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さかさまこく の ちいさな だいまじん ゴーゴー クーボ! (1)
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さかさまこく の ちいさな だいまじん ゴーゴー クーボ! (1)

  • 絵本
作: 雙美 光
絵: ケーサー フィリップ
出版社: コスモノートパブリッシャーズ

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2017年10月17日
ISBN: 9784909351005

54ページ

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【結果発表】独特の造形と色彩の世界観を楽しんで!

みどころ

クーボは、冒険心あふれる男の子。
ある日、相棒のストロベリードッグと、水たまりをのぞく遊びをしていました。
しかし、どんなにクーボたちがおもしろい顔をしても、
水たまりの中のクーボはニコリともしません。
ふしぎに思ったクーボは、時空を超えることのできるマシーン、
ドングリンに乗って、みずたまりの世界へ!
そこは、「おはよう」と声をかけても「こんばんは」、
「おいしいですね」には「まずいよ」、
「きれいですね」だと「みにくいよ」と、
すべてさかさまの答えしか返ってこない世界「さかさまこく」。
ここは、思ったことを口にしてはいけない国なのです。
本当のことばかりを口にしていたクーボは、
パトロールカーに見つかり、さかさまこくを治める、だいまじんのお城に連れ去られてしまいます。
クーボはさかさまこくの異変を解決することができるのでしょうか?
そして、元の世界に戻ることはできるのでしょうか……。

「ゴーゴークーボ!」シリーズ1作目として出版された本作品は、
スイス人アーティスト、フィリップ・ケーサーの描く、オリジナリティあふれるキャラクターと、
独特の色彩が目を引きます。
さかさまこくの住人や建物などの造形もとてもスタイリッシュ。
見ているだけで、ここではないどこかへ旅をしている気分になります。
本当のことの言えない「さかさまこく」という設定や、
さかさまこくを治めるだいまじんの意外なコンプレックスなど、
少し大きいお子さんでも楽しめるストーリーも魅力的。
クーボたちが次はどんな世界へ冒険に行くのか、
新しくどんなキャラクターが登場するのか、続編が待ち望まれるシリーズです。


(木村春子  絵本ナビ編集部)

さかさまこく の ちいさな だいまじん ゴーゴー クーボ! (1)

出版社からの紹介

スイス人アーティスト、フィリップ ケーサーが描く、
独特な造形と色彩のビジュアル表現。
そして、奇想天外かつオリジナルな世界観とストーリー。
これらが子供達のイマジネーションを刺激しながら、心のありようも育みます。

日常の何でも無い風景や空間が突然! COOBO(クーボ)の大冒険のフィールドになります。
自分の部屋の壁のシミから始まって、地下室の洗濯機、棚の上の金魚鉢
タンスの裏の不思議な穴、冷蔵庫の氷室、夜中にクローゼットから聞こえる洋服たちのおしゃべり...
冒険は家の中から、庭の世界へ。
大雨のあとの水たまりを見ていたら、中に左右反転の自分がいた!
やがてふたりは家を出て、森の中へ。
おっきな樹にぽっかりと空いたうろの中、秘密の滝壺の裏の世界など
世界が自分の部屋から外の世界へグングンと広がって行きます。

毎回 COOBO(クーボ)はピンチと遭遇し、それを仲間と解決し、
その度、クーボは色々な『知恵のかけら』を手に入れます。
その『知恵のかけら』はまだ知らない世界への入り口の『鍵』となるのです。

主人公COOBO(クーボ)の冒険を通じて子供達は世界を広げ、
他者と自己の違いを知り、協調性や共感性など様々な人間社会のルールを学びます。
同時に、自由な発想こそが、より良い社会を作るのだということを理解するでしょう。

すべての子供達に、正しく美しい心のありようを伝えたい。

それがCOOBO(クーボ)の絵本のビジョンです。

ベストレビュー

とてもユニークな作品

スイス人アーティストの作品で、造形や色使いがとても独特で鮮やかで、今までに見たことがないような世界が広がります。

一度見たら忘れないような、とてもユニークな作品なので、好みは分かれるかもしれません。

ストーリーとしては、とても面白く、子どもたちにも分かりやすい内容になっています。

『ありのままの自分を受け入れる』というテーマが根底にあるので、その辺も最近のトレンドだと思います。

努力するということと、自分とはかけ離れた他のものになるということは、まったく違うことなので、わたしはとても好きなテーマなのですが、『ありのままの自分』でいいなら努力しなくてもいいじゃん、ということではないということをフォローしなければならないのかなとも思います。
(ロアルダールさん 40代・その他の方 )

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