「もぐらとずぼん」(福音館書店)をはじめ、「もぐらのクルテク」シリーズでお馴染みズデネック・ミレルの楽しい絵と、「りんごのき」(福音館書店)や「ぼくだってできるさ!」(冨山房)などで知られる原作者エドアルド・ペチシカの名コンビが1963年に発刊した絵本の邦訳版がついに誕生しました!
1963年に発刊なんですね。
以前「もぐらとずぼん」を読んだことがありますが、
この絵本もカラフルで、とってもかわいい絵で
昔の絵本とは思えません。
4羽のスズメが見つけた食べ物を分け合って食べるのですが、
ぼさぼさくんはいつも欲張って、
見つけても一人で食べてしまいます。
そんなあるとき、貨物の中の大量の小麦に出会ったぼさぼさくん。
最初は喜んでいましたが・・・。
みんなで分かち合った方が
喜びも幸せも増すんですね。
ちょっとタイトルが微妙な気もしますが、
スズメだったら、穀物、
人間だったら、お金、
という風刺も込められているんでしょうね。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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