はじめてのクラス、はじめての学校、みんなどきどきするものだけど……学校だってどきどきしてるって知っていた?
学校がちょっぴり怖い子、苦手な子、いやだなあと思う子たちへ――こんな学校だったら、ちょっと面白いんじゃない?
はじめて新しいクラスに入るとき、新しい学校に行くとき、子どもはみんなどきどきして、ちょっぴり不安を感じるものですが、じつは、学校のほうも不安で心配でしかたなかったとしたら!? 生まれたての学校が、子どもたちといっしょに少しずつ「学校って、もちろん楽しいことばかりじゃないけど、でもやっぱり楽しいかも」と思えるようになるまでを、不安な心によりそって描きました。学校といっしょに、どきどきして、切なくなって、げらげら笑える、唯一無二の学校絵本です。
7歳の娘と読みました。
4月に小学校に入学してはや3か月。
入学したてのころの新鮮な気持ちはまだしっかりと記憶にあり、
「がっこう」の「はじめてのがっこう」に対する気持ちにも
とっても共感できた娘でした。
どんな子たちがくるんだろう?
がっこうってなにをするんだろう?
という新入生のワクワクドキドキ、
そして、
馴染めなくてイライラしてみたり、
なかよくなれそうにない子がいたり、
でも打ち解けて反省してみたり。
といったマイナスな場面も、
子供たちではなく学校目線で描かれていて、とても新鮮なのに
とっても共感できる不思議な物語。
最後まで読み終えると、
「がっこう」ってすてきなところだな、
と、改めて思えます。
なんだか「がっこう」行きたくないなー。と思っている時に読むと
「がっこう」へ行きたくなっちゃう魔法がかかりそう。
そんな不思議な力を秘めた一冊です☆ (ムスカンさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子6歳)
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