢や自己犠牲が美徳とされてきた時代は昔のことで、この絵本は昔話として読むに留めるのがいいような気がしました。

小さな子どもが我慢するエピソードは、感動というよりはかわいそうという気持ちしかなく、母親だったら無理やりにでも両方を平等に育てるのになと、納得がいかない思いにもなりました。

ただ、物語のせつない美しさ、切り絵の美しさは名作絵本としての風格を感じます。娘も「お花がきれいにさいてるところがよかった」と話していたので、解釈を間違えなければとても素晴らしい作品だと思います。我慢=優しさではないことを注意して読む必要はあるかと思います。
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自信を持っておすすめしたい 癖になるシリーズ☆  投稿日:2021/08/01
ほげちゃん まいごになる
ほげちゃん まいごになる 作: やぎ たみこ
出版社: 偕成社
ほげちゃんにハマった娘と一緒に読みました。幸せそうな3人家族のほのぼのした物語という印象から始まって、ぬいぐるみのほげちゃんだけが悪態をつき空回りしているところが最高におもしろいです。ほげちゃんを最初に読んだ時はその突然な変貌にびっくりしましたが、こういうキャラクターだと思って読むと、今回はどんなことで怒るんだろう!とかどんなアクシデントがあるのかな!とわくわくしました。

動物園で迷子になって家族を探す様子はかわいそうだけど笑いがこみあげてきてしまいます。今回はほげちゃんにとっては大変な一日となってしまいましたが、読んだあとはまたほげちゃんのことが好きになりました♪
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自信を持っておすすめしたい 素敵な先生☆  投稿日:2021/08/01
てん
てん 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
6歳の娘と読みましたが、大人の私の方が心に響く内容でした。子どもの可能性を信じて、どんな小さなアクションも見逃さず、そのやる気を伸ばして自信をつけさせてあげることができる先生。とても素晴らしいなと思いました。学校の展覧会に並んだワシテの絵に思わず感心してしまいました。

親はつい「もっとこうしたら」「もっといろんな色を使ってみたら」「もっと」「もっと」…と正解はないのにも関わらず、口を出してしまったり、諦めてしまったりしてしまいがちです。

お絵かきに限らず、子どもを育てる上でこの先生のような対応を見習いたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 誰もが感じたことのある疑問について  投稿日:2021/08/01
ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?
ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの? 作: きむら ゆういち
絵: やました こうへい

出版社: 教育画劇
誰もが一度は感じたことのある疑問を、可愛らしいイラストと楽しい仕掛けで分かりやすく教えてくれます。

「ちかくにあるものははやくうごいてとおくにあるものはゆっくりうごく」に気づくと、すごいことが分かった気持ちになりますね。月がどれだけ遠くにあるのかも、この絵本で具体的に実感できます。

物語のあとの解説ページは6歳の娘にはまだ少し難しかったようですが、科学本の導入としてこの絵本はピッタリだと思いました。
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なかなかよいと思う 子どもたちの夢  投稿日:2021/08/01
カブトくん
カブトくん 作: タダ サトシ
出版社: こぐま社
虫が苦手で触ったりすることができない娘ですが、興味はあるようなのでその興味を広げるにはこういった絵本がとても役立ちます☆

力持ちなのに体は軽いなど、大きくなってもカブトムシの特徴はそのままで、人間の男の子たちと一緒に遊んでいる様子は微笑ましく感じました。でも、本当は森に帰りたいというシーンがせつなくて、もしかしたら虫カゴで飼われている多くのカブトムシたちもエサの蜜をなめたりリンゴをかじったりしながらこんな気持ちでいるのかな…と少し複雑な気持ちになりました。

もちろん実際にこんなふうに遊ぶことはできないけど、子どもたちの夢がこの絵本にはたくさん詰まっているんだなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい みんなと同じじゃなくていい  投稿日:2021/08/01
ぼくだけのこと
ぼくだけのこと 作: 森 絵都
絵: スギヤマ カナヨ

出版社: 偕成社
森絵都さんの絵本ということでどんな表現なのかなと楽しみに読みました。「ぼくだけのこと」、それは長所や短所とも違う、ありのままの自分、他と違う自分を探すという、その考え方はとても素敵だなと思いました。

みんなと同じじゃなくていい、それぞれ違う個性を持って生まれてきた唯一無二の存在なんだと教えてくれます。さらに地球の大きさ、世界の広さも実感できます。多くの子どもたちに読んでもらいたい一冊だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 誰も考えつかないようなストーリー  投稿日:2021/08/01
おはぎちゃん
おはぎちゃん 作: やぎ たみこ
出版社: 偕成社
縁側でおじいさんの落としたおはぎが、庭の生き物たちによって育てられるという誰も考えつかないようなストーリーをやぎたみこさんが見事に描き切っています。

おはぎはまだ赤ちゃんなので、生き物たちは蜜を飲ませてあげたり、いないいないばあをしてあやしてあげたりと成長を見守ります。おはぎちゃんがハイハイするとみんなで大喜び。そして冬が近づき、生き物たちに冬眠の季節がやってきます。おはぎちゃんを置いて冬眠するわけにはいかないと悩みますが、なんとも意外な方法でそれは解決します。

季節が変わる庭の描写が美しく、日本の四季も感じることができる素敵な一冊です☆
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なかなかよいと思う 日本地図に興味がある娘に  投稿日:2021/07/31
しんかんせんでいこう 日本列島 北から南へ
しんかんせんでいこう 日本列島 北から南へ 作・絵: 間瀬 なおかた
出版社: ひさかたチャイルド
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」を娘が気に入っていたので、こちらも読んでみました。最近日本地図に興味があるようで、パズルなどを使って日本列島を覚え始めているのでこちらの絵本も楽しめそうな気がしました。

九州と北海道どっちから読む?と娘に選ばせて、娘は「南から北へ」を選び、読み始めました。私も地図が好きなのでこういった絵本は大好きなのですが、小1の娘にとってはちょっと細かくて難しく感じてしまったようです。電車好きのお子さんなら小さな子でも楽しめると思いますが、我が子はもう少し大きくなってからもう一度読ませたいと思いました。
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なかなかよいと思う こんな広い海を見せたい  投稿日:2021/07/31
うみのむこうは
うみのむこうは 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
鮮やかな色使いでページをめくる度にわくわくしました。考えてみれば水平線がこんなにはっきりくっきり見えてその先を想像したくなるような海に、まだ娘を連れていってあげていないことに気づきました。

なのでもしかしたらあまりピンとこないかなと思いましたが、「おばけがいたらやだね〜」とか「むこうは夜だよね」などと、十分に思いを巡らせることができていたように感じました。今は旅行をしたり大きな海に連れていくことがなかなかできないので、家族そろっての移動を自由に不安なくできる世の中に早くなるといいなと、(絵本の内容とは関係ありませんが)、そう強く感じてしまいました。
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