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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい よくぞピクニックに行く気になってくれた  投稿日:2010/01/27
ロバのシルベスターとまほうの小石
ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
 やはり、評価の高い作品ですね。
 結婚前に二度、出産後息子のために一度読みました。
 今回小学校の図書館で、2008年7刷を見つけ懐かしく読みました。
 石が好きなシルベスターが、幼い頃の我が息子と重なります。
 魔法の小石を手にして、喜んでいたのもつかの間、大変な事がシルベスターの身に…。
 何度読んでも、これ以降の両親の心情に共感し、季節が秋へと移っているいるページでため息が出てしまいます。
 春のページがまぶしいくらい明るく、希望の持てる結末を予感させてくれます。
 よくぞピクニックに行く気になってくれたと、やはり読後に思いました。
 
 シルベスターのジレンマと、両親の深い絶望が読者を最後まで惹き付けるのでしょう。

 感動のラストに、当時息子は私に抱きついてきました。
 3歳の頃の感動の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい まんまとソメコの術中に陥ってしまったよう  投稿日:2010/01/27
ソメコとオニ
ソメコとオニ 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
 節分も近いので、こちらの絵本を選びました。
 
 「モチモチの木」や「花さき山」も素敵ですが、私はこの作品の中のソメコのキャラクターが好きです。
 疲れを知らず「遊ぶ」事に夢中です。
 遊び相手探しにも貪欲で(笑)、オニはまんまとソメコの術中に陥ってしまったようにも見え、笑っていまいます。
 こどもって、本当に遊んでくれる人を求めて入るんですよね。
 「忙しいから」とか「あとでね」とかで、スルリと息子を交わしてしまった時に、ちょうどこの作品を読んで反省させられました。

 オニは、邪悪なもの恐いもの、人間に災いをもたらす象徴のようにシンボル化されています。
 が、そんなオニが人間の女の子一人に手を焼く様子が、このお話の面白いところです。

 オニがソメコの家へ出した手紙が、脅迫状かと思いきや……。
 
 オニの恐ろしさを解っているお子さんが読むと、きっと楽しいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 春も近いかも。  投稿日:2010/01/27
こんやはすてきなゆきのよる
こんやはすてきなゆきのよる 作・絵: しばはら ち
出版社: 鈴木出版
 ロマンティックでファンタスティックな雪の夜を、お子さんと楽しめる一冊だと思います。

 真っ黒な野良ねこが、雪の夜お腹を空かして寝る場所を探しいました。
 そこで、出会ったのが、「こんやは すてきな ゆきの よる」とつぶやきうっとり空を見上げる白ねこ。
 野良ねこが、「どうして すてきなの?」とたずねると…。

 白ねこの言葉に空を見上げると、雪がひとひらひとひら綺麗なものや可愛いものに見えてくる各ページが綺麗です。
 この雪は、静かにゆっくりゆっくり落ちてくる優しい降り方をしていて、こんな気分の日にピッタリです。

 白いねこと白い花のページには、恋の予感を感じちゃいます。
 ラストの、野良ねこの一言が効いています。
 春も近いかも。
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自信を持っておすすめしたい この怪獣、ジーーーーーーーーッと見ると…  投稿日:2010/01/27
かいじゅうぞろぞろ
かいじゅうぞろぞろ 作・絵: 木曽 秀夫
出版社: サンリード
 オープニングの文を読んでいるうちに、リヒャルト・シュトラウスの
音楽『ツァラトゥストラはかく語りき』が、頭の中に流れてきました(笑)。
 
 大昔、その頃のひとびとは、恐ろしい怪獣たちと戦わなければなりませんでした。
 このむかしのひとびとの生活の様子が、ユーモラスかつ詳細に描かれていて、笑いました。
 各ページ、怪獣(恐竜の類に見えます)が、ひとびとを襲っています。
 ところが、この怪獣、ジーーーーーーーーッと見ると、一部分が皆勉強部屋にあるものばかり。
 頭がホッチキスになっていたり、足がコンパスになっていたり、角やシッポが鉛筆になっていたりと。
 その怪獣の名前が面白いんです。
 怪獣の描写は一部分を除いて(笑)、なかなか迫力があります。
 一方、戦い逃げ惑う当時のひとびとの様子がコミカルです。
 
 小学生くらいから楽しめると思います。

 ラストのページを開いて、宿題に飽きた息子も、こんな想像の世界で遊んでたんじゃないかな?なんて思いました。
 
 見返しも遊び心いっぱいです。
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自信を持っておすすめしたい 早く 春 来ないかな〜。  投稿日:2010/01/27
はるさんがきた
はるさんがきた 作: 越智のりこ
絵: 出久根 育

出版社: 鈴木出版
 立春も間近ですし、春のお話しを。
 
 さむい あさ 
 たかい たかい そらの うえで
 みずたちは ゆきに なりました。

 雪に姿を変えた水の精たちは、ごきげんです。
 でも、悲しいことが一つ。
 積もることです。
 
 雪になった水の精の気持ちが、よくわかります。
 そうだろうな〜って、思っちゃいました。
 積もっちゃうと身動きがとれないって言うのもわかります。
 春の到来が待ち遠しいのも。

 上へ上へと積もった雪(元は水)の精たちのアパートのようなページが好きです。
 春がやって来たかを、伝令のように聞いていくのが可愛らしくて素敵でした。
 積もった雪の一番上に住む精が、春に最初に出会えると思っていた私も、ラストでとっても温かく嬉しい気持ちになりました。
 
 早く 春 来ないかな〜。
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なかなかよいと思う いいな〜、こういう絵本。  投稿日:2010/01/26
サラちゃんとおおきなあかいバス
サラちゃんとおおきなあかいバス 作: ジェーン・ゴドウィン
絵: アンナ・ウォーカー
訳: 石津 ちひろ

出版社: 光村教育図書
 いいな〜、こういう絵本。
 
 幼い頃の特別な体験は忘れられませんよね。
 サラちゃんもきっと、良い思い出になるのではないかしら。

 学校帰りのバスの中、年少のサラちゃんにとっては、身の置き所ない空間。
 賑やかなのが好きな子ばかりじゃないんですよね。
 頼りのお姉ちゃんは、友だちと座っちゃうし、一番前の特等席だっていつも誰かに占拠されちゃう。
 こんなバスの中が日常だったサラちゃん。
 でも、お姉ちゃんが学校を休んだ日に…。

 読んでいて、えっ、どうなるのかしらと心配しました。
 見つけてもらえて良かった〜。
 サラちゃん楽しかったでしょうね。

 風邪で休んでいたお姉ちゃんまでお出迎えの最後のページに、ははは、ジーンでした。

 スケッチ跡が、残ったような絵が素敵でした。
 見返しもオシャレ。
 バスの行程のページが、読んでいて楽しかった。
 
 低学年のお子さんから楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 一人でニタニタ、ガハハと楽しんで欲しい  投稿日:2010/01/26
カッチョマンがやってきた!
カッチョマンがやってきた! 作・絵: ミニ・グレイ
訳: 吉上 恭太

出版社: 徳間書店
 クリスマスの季節ならずとも通年楽しめる作品だと思います。
 息子は、大爆笑。
 評価5点じゃ足りません。
 2008年に初版発行の作品です。
 
 扉絵に男の子が、サンタさんへプレゼントのお願いを書いた紙が描かれています。
 欲しいのは、最新型アクションフィギュア「カッチョマン」だそうです。
 このカッチョマン、七三分けのおじさんに見えてしまう私はこの絵本を読む資格がないのかも(笑)。

 クリスマスの朝、「カッチョマン」がやって来ました。
 もうここから、男の子(名前もありません)が描くカッチョマンの想像の世界での活躍の始まりです。
 画面割りが、時に漫画のようでとても自由な描き方だと思いました。
 
 息子にうけたのは、カッチョマンの「トースト見張り」の任務。
 怪物ツマサッキーとの戦い。
 おばあちゃんからもらったカッチョマンのニットのつなぎ服。
 スプーンたち救出のシーン。
 ははは、カーッペト海に浮かぶボートの上でのくつろいでいる様子のカッチョマンとタワッシーの姿に大爆笑でした。
 
 奥付前の、作者のプレゼントメッセージが、お兄さん宛になっていたので、主人公の男のは、小さい頃のお兄さんがモデルだったのかもしれませんね
 
 中学年くらいの男の子にお薦めしたいと思います。
 お話し会でというよりは、一人でニタニタ、ガハハと楽しんで欲しいと思います。
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自信を持っておすすめしたい ラストで思い出しましたよ、あの歌♪を。  投稿日:2010/01/26
おはいんなさいえりまきに
おはいんなさいえりまきに 文: 角野 栄子
イラスト: 牧野 鈴子

出版社: 金の星社
 タイトルに童歌の響きをかすかに思い出しながら読みました。
 雨の日に、長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い襟巻き(マフラー)をりっちゃんは編んでいます。
 5歳くらいでしょうか。
 スゴイな〜。
 私は、この年頃にはリリアンくらいしかできなかったな〜。
 雨が降り続いている間編み続けたマフラーは、雨が止んで完成です。
 その襟巻きをして、寒い日にりっちゃんが散歩に出かける姿に笑いました。
 りっちゃんは、次々に寒さで困っている人たちを……。

 絵がユーモアたっぷりで楽しいんです。
 インド人とお巡りさんで大爆笑。
 “おはいんなさい”とはこういう事かとおもっていましたが、なんとラストで思い出しましたよ、あの歌♪を。
 “お嬢さん〜♪〜”。
 絵もまた、ぽっかぽかになっていくのが伝わってきます。
  
 5歳の頃の思い出の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 失ってしまった人の、人としての横顔  投稿日:2010/01/26
のんきな父さん
のんきな父さん 作: 丘 修三
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 小峰書店
 こちらのレビューを見て気になっていた作品です。
 図書館で、見つけて借りてきました。
 家事も終わって、『どれどれと読もう』としたらありません。
 テレビをあまり見ない家なので、階下はいつも静かです。
 息子は自分の部屋(二階)へ行って宿題をしていると思いきや、ソファーにちゃっかりすわって、なんとしっかり先を越されてしまいました。
 
 五つのお話しが入っていました。
 すべて、お年寄りとこどもたちの心の交流の様なお話しでした。
 血縁のおじいちゃん、近所のおばあちゃん、76歳でなくなった父親などなど。
 
 読後息子は、「じいちゃんに、もう少し生きていて欲しかったな〜。」とため息。
 
 彼が気に入ったのは、「箱の中」と「のんきな父さん」。
 のんきな父さんのような人は、今時なかなかいませんね。
 他人の耳から入ってきた失ってしまった人の、人としての横顔。
 正面だけで向き合っていて知っていたつもりが、その人の色々な顔を
知らないことが家族にもあるんですね。
 私は、「にえもんさん」が好みです。
 おじいちゃんとおばあちゃんの愛の歴史。
 おじいちゃんと結託してカツノリくんが病院へ運んだまむしドリンク
のくだりは、可笑しくて悲しくてジーンときました。
 
 中学年ころからでも読めるお子さんも入ると思います。
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自信を持っておすすめしたい バイオリンの力に魅せられた息子  投稿日:2010/01/26
ふしぎなバイオリン
ふしぎなバイオリン 作・絵: クェンティン・ブレイク
訳: たにかわしゅんたろう

出版社: 岩波書店
 明るく楽しいお話しを求めていた時に出会いました。
 カラフルで、語りかけるような谷川先生の文が、お話しを軽快に薦めてくれます。
 バイオリンの力に魅せられた息子は、「バイロリン、バイロリン」としばらく新しい単語を連呼していました。
 お話しが、みんながハッピーに終わっていて、読後パチパチと喜んでいました。
 春まだ遠い、3歳の冬に読みました。
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