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谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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ハリボー

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ハリボーさんの声

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自信を持っておすすめしたい 控え目でも大活躍!  投稿日:2012/04/12
あかいぼうしのゆうびんやさん
あかいぼうしのゆうびんやさん 作: ルース・エインズワース
絵・訳: こうもとさちこ

出版社: 福音館書店
動物達の書く手紙が、絵本の中ではとても小さく描かれているものの、一つ一つ読んでみると、どれも自筆ならではの温かみがあり、切手らしきものも貼ってあったりして、それぞれの思いが詰まっているのがうかがえて楽しいです。クスッ笑えるものもあったり。

そんな動物達が一生懸命書いた手紙を、誰が郵便屋さんとして運ぶか決めるのですが、自ら立候補したねこ、リス、犬は、それぞれ失敗をしてしまい、反省している悲しげな姿が愛らしいです。その失敗も、その動物の性格や本能ならではといった感じで微笑ましいんですけどね。

そして、自分も郵便屋さんになりたいなと思いながらも、そばで見ていた控え目なこまどりに、取りまとめ役のかめが声をかけて、こまどりは立派に郵便屋としての仕事をこなします。適材適所、見ている人はちゃんと見ていてくれる、そして、きちんと仕事をすれば、みんなに喜んでもらえる、それは、控え目なわが子達へのメッセージのようで、とてもうれしく思いました。

こうもとさちこさんの描く動物達が表情豊かで愛らしく、このお話の舞台である庭が表紙裏(裏表紙裏にも)に描かれていて、お話を読みながら、この手紙はここに届いたのねぇなどと、見渡せるのも良かったです。
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ふつうだと思う インパクト大!  投稿日:2012/04/12
あかいマスク
あかいマスク 作・絵: 山崎 史人
出版社: 扶桑社
赤いマスクマンのインパクトがあまりにもすごくて、思わず手にとりました。

赤いマスクマンにあこがれて、赤いマスクを買いにいった男の子。
つけてみると、周りもみんな赤いマスクをつけていて、誰が誰だか分からない状態。警察はどろぼうじゃないひとを捕まえたり、お母さんはわが子まで間違える始末。
最後に、マスクを脱いで、やっと待ち合わせしていた友達と出会えた男の子でした。

皆と同じ・・・の安心感。個性にふたをしてしまうかのように、マスクで顔を覆うことで、失われる大事なもの。子どもには、ちょっと不気味でおかしく、個性云々のメッセージは子どもにはよく分からないかな?子ども向けというより、大人向けかなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい シュールな笑い  投稿日:2012/04/11
注意読本
注意読本 作・絵: 五味 太郎
出版社: ブロンズ新社
五味太郎さんらしい、大人も読んでいてクスッと笑ってしまうような、シュールな笑いを誘う絵本です。

8歳の息子は、一人で黙々と読んでいましたが、突然、ねぇねぇと私のところに寄ってきて、「勇気に注意なんて書いてあるよ〜。」と、その意外性におもしろがっていました。

勇気を持つことはいいことだという一般通念?!が、五味さんにかかれば、注意すべきことにもなってしまう、その新しいツッコミがおもしろかったようです。確かに勇気を出して!と言われて、自分の能力以上のことをしてしまい、怪我でもしたらもともこもないですもんね。

うむうむ、確かに、世の中注意すべきと思っていること以外にも、意外と注意が必要なものもあるということですね。・・・っと、とてもくどい感想になってしまいました(笑)。
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なかなかよいと思う 食物連鎖ではないところがポイント!  投稿日:2012/04/11
おなかのなかの、なかのなか
おなかのなかの、なかのなか 文: あさのますみ
絵: 長谷川 義史

出版社: Gakken
あまり自分から本を読みたがらない娘ですが、「おなかのなかの、なかのなか!」と、私が声に出して読むやいなや、興味津々で食いついてきました(笑)。

ねこがねずみを食べて、ライオンがねこを食べて、へびがライオンを食べて・・・、と食物連鎖かと思いきや、そうではないところが、このお話のポイントです!それぞれが、それぞれを食べる前に食べてお腹の中にあったご馳走(ハンバーグやホットケーキなどなど)を、食べられた動物が食べちゃうといった、ユニークな発想がおもしろいです。

ただ、へびがライオンを食べる?!、とか、もともとお腹の中にあったご馳走が生き物以外で良かった?!とか、大人目線で考えるとツッコミどころ満載ですが、そんなリアルな発想を打ち消すほど、テンポのよいお話と、愛嬌たっぷりに描かれた動物たちの絵にくぎ付けになりました!
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自信を持っておすすめしたい ますますパワーアップ!!  投稿日:2012/04/09
いいから いいから4
いいから いいから4 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
親子でお気に入りの「いいから いいから」シリーズ。
教訓めいてなくて、でも、大事な心の持ち方をおもしろおかしく(←重要!)を教えてくれる、一家に一冊常備しておきたくなる絵本です。

期待していた4作目は・・・、おじいちゃんの寛容さ、いいから度?!がさらにパワーアップしていました!
忍者に手裏剣でねらわれても、いいからいいからと寛容なおじいちゃん。命がけなのに、余裕たっぷりのおじいちゃんは、ホーント頼もしいというか、悟りの境地にあるというか、すごいの一言です。

今回も大いに笑わせてもらいました。
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自信を持っておすすめしたい ふくのかみに期待していたら・・・  投稿日:2012/04/09
いいから いいから3
いいから いいから3 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
親子でお気に入りの「いいから いいから」シリーズ。
親としては、単におもしろいというだけでなく、おじいちゃんの寛容な「いいからいいから」の気持ち、自分にも、この十分の一でもあれば、毎日がきっと違うだろうなって、読むたびにハッとさせられます。

今回やってきたのは、びんぼうがみ。
いいからいいからと余裕たっぷりのおじいちゃんとは対照的に、ぼうやが泣きたくなる気持ちの方がずっとわかります。最後には、びんぼうがみの友達のふくのかみがやってきて、ありがちな大どんでん返しのパッピーエンド・・・ではないところが、このシリーズのいいところかなと思いました。ありがちじゃないけど、ちゃんとみんな笑顔のハッピーエンドで、読んでいる私と娘もホッと笑顔になりました!
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自信を持っておすすめしたい 心の在り方  投稿日:2012/04/09
いいから いいから
いいから いいから 作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
「いいからいいから」シリーズは、4作目まですべて読みましたが、どのお話もすべておもしろくて、すべていいです。

どんな受け入れがたいことでも、「いいからいいから」と大らかに受け入れてしまうおじいちゃん。いつも一緒にいる男の子が読者目線なので、おじいちゃんの味も、男の子の味もお互いがほどよく引き立てて、いいコンビになっています。

「いいからいいから」は人生訓となるようなお話ですが、決して押しつけがましくなく、ユーモアたっぷりに描かれているので、自然と、心の在り方についても気づかされます。

おじいちゃんの境地に至るには、まだまだですが(というより、無理かも)、これくらいゆったりした気持ちでいるということは、自分にとっても周りにとっても、居心地のいい時間が流れていくんだなって思いました。
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自信を持っておすすめしたい かわいいだけじゃない!  投稿日:2012/04/03
コアラとお花
コアラとお花 作・絵: メアリ・マーフィー
訳: ひだみよこ

出版社: ポプラ社
カラフルな色づかいと、かわいらしいコアラの絵の表紙に惹かれて手にとりました。

コアラとお花のほのぼのとしたお話かと思いきや、
コアラがお花を見つける→花を好きになり、育てたくなる→どうやって育てるか?→図書館で調べる→花が咲く!→他のことにも興味がわく→図書館へ
・・・と、知ったかぶりの友達になんでも聞いていたコアラが、興味をもったことを自分で調べる楽しさ、うれしさに気づき、ますます知的好奇心がわいて、ちょっぴり自信をつけた姿が、子どもの成長をみるようで、温かい気持ちになりました。娘も、コアラの純粋な気持ちや、行動に親しみを覚えたようで、読んだ後は、「おもしろかったぁ〜」と満足していました。

内容ももちろん、カラフルな色使いや、花の写真のコラージュが鮮やかで、見た目にも楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 絵があるので分かりやすい!  投稿日:2012/04/02
十二支のはやくちことばえほん
十二支のはやくちことばえほん 作・絵: 高畠 純
出版社: 教育画劇
言葉遊びがブームの娘は、早口言葉の意味はさておき、呪文のように唱えて喜んでいるので、もっとレパートリーを増やせたらなぁと思い、この絵本を一緒に読んでみました。

十二支にでてくる動物順に、その動物にまつわる(かなり強引なものも)早口言葉が、ユーモアたっぷりの絵とともに描かれているおかげで、その意味も分かりやすく、ねずみからいのししまで、すごーく楽しく読むことができました。

「いぬ」の場面で、チャウチャウが出てきたのが笑えました。早口言葉の王道とはいえませんが、私も小学生のときに、よく口ずさんでいたのを思い出しました。The関西の早口言葉といえば、コレですよね?!
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なかなかよいと思う ひげは取り外し可能なのかしら・・・。  投稿日:2012/04/02
とのさまのひげ
とのさまのひげ 作: ますだ ゆうこ
絵: 国松 エリカ

出版社: 偕成社
ひげが逃げるなんて・・・♪いかにも子どもが好きそうな内容で、娘とワクワクしながら読みました。

いばりんぼうのとのさまから逃げ出したひげが、いろんなものに飛び移りながら、最後は女の子の鼻の下で居心地がよくなって、女の子もひげを気に入って・・・。

女の子にいきつくまでは、「ひーげーを探せ!」と読者も一緒にひげ探しを楽しみながら、最後は、女の子とお互い相思相愛でめでたしになるものの、本当にいいのかしらと・・と心配になったのは、私だけでしょうか?ちなみに、娘は、ひげはいらないそうです(笑)。
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