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マヨネーズとケチャップの友情
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投稿日:2020/12/11 |
スーパーマーケットの棚の上でお隣どうしだったマヨネーズとケチャップは、同じ家の冷蔵庫の同じ棚におさまることができました。
二人の希望は、食べ物をおいしくすること。
気が合う二人は、ますます仲良くなりました。
そんなある日、料理の途中でマヨネーズのふたが取れて、転がり落ちてしまいました。
転がり落ちたふたは、そのままどこかに行ってしまって見つかりません。
マヨネーズは、ふたなしの状態で過ごすことになってしまいました。
それを心配したケチャップが、代わりになるふたを探し始めます。
マヨネーズのふたに似た物はどこにでもありますが、でもだからといって、ぴったり合うわけではないようです。
それでも探し続けるケチャップは、最後に素晴らしいことを思いつきます。
これこそ友情!
相手を思えばこそのひらめきですね。
この絵本を読んだら心が清らかになって、ボク(ワタシ)もそうしたい、と思えそうです。
幅広い年代の方々に読んでもらいたい一冊です。
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怖がっているのかと思ったら
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投稿日:2020/12/09 |
主人公のおおかみは、三匹の子豚を追いかけるのが大好きです。
だから今日も追いかけます。
でも……。
三匹の子豚が投げたバナナの皮で、すってんころりん。
びた〜ん!
とこけて、歯を折ってしまいました。
そうなったら何も食べられない。
お肉もバナナもソフトクリームも、何にも何にも食べられない。
しょうがないから歯医者に行きました。
でも、怖くて入れません。
さらには、ついてきた子豚たちから逃げだしてしまったんです!
おおかみさん、どうする?
三匹の子豚は、毎日おおかみに追いかけられています。
でも、
おおかみを怖がっている!
というわけではありません。
どちらかというと……、
追いかけっこを楽しんでいる?
のかもしれません。
だから、ピンチに陥ったおおかみのことを、放ってはおけなかったのでしょうね。
誰も傷つけない、優しく楽しい絵本です。
幼い子から小学校中学年くらいのお子さんに、合うのではないかと思います。
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クリスマス絵本の王道
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投稿日:2020/12/08 |
今日は、ゾウのパオちゃんの家でクリスマスパーティーです。
お友だちのワニちゃん、ウサギちゃん、ペンギンちゃん、そしてアヒルちゃんと一緒に、クリスマスツリーの飾りつけをします。
飾り付けが終わったら、
「あまった かざりで ゆきだるま つくろうよ」
ワニちゃんの提案で、みんなは外に飛び出します。
それぞれが思い思いに作って飾って……。
その中で、パオちゃんは雪のクリスマスケーキを作りました。
喜んでいると、おいしそうな匂いが。
この匂いは……。
本物のクリスマスケーキ!!
クリスマスが、こんな風だったら嬉しいな。
そんな子どもたちの気持ちをそのまま表現したような、クリスマス絵本の王道のような作品です。
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喜んでもらいたいから
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投稿日:2020/12/08 |
春夏秋。
にんじゃサンタは、毎日修行をしています。
走って走って飛んで飛んで、ひたすら投げて隠れてもぐります。
そして12月24日のクリスマスイブ。
ハンドベルの音が聞こえたら、集合です。
サンタの衣装を身に着けて、トナカイがひくソリに乗って出発です。
春と夏と秋にひたすら修行したのは、全てこの日のため。
今夜こそ修行の成果を見せるのです。
誰にも見つからないように、プレゼントを子どもたちの枕元に。
翌日、子どもたちは大喜びするでしょう。
プレゼントには、喜んでもらいたいというにんじゃサンタたちの気持ちが、めいっぱい込められているのですから。
今まで読んできたクリスマスの絵本とは一味違った、少し風変わりな絵本のように思います。
それだけに一回読むと心に残って、もう一度読みたくなります。
おもしろい絵と簡単で短い文章で、小さなお子さんや少し大きくなったお子さんを、虜にするのではないでしょうか。
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うれしい勘違い
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投稿日:2020/12/08 |
主人公のボクは、考えます。
クリスマスイブの夜にプレゼントを置いてくれたサンタは、パパと同じ眼鏡をかけていた。
プレゼントの包みは、パパが帰ってきたときに持っていたのと同じ。
プレゼントだって、前にボクがねだった品だ。
そして洗濯機に入れられていた、あの服は……。
もう、間違いない!!
パパは……。
クリスマスイブの夜、パパママが我が子のためにこっそりとしていることは、子どもにバレていたりします。
パパママは、サンタクロースを信じていて欲しいと思うけれど、子どもは、違うんだと知っていたりします。
そう。
この絵本の主人公であるボクも。
でも、ボクはしっていると思っていることは少し違っていて……。
この絵本は大人が子どもにプレゼントするというよりも、年上の子どもが年下の子どもにプレゼントするというか、子どもたちの間でうわさになりそうな絵本……だったりするかもしれません。
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手洗い好きになりましょう
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投稿日:2020/12/07 |
仲良し双子のルルロロちゃんが、お外遊びから帰ってきました。
「ただいまー」
そして、そのままおもちゃで遊び始めます。
あらあら?
手は洗わないの?
おばあちゃんに勧められて手を洗いましたが、お水をじゃっとつけただけ。
タオルで丁寧に拭くこともしません。
見かねたおばあちゃんが、
「ちゃんと あらわないと ばいきんが とれませんよ」
と言うけれど、ルルロロちゃんは、
「めんどくさーい」
と言うばかり。
困ったおばあちゃんは、良いことを思いつきました。
冬になってから、コロナ感染者がたくさん増えました。
そして、インフルエンザの心配もあります。
これらの病気にかからないためには、手洗いが欠かせません。
この絵本は、手洗いに慣れていないお子さんにぴったりです。
可愛らしい絵と分かりやすい文章で、手洗いが楽しくなるようなストーリー展開になっています。
感染しないためにも感染させないためにも、お勧めの1冊だと思います。
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みんな幸せ!!が一番です
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投稿日:2020/12/06 |
クリスマスの日は嬉しいな。
だって、幼稚園ではお遊戯会、サンタさんからプレゼントももらえます。
家ではごちそうを食べて、パパからもママからもプレゼントをもらえます。
子どもにとって、とても嬉しい一日です。
でも……。
おばけの子どもは、どうかしら?
夜中に忍び込んできても、ごちそうはないしプレゼントだってもらえない。
暗いし寒いしかわいそう。
それで、子どもは考えたのです。
あれをして、これをして、それからこんなこともして。
おばけちゃんは、きっと喜ぶわ。
子どもにとってクリスマスは特別な日で、いろんな嬉しいことが起こります。
心が満たされていると思いやりの心が生まれやすく、おばけの子どものことが気になったりします。
なんと言ったって、クリスマスですもの。
みんな幸せ!!
が一番です。
小さなお子さんから小学校低学年くらいのお子さんに、合うのではないかと思います。
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冬の間はないしょです
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投稿日:2020/12/06 |
今年もお山に雪が降り、「森の広場」駅は、春までお休みです。
みんなと一緒に掃除した赤い電車は、ぴかぴかです。
ほっとした駅長さんは、電車の座席で眠ってしまいました。
目を覚ますと、おやおや?電車が動いています。
これはいったい、どういうことでしょう?
駅長さんが運転席を除いてみると、雪だるまがいて……。
この絵本は、人間や動物には内緒のお話です。
冬の間だけ電車に乗る雪だるまたち、そして駅長さんのお話です。
冬の間は動かないと思っていた電車が、実は大活躍!!
それを知ったら子どもたちは大興奮して、
ボクも(ワタシも)乗りたい!!
と言い出すかもしれませんね。
可愛らしい絵と文章で書かれているので、何度でも楽しめる絵本だと思います。
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ずっと不思議に思っていたこと
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投稿日:2020/12/02 |
今日はお待ちかね、ワンワンまつりの日です。
世界中の犬たちがお城に集まって、ご飯を食べたりかくし芸をしたり、ダンスをしたりするのです。
でも、その前に預からせてください。
あなたのお尻を。
指示されるままに、犬たちは自分のお尻をお尻かけにかけました。
さあ、楽しもう!!
けれど、ダンスに夢中になった犬が、火のついたろうそくを倒しちゃいました。
ろうそくの火はカーテンに燃え移り、あっという間に燃え広がりました。
たいへんだ!!
命からがら逃げきった犬たちは、ハッと気づきました。
お尻を忘れてきたぞ!!
みなさんは、犬に関してこんな疑問を抱いたことはありませんか?
犬たちは、どうしてお尻をかぎあうのかしら?
絵本は、この素朴な疑問を見事に解決してくれます。
読み終わったとき、
そうだったのか!
と、心の底からスッキリすることでしょう!!
とてもおもしろい絵本です。
小さなお子さんから大人まで、楽しみながら読めると思います。
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みんな優しい
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投稿日:2020/12/02 |
主人公のじょうろさんは、ある家でずっと働いてきました。
掃除の後の水まき、ぽちという犬の水遊び、それから植木鉢のお花に水やり。
そういう風に何年も何年も働いて、みんなに尽くしてきました。
でも、最近少しおかしいのです。
じょうろの底に穴が開いて、水を漏らすようになったのです。
それに気付いたお母さんは、新しいじょうろを買ってきて、じょうろさんが今までやってきたことを新しいじょうろにさせるようになりました。
それからのじょうろさんは、りんごの木の下におかれたまま。
木のはっぱがじょうろの中に次々と入ってきたけれど、そのまま放っておかれました。
そんなある日、ミミズがじょうろさんの中に入って過ごし始めました。
小さな出会いからの大きな幸福。
みんなに優しくしてきたじょうろさんは、やっぱり幸せになれたのです。
柔らかな文章と優しいイラストで、この絵本を読む人たちを穏やかな気持ちにしてくれます。
幼稚園や保育園に通うくらいのお子さんから小学校中学年くらいのお子さんに、喜ばれるのではないかと思います。
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