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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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せんせい・40代・愛知県、女の子10歳

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自信を持っておすすめしたい お友達のことを思いだす本。  投稿日:2024/02/27
わたし、パリにいったの
わたし、パリにいったの 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: のら書店
お腹の中にいたはずのめめちゃんが「私だって、パリの様子を知ってるもん、お母さんのおなかの中から見てたもん」と言い張る話。
はなちゃんの、そんなことあるわけない、という言葉を次々に論破しようとするめめちゃんの気の強さといったら。
大人になっても持論を曲げないタイプになりそう。

お母さんのおなかに目がついている挿絵をみて、子供はちょっとぎょっとしていましたが、全体的にかわいい雰囲気なので親子で楽しみました。
児童書の形態ですが文字数も少ないので、絵本に近い感覚で読み切れます。

子どもの友だちが実際にパリに住んでいるので、その子のことを思いだしてもいたようす。
そういう意味では、特別な作品です。
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なかなかよいと思う おっかあが出てくるバージョン。  投稿日:2024/02/22
日本の昔話えほん 8 つるのおんがえし
日本の昔話えほん 8 つるのおんがえし 作: 山下 明生
絵: 吉田 尚令

出版社: あかね書房
以前、つるのおんがえしを読んだことがないという子供に出会いました。
あまりにびっくりしたのと、冬の話で季節感がちょうどいいので読み聞かせに使いました。

このお話は、私が知っているものより少し話が長い。
男の母親「おっかあ」が出てくるのですが、このタイプは初めて読みました。

子どもたちは「なんだ、その話知っている」といいながらも真剣に聞いていてくれました。

一方、私は読みながら「おっかあ」が出てくることで、人間の身勝手さ強欲さが強調されているように感じました。
そして、もっというならいつまでも子供をコントロール下におこうとする親、良い大人なはずなのになんでも母親のいう
ことを聞いてしまう息子(女を嫁にしよう、と言い出すのも、機織りしているところを見てこい、と命令するのも母親)の関係にぞわりとしました。

いつの時代も、こういう夫と姑の被害に遭うのは嫁だな…と。
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自信を持っておすすめしたい リズムの効果が絶大。  投稿日:2024/02/22
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ 作: 田島 征彦
出版社: 童心社
絵本って、絵を見せてそこに楽しい、またはためになる心に残るストーリーがあるものが良い作品だ、と漠然と考えていました。
この作品で、言葉や文章の持つリズムというものが、どれだけ大事なのかを痛感しました。
普段、使わない関西弁なのになんて読みやすいのだろうと。
怒涛のようにストーリーが流れ出てきて、読んでいる側もそれに巻き込まれていきます。
私自身が落語の面白さ、引力の強さを体験でき、勉強になりました。

一番盛り上がったのは、やっぱり3人が鬼のお腹の中で暴れまわっておならやらなんやらが噴出するあたり。

また、他の落語絵本を読んでみたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 役立つ  投稿日:2024/02/22
カミキィの〈かわいい・楽しい〉どうぶつおりがみ 飾って贈って大活躍!
カミキィの〈かわいい・楽しい〉どうぶつおりがみ 飾って贈って大活躍! 著: カミキィ
出版社: 日本文芸社
図書館で借りて、内容が良かったので購入しました。

ただ折り紙を折って終わりじゃなく、メッセージを書けるもの、はしぶくろやガム入れ、しおりとして使えるなど、実用的なものが多い。子供と一緒に、人にあげるプレゼントして折った「犬」や「ハムスター」は相手に喜ばれました。

かたつむり、くじら、ライオン、コアラなど他の折り紙本にはない動物もたくさん載っていて、どんどん色々なものを作ってみたくなります。

難しくはないですが、二枚の折り紙を使って完成させるものが多いです。

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よいと思わない うーん?  投稿日:2024/02/22
くるぞ くるぞ
くるぞ くるぞ 作: 内田 麟太郎
絵: 長 新太

出版社: 童心社
私自身がナンセンス絵本というジャンルを読み慣れていないせいか、まったく意味不明のまま読み終わりました。
この本の良さ…。うーん?なんだろう?
山が縄跳びを始めたところは、コントっぽいといえばそうかな?

まあそうは言っても、頭の固い大人には分からないにしても、子供には分かるかもしれない、と思って読み聞かせに使いました。

反応は「…?」以上。という感じ。
やっぱりよくわかりませんでした。

色々なタイプの作品がある、ということは分かりました。

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なかなかよいと思う やっぱり寒い時期こそ。  投稿日:2024/02/21
おでんのおうさま
おでんのおうさま 作: 山本 祐司
出版社: ほるぷ出版
この図書が、図書室に来たのが夏だったのです。
おでんか…、時期を選ぶなぁと思っていました。
やっぱり、寒い季節にこそ読みたくなる本です。

低学年のクラスに読み聞かせをした後は、みんなで「おうちで食べるおでんで入っている具材、または好きな具材」を言い合ってみました。わいわいと、とても楽しい時間でした。
この作品には、本当にたくさんの具材が出てくるので、「そういえば、うちのにも入ってる!」と思いだしやすいようです。

トマトや紅しょうがを入れることができるのを、私は初めてしりました。
具材を煮る表現の「にろにろ ぐつぐつ」も面白いオノマトペだと思います。
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なかなかよいと思う 全ての子供に優しい。  投稿日:2024/02/07
パッチワーク
パッチワーク 作: マット・デ・ラ・ペーニャ
絵: コリーナ・ルーケン
訳: さくま ゆみこ

出版社: 岩波書店
「あなたが持っているカラーは一つじゃない。色々な経験から、色々なカラーをパッチワークのように身に付けて、素敵な大人になれる」という、全ての子供に希望を与えるような良書。

子どもの頃の短所が大人になって、長所になるかも、という単純なきれいごとでない表現が、いいなあと思いました。

特に、ブルーの子のシーンが良いです。
周囲から青だ、と期待されていても、最終的には自分で自分のカラーを決めていい。
学校の図書室にあったなら、色々な学年の子供に聞かせて反応を見てみたいです。
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自信を持っておすすめしたい ぴつっ ぴつっ  投稿日:2024/02/07
くわずにょうぼう
くわずにょうぼう 再話: 稲田 和子
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
この、暗い色彩が最近の絵本にはない奥行を出しています。
独特の表現も、怖さを後押ししていて良い。

握り飯を「ぴつっ ぴつっ」と握る音、山姥が男を桶に入れて運ぶ時の「しっとりしっとり重たいぞい」。じわじわと静かに聞き手に迫るこの感じ。

最近の子供はあまり昔話を知らない、知っていても微妙にストーリーが改変されている、ということを耳にします。
退屈するかな?と低学年に読んでみましたが、みんなじっと聞き入っていました。

私は、この話が生まれた背景が気になりました。
いつの時代も、妻をあごで使うような夫がはいて捨てるほどいたのでしょう。家事一切を任せる割には、何の評価も感謝もしない。
昔話として脈々と受け継がれてきたことに、怨念を感じます。

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なかなかよいと思う 人生は、楽しんだもの勝ち。  投稿日:2024/02/07
こぶとりじいさん
こぶとりじいさん 作・絵: いもと ようこ
出版社: 金の星社
2月、ということで節分に関する読み聞かせをしたかったのですが、関連本が手に入らなかったので、苦し紛れの鬼繋がりで今作を選びました。

ここに出てくる鬼は、怖いわるいやつ、というより人生をどん欲に楽しみたい、楽しいものを見たい、それだけの人たちのようでした。

踊りのうまいじいさんの、ファンキーな拍子もなかなか面白い。実際にどんな技を繰り出して踊っていたのか、見てみたくなります。

同時に、踊りがへたくそな、おこりんぼのとなりのじいさんもどんな踊りだったのでしょう。
ヘタ、というより嫌々、こわごわ踊っていたのが鬼の不機嫌を招いたのだろうと思います。

最後は、二人のじいさんが踊って終わるのも穏やかでいいなと思いましたが、原作と違うような気もしました。
いもとさんのかわいらしいイラストも良いですが、この作品に限ってはもっとパンチの効いたイラストでも見てみたいです。
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自信を持っておすすめしたい コントのような面白さ  投稿日:2024/02/07
まゆとおに−やまんばのむすめまゆのおはなし
まゆとおに−やまんばのむすめまゆのおはなし 作: 富安 陽子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
人を外見で判断した、鬼の惨敗劇。

まゆの怪力ぶりに、子供たちも爆笑していました。
「思ってたんとちがう」。このギャップが何度も炸裂するので、ただただ楽しい。
「思い込み、すれ違い」をネタにしたコントを見ているようでもあります。

そして、ただ面白いだけではなく「まゆ」のまじめさ、礼儀正しさ、優しさもきちんと描かれているのが良い。

数年前の1年生の国語の教科書にも載っていたようなので、このお話はまた載せてくれないかな〜と思いました。
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