
図書館の前に鎮座している石のライオンは、子どもたちから恐れられていた。ライオンのほうは、人間が嫌いなわけではなかったが、心や気持ちというものがわからなかった。だが、ある孤児との出会いが奇跡をおこし……。

原題は、THE STONE LION。
図書館の入り口に座っている、立派なライオンの石像の物語です。
石のライオンは冷たくて、嬉しいとか悲しいという気持ちがわかりません。でも「動いてみたい」という気持ちだけは持っていました…。
静かに、着々とすすむお話に引き込まれ、途中から涙が止まりませんでした。
誰かのために、何かを諦めることとか、誰かを心から思うこととか、互いに思いやる事ができる幸せとか…そういう事を改めて考えさせられた1冊でした。 (こはこはくさん 50代・ママ 男の子13歳)
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