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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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だっこらっこ

せんせい・40代・愛知県、女の子10歳

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だっこらっこさんの声

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ふつうだと思う 何の声を聞いてみたい?  投稿日:2024/02/06
ききみみずきん
ききみみずきん 作・絵: いもと ようこ
出版社: 金の星社
主人公のおじいさんが、あまりにも善人過ぎて拍子抜けするので、☆三つです。動物や木々の声を聞いて人助けをする展開に、子供たちもじっと聞いていました。(でも、後半ちょっと飽きている感じの子もいましたが)。

人間以外のものの声を聞いてみたいという願望は、はるか昔からあったものなんでしょうね。

読み終わったあと、「自分ならどんなものの声を聞いてみたい?」という問いかけに、子供たちから「ねこ」とか「鳥」とか「石」とかの答えがあって、面白かったです。
私は、以前に飼っていた犬かな。
すごくおしゃべりな犬だったので、声が聞けたら聞けたで「うるさい!」となりそうですが…。

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ふつうだと思う 色彩が印象的。  投稿日:2024/02/06
はなをくんくん
はなをくんくん 文: ルース・クラウス
絵: マーク・シーモント
訳: きじま はじめ

出版社: 福音館書店
グレーの色彩の中に、一凛の黄色い花。
すごく印象的な色合いでした。
ちょうど、雪が降る季節に読むものを探していて、子供に読む前に試しに読んでみた作品です。

どの動物も愛らしいのですが、唯一かたつむりが出てくるのがよく分かりません。
カタツムリって、においを感知する生き物なのでしょうか。冬眠して春に出てくる生き物でしたっけ?
私は、梅雨の印象しかありません。
木のうろの中にかたつむりがぎっしりつまっている光景は、なんだか気持ちが悪かったです。
お話としては素敵だったけど、ここがどうしても嫌でした。
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なかなかよいと思う 行事の説明に良い。  投稿日:2024/02/03
伝統行事がわかる図鑑(4) 冬のしきたり
伝統行事がわかる図鑑(4) 冬のしきたり 監: 新谷 尚紀
出版社: ポプラ社
節分の時期に、物語の読み聞かせ後に簡単な解説をするために使いました。
物語の節分のオチの部分が、物語の世界観を大事にする形で本来の内容と違っていたので、この図鑑の「節分」の部分を読んで子供たちに説明しました。

お正月の時期には「年神様」など、大人でも何となく抽象的な内容でしかうっすら覚えていないようなことを、確認するために使っています。
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ふつうだと思う 重宝するシリーズ。  投稿日:2024/02/03
ようかいむらのにこにこまめまき
ようかいむらのにこにこまめまき 作・絵: たかい よしかず
出版社: 国土社
このようかいむらシリーズは、一年の細かい行事ごとに物語があるので重宝しています。節分の時期に、それに合わせた絵本を読み聞かせしたくても、学校図書室などには一つの行事のみを扱ったものって、なかなかない。季節感を表現するものは、ある程度用意されている場合はあるけれど。

この作品では、こおにが「おには外」されないように、という優しさがキモです。
みんな、仲間の気持ちを大事にしようね、というメッセージは時代に合っているのかもしれません。

ただ、本来の「オニ」としての役割は果たしていないので、私は違和感を感じました。子供たちは、楽しく聞いてくれたように感じます。
節分の意味を伝えるなら、別の本を使った方が良いでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 山村さんの挿画が良い。  投稿日:2024/01/27
おふろそうじ きんぎょたい
おふろそうじ きんぎょたい 作: とみなが まい
絵: 山村 浩二

出版社: 世界文化社
「「頭山」の山村さんの作画が光る作品。

宇宙でのミッションのようなお風呂掃除の様子が楽しいです。
宇宙服のヘルメットのようにがちゃがちゃのケースをかぶった金魚がかわいいやら、頼もしいやら。

主人公の女の子の顔が必要以上にかわいくならず、「目」の表情がリアルです。
金魚がお風呂掃除をする、という発想はどこから生れてきたのでしょう。ほんとに不思議です。
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なかなかよいと思う 背中をさすってやりたい。  投稿日:2024/01/27
ぼく、いいたい ことが あるの
ぼく、いいたい ことが あるの 作: ジャン=フランソワ・セネシャル
絵: 岡田 千晶
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
作品が発するメッセージは、いたってシンプル。
ただ、大好きなおばあちゃんに会いたい。大好きだと伝えたい。

この作品の一番の魅力は装丁の挿画だと思う。
主人公のきつねの男の子の背中が、なんとも柔らかそうで、悲しそうで、思わずさすってやりたくなるような。そういう背中。

途中に出てくる、切り株にぼんやり座っている姿も、肩のあたりを撫でてやりたくなる。

多くを語らず、暗くもの悲しい色彩が印象的な作品です。
孤独と向き合いたい人には良いかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 細かいディティールで笑わせてくる。  投稿日:2024/01/27
カッパーノ
カッパーノ 作: 森くま堂
絵: いわさき さとこ

出版社: BL出版
主人公のカッパが及川光博を連想させるような、変にイケメンなのも、探している先々で皿が密かに映っているのも、本屋の本のタイトルも、笑える。

アタマにフライパンを乗せても、イケメンが目減りしていないのが、また良い。
「新しいトレンド」くらいの勢いのフライパンがステキ。
カラスは、一生このカッパーノにちょっかいを出すのだろうな。
そのたびに、新しいトレンドを生み出していきそうだ。
次は、何を頭に乗せるのか期待させられる。

お勉強的要素はない作品だけど、小学校の図書室に入れてみたい。カッパと言うと、民話の世界しかイメージがなく斬新だと思う。
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自信を持っておすすめしたい どんな大人になっただろう。  投稿日:2024/01/25
一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション
一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション 選: 鹿島和夫
絵: ヨシタケシンスケ

出版社: 理論社
この素敵な作品を生み出した子供たちは、今どんな大人になっているだろう。何をしているだろう。
詩を書いたことも忘れているだろうか。
この本が、宝物になっていて自分の子供に自慢しているだろうか。

小学一年生といえば、これからの人生が本格的にスタートする記念すべき時期。
作品を残した子供たちにとっても素晴らしい本だ。

通学帽子と同じ黄色の装丁と版型、ヨシタケシンスケのイラスト、全てが詩に寄り添っている。
セレクションと言わず、全部、読みたい。
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自信を持っておすすめしたい 販促バス!  投稿日:2024/01/25
アニマルバスとパンやさん
アニマルバスとパンやさん 文: あさのますみ
絵: こてら しほ

出版社: ポプラ社
誰かの何か足りない部分を、協力してみんなが解決してそれぞれハッピーになる。かわいいだけではなく、とても大事なテーマだな…と思いました。

子どもが寝る前に、一緒に読みました。
「でしゅ」が口癖のバスを、気に入った様子。

それにしても、店からの素晴らしい景色はともかく、なんでもっと場所を選ばなかったのだい、きつねさん、と思いました。
商売するには、立地が悪すぎるじゃないか。

広告塔になってくれる、販促バスがいてくれて良かったよね。うちの近所にも来てくれないかな。
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なかなかよいと思う まっすぐ、純真なあなぐまくん  投稿日:2024/01/22
きみ、なにがすき?
きみ、なにがすき? 作: はせがわ さとみ
出版社: あかね書房
子どもからのリクエストで、夜寝る前に読みました。

こんなに誰かのために、何かをしたい、プレゼントをしたい、と思えるなんて、なんて純真なんでしょう。

子どもは、始終お話の世界に耳をすませていました。
ほんわかしたイラストも、カラーが多く素敵でした。
あなぐまくんの歌う歌も、リズミカルで良いです。

自分の想いと世界が繋がってくれて、良かったね、あなぐまくん。

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