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日・中・韓平和絵本へいわってどんなこと？（童心社）

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ためしよみ

アダム＆デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム＆デヴさんの声

全2321件中 1781 ～ 1790件目

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結婚後に一波乱も二波乱も　

投稿日：2010/01/28

銀のうでわ
	作: 君島久子絵: 小野かおる出版社: 岩波書店

　中国の少数民族イ族を中心としてまとめられた民話だそうです。
　「シンデレラ」を想起させるお話しです。
　西洋の「シンデレラ」は最古の記録が１７世紀のものだそうですが、こちらは、９世紀唐代の『酉陽雑俎』が出典だとか。
　
　西洋の方のお話しは、王子との結婚が人生の終着点であるような結び方です。
　が、こちらは読後疲れてしまう（笑）くらい、結婚後に一波乱も二波乱（死と再生のドラマ）もあります。
　これを乗り越えてこそ、人生の真の幸福が待っているという構成です。
　靴が腕輪に代わり、お話しが進められますが、「シンデレラ」を知っている少しお姉ちゃんたちに一人読みをお薦めしたい作品です。

　イ族の民族衣装を身にまとったアーツをはじめ、お祭りに集まったひとびとの姿に見入ってしまいました。

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紅を差したように真っ赤な色　

投稿日：2010/01/28

1こでも100このりんご
	作・絵: 井上正治出版社: 岩崎書店

　開いてビックリ。
　墨絵の様な白黒の絵。
　そして、果物屋さんの店先に置かれているたった一つのりんごだけが、紅を差したように真っ赤な色。
　このコントラストが、オシャレです。
　
　このりんごの前を、通り過ぎる人たちの言葉や様子に、りんごはその人たちの職業などを想像します。
　
　登場するキャラクターは、皆コミカルです。
　どのページもりんごの赤がひきたっています。

　包帯をぐるぐる巻きにした人の涙が最後まで気になりました。

　ラストのフルカラーがまた一層晴れやかな気持ちにしてくれます。

　うちは三歳で読みましたが、年中・年長さんくらいからが、理解できるかと思います。

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ダイナミックなそばの実の収穫方法に爆笑　

投稿日：2010/01/28

そばくいだぬき
	作: 瀧澤よし子絵: 梅田俊作出版社: 鈴木出版

　柔らかい語りの（広義の）南部弁が良い味を出しています。
　～あんす。～あんした。～あんしょねえ。等の文末にのんびりとした雰囲気と、優しさが伝わってきます。

　たぬきの唄う歌が楽しい。
　たぬきが調子よく踊っているのが目に浮かぶようです。

　たぬきたちのダイナミックなそばの実の収穫方法に爆笑でした。
　ホロリとさせられるのは、年寄り子どもへのお土産のシーン。

　そして、最後のお詫びかお礼か、栗持参の化け損ないのシーン。
　ごすけどんのひと言。
　優しさがちらっと見えるこの表現が良いんですね。

　無邪気なはらぺこたぬきも、被害を被ったごすけどんも、誰も悪い登場人物がいない明るい民話でした。

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そばを離れないところが、可愛らしい　

投稿日：2010/01/28

とらねこさんおはいんなさい。
	作: 山脇恭絵: 小田桐昭出版社: 偕成社

　縄跳びの楽しさが伝わってきます。
　シャムちゃんの表情の良いこと。

　良くある些細なけんか。
　というか、一方的にすねちゃったとらくん。
　怒っているなら、場所を変えて遊べばよいのに、シャムちゃんとくろくんのそばを離れないところが、可愛らしい。
　
　とらくんの縄跳びのテクニックに、「ウオ～～～～～～～～～～～」と、驚きの声をあげる息子。
　
　上手すぎるって言うのも困りものですね（笑）。
　雨に感謝しなくっちゃ！
　
　縄跳びに夢中なお子さんにいかがでしょうか。

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お子さんは気づくでしょうか？　

投稿日：2010/01/28

そしたらそしたら
	作: 谷川俊太郎絵: 柚木沙弥郎出版社: 福音館書店

　楽しい楽しい。
　見返し前に、お楽しみがあります。
　青いビー玉が、転がってきて池に落ちました。
　そしたら、そしたら…
　かばが　がばっと　でてきて　おおきな　くしゃみをした

　次のページを捲ると
　そしたら、そしたら…
　………………。

　と、続きます。
　どこまでお話しが行くのか、気持ちがはやります。

　ラストで、お子さんは気づくでしょうか？

　見返し後ろに、なんと双六の版が…。

　３・４歳頃から、楽しめると思います。

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優しい気持ちがこどもたちにも伝わる作品　

投稿日：2010/01/28

あみものおつきさま
	作・絵: しばはらち出版社: 鈴木出版

　編み物が出てくるので、この季節に読むのも良いのではと思います。

　うさぎさんから編み物を習ったお月様。　
　編み棒にな～るほど！
　お月様でもすぐには上手になれません。
　お月様の表情が上達に向かって明るくなっていくページが好きです。
　　
　お月様の素敵な帽子を見て、こだぬきたちが「ほしいな」。
　お月様は、自分の帽子の糸をほどいて編んであげます。
　と、次々に…。

　できあがった作品の使い方も楽しい。
　お月様の帽子の糸がどんどん編まれて減っていきます。
　どうなるのかしら？と読み進めたら、そうでしたか。
　よかった、よかった。

　自分の事よりも、人のためにっていうこの優しい気持ちがこどもたちにも伝わる作品だと思います。
　
　ラストのページが、と～ってもハッピーな気持ちにしてくれます。

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言葉って感覚で入って行くことも　

投稿日：2010/01/28

わにがわになる
	作: 多田ヒロシ出版社: こぐま社

　『ねずみさんのながいパン』の多田先生のロングセラーです。
　ダジャレたっぷりの絵本です。
　意味が解らないかもしれないけれど、３歳の頃に読みました。
　でも、言葉って感覚で入って行くこともあるのか、後に「鉢合わせ」なんて言葉を就学前に使っているのを聞いて、『あっ、あの絵本だ！』って、思いました。

　私のお気に入りは、“こうもりのこもり”、“ねこがねころぶ”です。
　息子は、“うまが　うまれる“、“おにのおにぎり”でした。

　おにぎりを食べるたびに、思い出して笑っていました。

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一足早くルンルン気分になれます　

投稿日：2010/01/28

はるだ！！もんね。
	作・絵: 木曽秀夫出版社: 文溪堂

　はるに　うまれた　おたまじゃくしは　かんがえた
　「おおきくなったら　なにになるのかな？」
　あおむしは　ちょうちょに
　だちょうは　……………に。

　ここでもう大笑い。
　春のみんなの変身に、えっ？ええ～～～～？え゛～～～～～～～～？
　って言いながら親子で楽しんだ一冊です。
　明るい色調のおかげで、この季節に読むと一足早くルンルン気分になれます。
　私は表紙絵のらいおんさんの顔が、息子はわにさんのページが好きでした。

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デメリットをメリットへと転換していく発想　

投稿日：2010/01/28

まあちゃんのながいかみ
	作・絵: たかどのほうこ出版社: 福音館書店

　支持者が多いですね～。
　ご縁がなく、この年で初めて読みました。
　子どもの頃、髪を伸ばしたかったけれど、母に反対されて１６歳でロン毛になりました。
　母に今更ながら理由を聞いたら、髪を洗うやら結うやらが面倒だったと聞いてショックでした（笑）。

　主人公のまあちゃんの長い髪の毛への憧れと夢が可愛いなあ。
　ポジティブに、ロン毛のデメリットをメリットへと転換していく発想に、楽しく笑わせてもらいました。

　息子にも、「『つんつく先生』シリーズの先生の作品だよ」と薦めたところ、外に寝るページと洗濯のページで大爆笑でした。
　
　お話し会で、低学年に読んでみたいと思いました。

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可愛くて楽しくてキュン　

投稿日：2010/01/27

あるのかな
	作: 織田道代絵: 飯野和好出版社: 鈴木出版

　楽しい言葉遊びの詩のようです。
　
　みみずに　みみは　あるのかな

　から、はじまります。
　絵が愉快。
　ミミズに耳がついてる絵に息子が爆笑でした。
　でも、まだまだ序の口。
　この後、まだまだ笑わせられます。

　息子は、
　パイナップルに　おっぱい　あるのかな
　の絵にひっくり返っていました。

　私は、
　あしたに　あしは　あるのかな
　のラストの絵に、可愛くて楽しくてキュンとしちゃいました。

　小さいお子さんから楽しめる一冊だと思います。

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